1977年昭和52年6月刊行の御宿かわせみ第3弾「水郷から来た女」。7編を収める。
湯の宿
お吉、嘉助、るいの3人は箱根へ行くことになる。その頃、畝(うねび)源三郎の亡父が手柄を立てた凶賊の一味が島抜けをしたと知らせが入る。
桐の花散る
25年前4歳の娘を江戸でかどわかされていた美濃の国の材木問屋、多田屋吉右衛門は、かわせみの常連客。泊まっていた矢先、商家に強盗が入り、バラバラ死体が発見された。
水郷から来た女。
日本橋の両替商、板倉屋重兵衛の一人息子5歳の伊之助が誘拐された。その後起こる身代金目当ての商家の子供の誘拐事件。そんな中、東吾は、駆け落ちをした姉を探す女剣士と出会う。
風鈴が切れた
嘉助の孫娘がかどわかしに遭う。狸穴(まみあな)の方月館道場へ代稽古に通う東吾は、道場主が頼む女按摩のおみつに風鈴を買う。夫弥吉が、おみつのうわき相手を殺したと東吾に知らせが入る。
女がひとり
嘉助の娘、お民が東吾に相談を持ちかける。幼馴染のおかつが、男に入れあげていると。おかつにはともに暮らす地のつながりのない弟の与吉がいた。
夏の夜ばなし
かわせみの女中おきくが化け物屋敷の話を持ってきた。その話の医師の良庵が殺される。おきくの両親は、良庵の家の前に住んでいた。酒問屋、松江候が粋な計らい。
女主人殺人事件
お茶屋の主人、お節が殺された。50歳近くの大柄なお節には好きな人がいたらしい。船宿の女主人お峯、独り者の38歳が殺され、両替商の女主人お勝30歳も。その手がるいにも伸びる。
湯の宿
お吉、嘉助、るいの3人は箱根へ行くことになる。その頃、畝(うねび)源三郎の亡父が手柄を立てた凶賊の一味が島抜けをしたと知らせが入る。
桐の花散る
25年前4歳の娘を江戸でかどわかされていた美濃の国の材木問屋、多田屋吉右衛門は、かわせみの常連客。泊まっていた矢先、商家に強盗が入り、バラバラ死体が発見された。
水郷から来た女。
日本橋の両替商、板倉屋重兵衛の一人息子5歳の伊之助が誘拐された。その後起こる身代金目当ての商家の子供の誘拐事件。そんな中、東吾は、駆け落ちをした姉を探す女剣士と出会う。
風鈴が切れた
嘉助の孫娘がかどわかしに遭う。狸穴(まみあな)の方月館道場へ代稽古に通う東吾は、道場主が頼む女按摩のおみつに風鈴を買う。夫弥吉が、おみつのうわき相手を殺したと東吾に知らせが入る。
女がひとり
嘉助の娘、お民が東吾に相談を持ちかける。幼馴染のおかつが、男に入れあげていると。おかつにはともに暮らす地のつながりのない弟の与吉がいた。
夏の夜ばなし
かわせみの女中おきくが化け物屋敷の話を持ってきた。その話の医師の良庵が殺される。おきくの両親は、良庵の家の前に住んでいた。酒問屋、松江候が粋な計らい。
女主人殺人事件
お茶屋の主人、お節が殺された。50歳近くの大柄なお節には好きな人がいたらしい。船宿の女主人お峯、独り者の38歳が殺され、両替商の女主人お勝30歳も。その手がるいにも伸びる。