「ヘンテコノミクス」は2017年11月刊行。副題に「行動経済学まんが」とあるように、まんがで経済学を語る。行動経済学とは、これまでの経済学では説明しきれない人間の経済活動を人間の心理から解明しようとする学問だという。人は安い、かっこいい、質がいいという理由だけで行動するのか。そこには人間的な原理が横たわる。
叱るだけでは壁の落書きはなくせない、セールスポイントを逆説で、延長保育を有料にしたら、思い出の品の価値、なじみの店を替えたら後ろめたい、身内にライバルを出現させる効果、相手が喜び言葉を最後に、松竹梅の中間どころを選ぶ心理、ファーストインプレッション第一印象に支配される、中身ではなく服装が与える影響、均等分配と上昇分配の違い、ものは言いよう、目先の損を嫌う心理、ただほど怖いものはない、言葉にだまされる。23の人間心理を描き出す。
経済学というとむつかしそうだが、普段、私たちが行う購買のシーンで、あるあると思わせる心の行方。
叱るだけでは壁の落書きはなくせない、セールスポイントを逆説で、延長保育を有料にしたら、思い出の品の価値、なじみの店を替えたら後ろめたい、身内にライバルを出現させる効果、相手が喜び言葉を最後に、松竹梅の中間どころを選ぶ心理、ファーストインプレッション第一印象に支配される、中身ではなく服装が与える影響、均等分配と上昇分配の違い、ものは言いよう、目先の損を嫌う心理、ただほど怖いものはない、言葉にだまされる。23の人間心理を描き出す。
経済学というとむつかしそうだが、普段、私たちが行う購買のシーンで、あるあると思わせる心の行方。