Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

ヤマハ「C3X」は「旧C」と別機種(=格上)? 後継機種?(No.2901)

2024-07-02 23:15:44 | グランドピアノの買い方・選び方
本日号ではヤマハを紹介する。グランドピアノの主力だろうと推察される「CXシリーズ」が「旧Cシリーズ」の 別機種か? 後継機種か? である。ヤマハが「google検索 復活」したので、
ヤマハ | CX Series

ヤマハ | CX Series

切れの良い音の立ち上がり。煌きのある音色。粒立ちの良い和声感。ヤマハコンサートグランドピアノ「CFX」の遺伝子を受け継いだ、新しいグランドピアノの誕生です。

 

をご覧下さい。
<引用>
支柱
奏者からの入力をきちんと受け止め、豊かに響かせるための要となるのが奥框と呼ばれる部品で、人間でいえば骨盤のようなもの。C3X以上のモデルではこの奥框の厚みを従来より約20%厚くすることで音に力強さを加えた。文字通り土台から見直した設計になっている。

響板
今回、特に豊かな響きが要求されるC3X以上のモデルでは響板、響棒、駒を接着する手法を見直し、コンサートグランドピアノCFX同様のクラウンメイキング手法を採用。これにより、一層豊かな響きとレスポンスの良さを実現している。
<引用完>
つまり、

  1. 奥框の厚みを従来より約20%厚くする
  2. 響板、響棒、駒を接着する手法を見直し

この2点だけが【C3X以上のみ】が改良されている。「ソフトランディング」なんて、私高本がC7LA-XP購入時に既になっていたし、「ハンマーがCF同等」は1967年C3 & C7 発売開始からだぞwww

紛らわしいのは【響板、響棒、駒を接着する手法を見直し】であり、

  1. 響板、響棒、駒 自体は全く変わらず
  2. 接着する手法を見直した → 接着剤 を変えた

多分、「音の改良」はあることはあるのだろう。費用削減かも知れないが。

楽器の接着剤は膠(にかわ)が最高


がヴァイオリン製作で語られているので改良と信じたい。

「奥框(おくかまち)」は
ピアノのしくみ:パーツの名前を知ろう - 楽器解体全書 - ヤマハ株式会社

ピアノのしくみ:パーツの名前を知ろう - 楽器解体全書 - ヤマハ株式会社

 

に掲載されていないので、どこかは判明しない。多分、「前框(まえかまち)」の奥だろう。

「ミュージックワイヤーを一新」とあるが、「スズキ → レスロー」。弦は音色に影響を与えるが、影響力が微小。
「響きが豊か」は響棒&駒の接着効果かも知れない。

  1. 響板 → 変化なし
  2. リム → 変化なし
  3. ハンマー → 変化なし

纏めると

ヤマハCX は、奥框、接着剤、弦 を改良、響板、リム、ハンマー はそのまま = 旧C の後継機種。上位機種では無い

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヤマハ新本社横浜みなとみら... | トップ | 先発医薬品vs.後発医薬品、先... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

グランドピアノの買い方・選び方」カテゴリの最新記事