ボストンピアノの歴史
ボストンピアノの歴史については、スタインウェイHPを見ても何も分からない。
著者の 馬場行正さんは、カワイ出身のコンサートチューナー、広島市在住。馬場さんは、モダンピアノだけでなく、フォルテピアノ や チェンバロ まで調律整調整音をする凄腕! 広島市内のライブハウスでアメリカ「メイソン&ハムリン」グランドピアノを調律担当しているので「アメリカンな音」を熟知している。貸出スタジオのピアノが ハンブルクスタインウェイM と カワイRX-5 だから「ヨーロピアントーン」「日本的トーン」が好みのようである。カワイRX-5 は SKシリーズの先行モデル。
1991年ボストンピアノ発売開始時、カワイ在籍中。これほどボストンピアノ生産会社=カワイ 側から見た人はいない。
リンク先に明記されている通り「ヤマハ対策」である。ポイントは
- 2度の改訂があった
- 小型機種が「悪くない」
- 割高
割高なことは、万人が認めるところ。
ボストンピアノとカワイピアノは「整調整音」が随分違う様子。「工場出荷」の段階から「ピアニスト宅納調」までに「誰」が「整調整音」するか? で、相当に変身する感じ。