ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

「西原理恵子 博覧会 バラハク」展@京都国際マンガミュージアム

2010-03-29 13:19:16 | 展覧会とかアートチックなもの
サイバラ、と言い捨ててしまうほどには彼女のマンガをちゃんと読んでいないアタクシ。
西原理恵子画伯だな。。。(高須センセ風)

彼女のマンガは嫌いじゃぁないのだけど、軽い気持ちでは読めなかったのだ。
雰囲気は軽いのに、中身は重いのが多いんだもの。おまけに文字数多いし、色づかいといい、絵面といいごちゃごちゃしてつかれるし。

なんでも、色づかいについては「出来るだけ目がチカチカするように心がけている」らしい。。。。
かけるな―!そんなもん!!!

それでもチラチラと
機会があれば見たり読んだりして知っていたのは、まぁじゃんほうろうき、とか、ぼくんち、とか、鳥頭紀行あたりか。
自分で持っているのはようやく「どうころんでも社会科」だけ。
#いや、それは挿絵のみだから。。。

彼女への見方が変わったのはやっぱり「いけちゃんとぼく」
映画は見られなかったけれど、代わりに原作の方を読んだ。

あぁぁ、これはなんだろーね。
こんな切に刹那で悠久な大人の恋のメルヘンは見た事がない。
#子供の話だけど、大人の恋心のお話です(わかりにくいわっ!)

おかげで展示会場で「いけちゃんとぼく」のポスター見ただけで泣いてしまったじゃぁないか!
注:結局映画は見ていません

ほんで、
どうやら最高傑作と言われている(らしい。。。存在自体全然知りませんでしたけど。。。)

 「うつくしいのはら」

うちのめされる。

これは、悟りの境地ではあるまいか!?

あー、これ以上何も言うまい、言ったらなんか違うものになってしまいそう。

何かに収録されている、って書いてあったのだけど、何だったか忘れてしまったのが無念(<馬鹿、ぐぐりなさいっ)

#あ、営業ものがたりみたいです(<ぐぐった)、買いに行こう

ちなみに展示順路の一番最後には画像のように毒々しいピンク系で彩られたお部屋が(この部屋だけ撮影可)。
あのぉ~、アタクシ直前のお部屋で涙してたトコなんですけど、余韻に浸るとかナシですか?
何を言わんとしているか、意図はまったく不明。

っつーか、そもそも基調になるトーンが「ショッキングピンク」だなんてどうなんだ!?
ほんで、この絵って。。。ミスマッチにもほどがあるっ!
#そこが魅力、とか言うんだぜ、きっと

奇を衒っているの好きですか?
はい。大好きです。

さて、展示会は5月9日まで。
そのあとは高知でも開催予定。

おっ、地元に錦(?)を飾るんだね。

http://www.kyotomm.jp/event/spe/...

「西原理恵子 博覧会 バラハク」展@京都国際マンガミュージアムの画像

「西原理恵子 博覧会 バラハク」展@京都国際マンガミュージアムの画像

「西原理恵子 博覧会 バラハク」展@京都国際マンガミュージアムの画像



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