ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

情熱マリーとしゃぼん玉ハイスクール@都雅都雅

2009-10-17 19:52:20 | ライブレポ
都雅都雅って何年ぶりだろう。学生時代になぎら健壱を聞きに行って以来では? とりあえず、この関心空間で日記書くようになってからは初なのではないかと。

さて、

京都のセックスシンボル情熱マリ子さん率いる情熱マリーとしゃぼん玉ハイスクールの第3回ワンマンリサイタルにして初のフルアルバム、しかも全国流通版CD発売記念ライブ!

いやー、すごいねー。全然露出していたとは思えない(情熱マリ子さんの衣装はのぞく)このバンドで全国流通盤って。しかもエイベックス!(当然インディーズ発掘系のレーベルだと思うんだけど) 売れるのかねぇ (心配)

開演6時半ギリギリに到着都雅都雅。ほえー、外まで人溢れていますよ。
大人気かもしかして? 結局会場入れたのも20分くらい過ぎてからだったかしらん。
会場内は前7割方椅子が並んでいますが、後ろには立ち見の人々がぎゅっぎゅっぎゅっぎゅ。あぁ、この状態でどうしろと!?動けへんやん!とか言いながらまだ始まりそうにないのでCD買っておく。
「会場でCDお買い上げの方にはポスターお付けしています。」 ありがとー、でもこのぎゅーぎゅーの中では逆に邪魔で困るんですけど。。。仕事帰りだから他にカバンも持っているし。。。あー、でも暑いよ暑いっ!ジャケット脱いじゃうっ!モゾモゾモゾモゾ<あぁ、迷惑千万なヤツです、ごめんなさい周りの皆様 (今頃?)

というわけで多少遅れてライブスタートです。

スクリーン登場。
なんと、オーマイキーからフーコン家のパパのナレーションでバンドの紹介と宣伝活動の様子が!初っ端から超微妙な感じのところにお金かけてますよね?宣伝カーは自転車なのに。<いちおう京都繋がりということでOK?石橋さん
CD購入者からの嬉しい反響!「CD買ったら彼女と復縁しました!」「CD買ったら体重が20キロ減りました!」「CD買ったら猫のタマが帰ってきました!」
なんでやねん!そんなんしません!絶対に!
#つーかそもそも発売してまだ3日目だっつーの

そして登場情熱マリ子!裸の男二人に担がれて入場!
意図が。。。意図がわかりませんっ!!!

 1曲目 「回れ!!回転木馬」
はぁー、力入っているねー。しかし会場はなんだか緊張気味。不思議なかんじ。お約束の振りとか、まだまだする人は少ない。

情熱マリ子「続いて行きます!」
サックス古田「いやいや、ちょっとちょっと、続けていったらアカンねん!」
情熱マリ子「・・・・???」
この1曲目からギターの弦が切れるハプニング。「高ちゃん!」 ど頭から焦るマリーと一件冷静そうに振舞う古田さんとマイペースで弦を張り替えに行く宮原さん。初っ端から告知とか。段取りとか、まぁいらんのんちゃう?このバンドには。結果として
「面白かったし、ええやろ?(byギター宮原高志)」 がこのバンドの方向性を示しているのかと。。。会場も若干和んだか?

 二曲目 「情熱の赤い花」
 三曲目 「恋はビュンビュン」
 四曲目 「めくるめく行為」
 五曲目 「雨の日曜日」

寂しげにソロバンをはじく古田さんが印象的☆。事前に言ってくれれば今回だってマイ算盤持っていったのに。
ほんで、次にゲスト登場。前田正志。曲の前に「涙そうそう」の替え歌を披露。下ネタ爆発、スバラシイ!MCでは嫁への愛が炸裂、ウツクシイ!そして曲へ。

 六曲目 「眠りにつく前に」

よいです。よい。セックスシンボルだけどこういう切ない歌が実は歌えちゃうところが情熱マリ子さんのウリになるのでは?と密かに思う。

 七曲目 「モーレツ!!調教ママ」

しゃぼん玉ハイスクールの代名詞的な曲、みたいな事言わはったかと思いますが。確かにそんな感じよねー。インパクトだけなら。
お客さんがみんなムチ持って来るほど人気が出たらどうしますっ? ちょっと引きますね♪。

そして余興のコーナー。
余興のコーナーって。。。 まぁこの2部制で間に余興のコーナーがあるという展開。パンフレットにちゃんと演奏曲目が載っていると言う親切設計。リサイタルですからね。あは。

余興1「古田小路きみまろ」
 サックスの古田さんが綾小路きみまろに扮して(真似して)のトークコーナー。微妙な笑いに包まれる場内。この空気に屈せずにやり切れる古田さんはすごいと思います。

余興2「情熱マリーとメグミ・アラモードリサイタル」
 「透明人間」と「カルメン」を熱唱。
一回目のワンマンリサイタルの時は、このコンビによるショーからスタートだったなぁ。二人のシンクロ率に多少の難があるけど余興ですから。メグミ・アラモードの色香に酔う時間でございます。

余興3「情熱ダンス部最終公演」
 バックのにっしぃ、栗山さん、岡本さん、宮原さんが猛練習して青春をぶつけるダンス部活動。そして今日が最初にして卒業公演。ユーロビートで踊る踊る。女装とカツラで。意味が分からんわ!でも無表情加減とイタイ感じがちょっと面白くて悔しい。

そして気を取り直して第二部

 八曲目 「恋のハイヤー」

にっしー「面白いですか~!?」 「面白い? じゃぁ、謝りませんっ!」
あぁ、ポスターの話ね。そんなキャッチ気にしている人いませんってば。

 九曲目 「夜へ急ぐ人」

ちあきなおみのカバー。アルバムに入っています。ってこの曲、初めて聞きましたが。。。怖くないですか?ちょっとその「おいでおいで」。怖いです。でも情熱マリ子さんにぴったりな気もする。どうなんだ?

 十曲目 「バケーション」
 十一曲目 「カモメ」

いい曲。
だと思うんだけどねー。スクリーンが出てきてゆったりな曲調にあわせて幻想的な情景にカモメが飛ぶ姿。。。。ではなく空を泳ぐ古田氏。。。。(ーー;)
だーかーらー!曲の世界観を自ら壊して喜んでるこのバンドは一体?

 十二曲目 「京阪ラヴトレイン」

曲に合わせてダンボールで作ったと思われる京阪電車(あのー、子どもが電車ごっこするようなヤツです)で登場古田さん。もう好きにしてくださいっ!<かなり好きにしています (ところでこの曲、新曲?)

 十三曲目 「GOしてDO」

情熱マリ子さんの最後のMC。
フツーです、めっちゃフツー(笑)。フツーにここまでこれたことの感謝とか。
フツーじゃアカンのかいっ!?

 十四曲目 「寺町別れ歌」

ほんでもってアンコール

 十五曲目 「ワォ」

新曲っ!
お、ユニコーンに感化されたか?(多分違います)
「今日、ワンマンなので赤い勝負下着です!」「ワーオ!」
「私、実は初キッスが21の遅咲きガールです!」「ワーオ!」
どやさ?

 十六曲目 「ナイーブなセクシーボーイ」
 
なんとなく大団円


まぁ、ツッコミどころしかなくって感想書くにも困るわけですが。。。

とりあえず、情熱マリ子さんがカワイイ人であることはウスウス感じていたわけですけどね。こんだけしゃべっちゃうともう隠しようがないよねー。以前のイメージはほとんど喋らないし、表情変えないし笑わないし、曲の合間にポケットウィスキー出して飲んでるし、鞭振るし。代表曲が「モーレツ!調教ママ」のように女王様キャラで売った方がイメージ的には面白いような気がするのだけどなー。

あー、そいえば古田さんのネタコーナーが無かった。弦が切れた時に結果としてネタ披露してたけど。同じサックスの馬場さんは、今回一部だけ演奏。見習いじゃなくてサポートになったのね。紹介されなかったけど。彼の感じなんとなく好きなんだけどな。

うふふ。
次回はなんとMINAMI WHEELでございます。
行くよ、行く行く。当然ぢゃん。

#情熱マリー出なくてもいくんだけどねー、あははぁん~