ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

OTODAMA'10 音泉魂@泉大津フェニックス

2010-09-04 14:02:44 | ライブレポ
キタキタキタキタキタ~!!!!
年に一回のお祭り、清水音泉が総力を挙げて(?)作る、良く出来た学園祭こと、音泉魂(おとだま)。

今年初めてソールドアウトですよ。オメデトー。
画像一番下は、今回唯一買ったCD、(ライブは見てない)セックスマシーンの会場限定盤と花団のピンバッジ。物販テント一度も行かなかったな。

さて、ではレポレポ。

朝もはよから、ろっくんろーるに囚われて死ぬまで大人になれない変な人たち(いんくるーでぃんぐ儂)と車に乗り込み一路目指すは泉大津フェニックス。

運転担当Y様のお陰で開演前に到着。
が、想定外の入場渋滞。むーーーーー。
まさかまさか、痛恨の行列待ち30分。のー!
折角ヤングライオン編にわざわざ行ってゲットした2組というすぺしょーな組番も意味がなかった(しゅん)

それでも大所帯用になんとかシートを確保。始まるOTODAMA2010!
早速レイザーラモンRGと代打屋中川に加えてガリガリガリクソンの入浴宣言。ガリクソン、アナウンスされてないけれど幟があったもんねー。でも、入浴宣言何やってたか全然覚えてないよー。RGが今回もなんか歌っていたような気がする。。。

トップバッターDOESが始まるが、空腹を覚えいきなり飲食ブースへ。
まずは腹ごしらえじゃー、塩豚丼(結局一日いてごはんものこれしか食べなかった。あと夕方にバナナキャラメルパニーニ)。

聞いた順に~

 ☆DOES (大浴場)

かっけー。
去年のOTODAMA掛け湯編で聞いたときとちょっと印象が違う。何故だー?ちょっとポップな感じになったのか?でも、最初の「曇天」からして違う気がした。全体的に踊れる感じになったのではないかと。(そこか?)。最初半分塩豚丼に心が奪われていたのがちょっと残念。

 ☆a flood of circle (露天風呂)

かっけー。かっけーよー。
こちらは今年のヤングライオン編で初めて見たけれども、この風格はなんだ?グリグリ来る。前回に比べるとちょっとステージングにも余裕のある感じ。

 ☆THE TON-UP MOTORS (SET YOU FREEテント)

かっけー。かっけーよー。なんか知らんがかっちょいーよー。
なんですか、今年のOTODAMAはカッコいい祭ですか?
こちらは去年のOTODAMAで初めて聞いたバンド。濃ゆーい顔のボーカルさんにのび太君顔のベースさん、でもめっちゃファンクです(ファンが読んだら怒られるか?)。スクービーもいいけどこっちも熱いッス。

 ☆AWAYOKUBA (ライブハウステント)

ほんでもってこちらは2か月前の見放題で初見だったバンド(聞くのん2度目のバンドばっかや)。その時は曲によってばらつきがあったのだけど、今回はなんのなんの、どの曲もぐぐぐっとふるっている感じがする。若さゆえの成長か?恐ろしい。。。インスト曲もミディアム曲も良い感じ。いいねいいね、踊り倒したいね。

 ☆鈴木圭介&竹安堅一 (大浴場)

というか、熱湯コマーシャルのコーナー。
圭介さんと竹安が出てきて、清水音泉年越しイベントの宣伝をするというのが建前の建前で、実は3年連続なるから出られないフラカンが宣伝に託けてステージに上がるというのが建前というややこしいコーナー(実際には白目充血~で出る、後述)。
おまけに、何をするのかと思えば、自分たちは熱湯に入りたくないからと四星球(いつも通りに法被にブリーフ)を呼び込み、彼らに熱湯にチャレンジさせるという。ほんでもって、案の定リアルスーパージョッキー状態。やりよる、四星球、さすが芸人魂(実は鳴門教育大学が誇らないコミックバンド、誇る方はチャットモンチー)。やつらはタダモンじゃねぇ。。。
で、軽く謹魂の宣伝をして「元少年の唄」をアコースティックで披露。軽い感じだけど、圭介さんの昂揚感がなんともかんともほほえましい。

 ☆ミドリ (大浴場)

後藤まり子。すごい。
熱湯コマーシャルの次がこれという流れも凄いが...
実は生ミドリ初なんやけど、全身全霊を込めたような煽りっぷりが振りきれていてすごい。
ほんで演奏。後藤まり子のパフォーマンスに目が行ってしまうけど、がーがーいっているだけなんかと違う。なんだろうこの土着な感じは。以前はパンクっつったら単純な音楽の見本みたいなイメージがあったが(今は違うのか?)。

 ☆四星球 (SET YOU FREEテント)

本編に出たいと願い続けた四星球。しかし今年もセッチューテント。本編出場諦めましたとな。次はコヤブソニック狙いだー、ほへ?
ええやん、もうセッチューテントで(笑)
しかし、後ろの方で見たら音聞こえんし前行こうっ、四星球は小ネタが多すぎて前で見ないと何やってるかわからん事多いし、と思ってテントのところまで来たが、始まったら。。。どっひゃー激モッシュー!ギューギューでコンコンコンプレックスの手もよう挙げられませんっっっっ!
熱湯コマーシャルで、本当に売りこめたのは謹魂でもフラカンでもなく、四星球だったのでは?
「来てくれてはったんですか!?」のネタは3人。そりゃぁ、時間もなくなるわっ。あやうく30分で3曲になるところだったけど、なんとか4曲。でも、ひたすら濃厚な時間。「テレビ局のカメラが入ります」「アリエッティ邪魔!」「大根とネギ」笑いまくる。

 ☆白目充血絶叫楽団 (SET YOU FREEテント)

圭介さん「こんにちは、フラワーカンパニーズですっ!。。。違った。。。」
ってもうどう見たってフラカン以外の何物でもないですけど?フラカンは今年出ると3年連続になるので本編に出られない、そんなわけでのセッチューテント。名前変える必要まであったのか?(スクービードゥも「FUNKY4」名義で出てるから対抗したのか?)一曲目から「白目充血絶叫楽団」です。「あの日見た青い空」やって、また「元少年の唄」やって、あれ?「アイム・オールライト」だっけ?(<もう忘れてる)で、「真冬の盆踊り」真夏でも真冬の盆踊り。
普段からそうだけど、普段以上に肩の力が抜けて楽しそうなフラカ...いや、白目充血絶叫楽団さん。
そういえば、前さんの部屋一度も行かなかったな。。。

 ☆アナログフィッシュ (露天風呂)

三人に戻ってのアナログフィッシュになってやっと聞けた。
去年サポート入れてのアナログを見たけど、なんだかがんばっている感じがしたもんなー。キーボードは残すのかと思ったけど、違うのか。なんだか久しぶりに聞いたらちょっと爽やかな感じが漂っていた。下岡さんのボーカル中心だったりするのに(失礼?)。飄々としていて変な感じのアナログフィッシュが好きなのでちょっと物足りない感じはあったけど。それが味よねぇ。

 ☆POLYSICS (大浴場)

実は、四星球の後くらいからちょっとフラフラした感じがあった儂。ポリはシートで大人しく観賞。
儂はPOLYSICSを聞く人ではないけれど、やっぱり3人になったのは寂しく感じる。打ち込みしているとはいえ、キーボードがいないと全然違うものだなぁと。ハヤシさんに余裕がないモノなぁ。セットリストもやっぱり以前の感じと違う気がするのだ。詳しくないのでわからないけれど。

 ☆毛皮のマリーズ (露天風呂)

今回実は一番期待していたバンド。音源聞いて、アー写とかも見て、これはなかなか味わい深いバンドが出てきたのかも。。。と思ったのだけどちょっとかいかぶり過ぎだったか?きっといい人たちなんだろうけど、あれだけのルックスを持っているので、もっと演出加えてもらえると嬉しいな。いや、個人的な希望ですけど。

 ☆THE BACK HORN (大浴場)

もーすっかりじぃさんなのでここも大事をとってシートで観賞。
以前は別にどうという事もなかったバクホン。でも今回は聞く。が、どうだろう思っていたより軽く感じてしまう。イベント向きバンドではないのか?むむむ、ワンマン行くか?

 ☆Cocco (露天風呂)

前一昨年はトリを務めたCocco。今回は露天風呂。
この3年、またしばらく活動が途絶えた時期があって気にしていたのだけど、また生で聴ける事が出来るのが嬉しい。Coccoが登場しただけで泣きそう(まだ歌ってもいないのに)。「強く儚い者たち」でホントに涙が出てきた。
一曲目の強く儚い者たちを歌いながら、しきりに手首を振っていたCocco、テープを巻いてマイクを固定してもらう。力が入らないのだろうか?だいぶ痩せてしまって、なんだか、声量もちょっと弱いような気もする。それでも全身で歌うCocco。なにしろ振り絞るように歌う曲が多いのだから仕方ない。「ニライカナイ」の囃子もちょと重く聞こえる。MCも無かったし、だいぶ辛いのだろうか。命を削って歌っているかのように見えるCoccoが心配。
「絹ずれ」はウチナ―グチバージョン。

 ☆MONGOL800 (大浴場)

ギリギリまでセックスマシーンと迷っていたけれど、結局モンパチに。
メジャー曲中心で期待と違ったけれど(って、それはそれで楽しいんだけど)「神様」と「矛盾の上に咲く花」に泣きそうになる。Coccoもそうだけれど、沖縄のアーティストはちゃんとメッセージを持って来ているのできちんと受け止めなくちゃと思う。暴れるためだけの音楽じゃないからね。でも最後は「PARTY」

 ☆花団 (SET YOU FREEテント)

人の流れに乗って辿り着いたら怒髪天@露天で「酒燃料爆進曲」!男よ呑め、男よ酔えやるせない人生のぉ、あ~あ~あ~あ~!楽しいっ!...んが、ちょっと待て。今回怒髪は断念する筈じゃなかったのか? のぉぉぉぉ、花団行くつもりやったんや~!
ってなわけで、慌てて近くの(^^ゞセッチューテントへ。
花団もどんだけ自由なバンドか。ベースさんが歌う、禿の人に捧げる歌から、唐突に始まる15の夜への流れ、最高です。あんなに盛り上がる15の夜を儂は知らない。ベースさんの演技がすんっごっくいいっ!(あれが演技じゃないとヤバい)。万歳万歳先輩に彼女が出来た―♪ホネホネロック♪ 楽しすぎる~~~。

 ☆BEAT CRUSADERS (大浴場)

本日ラストライブを飾るビークル。
なんで最後のライブにワンマンじゃなくイベントを、しかもOTODAMAなんだろう、と思っていたけど、なんとなく納得できる感じの最後だったなぁ。まぁ、ファンの人たちにとっては納得いくものだったのかどうか疑問だけど。湿っぽいのとか感動とか嫌うんだろうね、バンドのイメージとして。最後までおふざけで通しきる、その為に自由度の高い(ような気のする)OTODAMAだたという事ではあるまいか?
アンコールで「最後ですが新曲やります、踊れるもんなら踊ってみろ!」これ、盛り上がるよね。ダブルアンコールは清水音泉の配慮か。

 ☆Theピーズ (露天風呂)

風呂掃除。なんと贅沢な風呂掃除(笑)
最後の最後にOTODAMAらしさあふれる演出がなんとも良い。ホントにこんだけやって、一体来年のOTODAMAはどうする気だい?清水さんよぉ。
最後、アンコールのYeahでは、モップを持った人たちが乱入、大団円。ほんまに、なんちゅーふざけたフェスなんでしょう(褒)。

以上、
聞きたかったのに被っていてダメだったバンドもあったけれど、これだけの満足度は他にないかもしれん。充実の一日であります。

音楽が好きで良かったにゃ~。

OTODAMA'10 音泉魂@泉大津フェニックスの画像

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