お菓子な時間

お菓子教室『 Rosen Bär 』のblog・・・

陳健一先生

2010-10-06 17:03:26 | 雑記
本日、午前中の教室が終わってから、非常勤でお世話になっている、
広島酔心調理製菓専門学校に行ってまいりました。

でも、今日は授業では無く、中国料理の巨匠、陳健一先生の、講習の聴講。
教室で遅くなってので、少し遅れての聴講となり、麻婆豆腐を仕上げていらっしゃいました。
聴講生全ての試食分を作っていらっしゃったので、お豆腐18丁分っておっしゃっていたハズ。

テレビを観ていても思う事なのだけれど、先生はトークがとても面白い。
途中からだったのに、引き込まれてしまった。
生徒達はもちろん、憧れの陳先生な上、面白いトークで場内爆笑!
海老チリと麻婆豆腐を試食させていただきましたが、美味しいのはもちろんだったのですが、お人柄がなんと素晴らしい♪
そして話が素晴らしくて、途中泣きそうになってしまった。
聞かせていただいていて、自分自身、反省する事ばかり・・・。
きっと今、学んでいる生徒達には、心に響いたのでは無いだろうか。

料理人として忘れてはならない事。料理を作る事が好きだという気持ち。
そして、料理人だけでお客様に美味しい料理を食べていただけるのでは無い。
サービスしてくれる人がいるからこそなのだという事。
自分がどんなに凄い料理人になっても、お客様の所に運んでくれるサービスマンがいてくれるからこそ成り立つのだという事。
てんぐになってはいけないという事なのでしょう。

従業員とオーナーの関係もそうだと思う。
働いてくれている人がいるからお店を開ける事が出来る。
従業員は、雇ってくれるオーナーがいてくれるからこそ、働いて、学ぶ事が出来る。
全ての周りの人に、感謝の心ですね。お客様にも、サービスマンにも、従業員にも・・・。
初心忘れるべからずですね。

私の場合、生徒さんが来てくださるから教室を維持する事が出来る。
酔心の生徒達が支持してくれるから、製菓理論の授業をさせていただく事が出来る。
私も肝にめいじます。

中国料理の先生に、陳先生に一緒に写真撮っていただきましょうか?と言っていただいたのですが、
なんとまぁ、ミーハーみたいでたてまえの私が顔を覗かせ、お断りしました。(笑)
でも握手位して貰えば良かったな~!

美味しいものを作られる方は、人の心も引き付けるのだと改めて感じました。
笑顔もとても素晴らしかった!
心の洗濯をしていただけた、そんな時間でした。

こんな時間をくださった、酔心の校長先生、ありがとうございました。
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