写真は四ッ谷駅のホームの間に設置された広告看板に貼り出された某煙草会社の缶コーヒーのポスター2枚のうち、四ツ谷駅バージョンのコピーのもの。もう1枚は全国バージョンのコピーだと思う。さらに右のもう1つの看板にはビール会社の缶コーヒーのポスターが並んでいた。
USAに研修旅行で行った時、「日本でよく売れる缶コーヒーはこちらにはない」と聞いてなるほどねぇと思ったものだが、日本での缶コーヒーの売れ方はちょっと異常な気がする。
職場にコーヒーメーカーがあっても男性職員の机の上によく見かけて、私などは不思議に思って聞いたことがある。カップに入れてくるのも面倒とか用意してくれる人に気を使いたくないとかということのようで驚いたものだ。
最近は無糖タイプも出ているが、とにかく缶コーヒーは甘いものが多いので1日に何缶も並べている人を見るとメタボの原因はそこだろうと思ってしまう。そういう人はストレス発散に飲んでいるようなもので煙草と同じようなものだ。
大体、日本で他国にない異常さとして街中の自動販売機を挙げたい私だが、地球の温暖化問題で室温をエコ温度にしようとやかましくいうのなら、まず自動販売機を全部撤去してからにして欲しい。省エネルギー政策でコンビニの営業時間規制というのもあるようだが、それより先に自動販売機をなくす方がいいと思う。それで利益を得ている設置者にある程度の補償は国でしてでもなくすと長期的にみるとかなりの省エネ効果を上げるだろう。
煙草の未成年喫煙規制対策でも「タスポカード」などよりもはるかに効果的だろう。
そういう思い切ったことができないのは、習慣性のあるストレス発散用商品を売って莫大な利益を上げている企業や税収を期待しているところから圧力が大きいからだろうと考えると腹がたってくる。結局、身体を壊すのも自己責任で国が最大限の努力をする気はないだろうし、そういう政策を求める声もまだまだ小さいということか。
TVCMでは禁煙補助薬のもう一つのブランドが日本上陸したということだ。煙草を吸わせて儲ける会社、禁煙の薬を売って儲ける会社。そういう力に翻弄されずに生きていくのも大変だ。
朝から帰宅するまでに乗ろうと思った電車が目の前で行かれること3回、中央線の人身事故で電車が止まって別路線で出勤しなくてはならないはということが続き、疲労感を引きずった一日だった。
9/29追記
「Yahoo!JAPAN知恵袋」に地球温暖化がらみで自販機の消費電力についての情報をみつけた。ご紹介しておきたい→こちらへ