光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

コオロギ

2006-09-20 07:29:53 | 散策
  朝の天気、晴れというか快晴。放射冷却。室温、20.5℃。風もない。
  部屋の中が好き、という生き物がいる。その一つに、名前は分からないが、足が短く、かわいいと言っていいクモ(蜘蛛)があげられる。巣も張らないし、ただ糸は出す、何を食べているのか分からない。大きさも色々。天井にも床にもその中間にもいる。
  このクモは、べつに毒を出すわけでなく、病原菌も持ってなさそうで、部屋の中にいてもいいが、困るのは、床にいるとき。踏んづける可能性がある。そうゆう時は、捕まえて外に出すが、これが難しい。団扇など持って追いかける。知恵比べ。相手は、ぴょんぴょん飛ぶし、団扇に乗ってもやはり逃げようとする。外に出すときがまた問題である。いい天気で午前だと東側の瓦は焼けている。ここに、ぽんと出すことは、このクモの命を奪うことと同じである。反対側の焼けていない方で、外に出す。また、入ってくるだろうが。
  昨日夜、歯を磨いていると、黒い小さい物体を発見。いやな虫ではなく、小さいコオロギであった。洗面台の窪みにいる。さて、どうする。このまま水を流せば、溺死するかもしれない。まず、歯ブラシを置く。なんとか、いろんな物に乗せようとするがだめ、最後にコオロギは手に乗っかった。なるほど、コオロギの方が賢かった。あとは、網戸を開けて、動くなよ、外の方に手を移動させて、ふっと息を吹く。うまく、外に出たか、これははっきりしないが、やれることはやった。
  コオロギか、何年も、もっと長い間、見てない気がした。

コスモス、9月16日

2006-09-16 19:16:06 | 植物・花(秋)
  朝から小雨が降っていたが、途中で止んだ。曇り空、気温も高くはない。曇りの天気がもう少し続いてくれたなら。
  天気予報を見る。立派な、分かりやすい、はっきりとした台風13号の衛星写真。お昼前のTVで、宮古島のレポートを見る。これは、すごい。それしか言いようない。なんとなく、こっちにやって来そうである。
  距離的にはかなり離れているが、その影響がこちらに出ても当然である。台風だけ見ていても分からないことがある。地球的な規模のある部分、北半球の極東辺り、その全体を見ないといけない。頭ではそう思うが、結局のところ、自然現象をどうにかする事は出来ず、なんとか被害が最小限に抑えられるよう、祈るしかない。
  雨がポツポツまた降り出す。ちょうど出かけようと思うときになって、こうなる。今年はお天気に恵まれていない。しかし、まーほんの少し降ってるだけである。ここは出かけるしかない。雨は、カメラの敵であるが、雨の風景のよさはまた格別である。ただ、風がある。これが、問題で、よくは分からないが、今どきのデジタルカメラが雨に強いなんて、聞いたことがない。しょうがない、ビニールの袋を持つ。ひどくなったら、さっさと帰ろう。
  それで、外に出てみたものの、いつもの風景である。少し、コースを変えるが、これはと言うものはない。そして、いつものコスモスの咲いてるところに着く。適当に、ピントが合ったという音を聞いて、シャッタを押す。あー、なんか落ちぶれた感じ。もう一箇所、ようやく花が咲いてしかもにぎやかになった所にゆく。ここでも液晶の画面を見ないで、これを見ることが苦痛なのである、老眼なので、ただ音を頼りに、ボタンを押した。



  平凡な感じである。やはり、何かは表われない。コスモスが実際に咲いている場所の感じとは、まったく違うが。



  花が反り返って見える角度からの絵、これもなかなかいいなと思った。

  この他にも、道の外側に咲いている花などを、雨を気にしながら撮ってみた。数、種類がもう少しあれば楽になるのだが、出来上がりは別にして。オクラの巨大な実が細い方を上にして付いていた。ものすごく大きいがそれを撮ろうという気にもならぬ。育てている方も、取らないで放置しているようだ。
  それにしても、やはり台風13号のことが心配である。一昨年になるか、もう一年前か、この辺りも倒木や屋根の破損など、台風の被害が結構出た。明日はどうなっているか。

ティッシュ・ペーパを洗濯する

2006-09-16 07:29:23 | 散策
  朝の天気、曇りというところ。少し前は、朝焼け、今は小雨も降っている。22℃、眠い気温。
  昨日は、久しぶりに気温が上がった。外に出る前から、汗をかいている。タオル・ハンカチを濡らして、これで顔を拭きつつ歩いた。建物の影がずいぶんと大きくなった。その影を目差して歩く。北風がかなり強く気分は悪くない。
  ダイズ畑に出る。ずいぶんと葉っぱが黄色か茶色になってきた。あちこち、虫に喰われている。花は、もう出て来ないようである。実もチャンと付いている。
  で、このダイズ、いつ収穫されるのか。いつだと思います? これが、ずいぶん先なのである。しばらくすれば、大体緑色がなくなって、黄色が主体になる。それが、茶色になって、もういいだろう、ダイズだって覚悟は出来ている、と思う。一日経つ。まだ、ダイズはダイズのまま。へー、根気比べやな。やがて、このゲームに飽きる。ダイズは、今年の刈り取りは、ないのかも。それから、それからさらに、晴天が続いたある日、知らぬ間にダイズは、畑から消えている。収穫されたのである。
  ティッシュ・ペーパを洗濯した。他のも、ついでに洗濯した。すべての洗濯物に等しくティッシュ・ペーパが、ペーパの細かくなったものが付着した。それを、取り除く気にならず、干す。乾いたあとも、ティッシュ・ペーパは、衣服にくっ付いている。そのまま着るしかない。しかし、二日ほどたつと、掃除もしているが、床に落ちている白いものもなくなる。ティッシュ・ペーパを洗濯してもさほど問題はない。

ベンガラ(紅殻)色の目のアブ(虻)

2006-09-13 18:57:48 | 虫、その他
  ずっと雨が降っていて、”秋の長雨”かと思う。梅雨があれば、秋の長雨がある。この気象現象をなんと言うか、でて来ない。秋雨、普通すぎる。北海道は晴れていたようだ、何故こんな事を思うのだろう。
  やりにくいなー、というのが正直なところである。ちょっとは晴れてもいいんじゃないか。日頃の行ないはよくない。その通り。でも、こんなもの天気とは関係ないのである。
  冥王星を、太陽系の惑星からはずしたから、こんな事になる、誰もそんな事は思わないだろう。それといっしょである。でも、冥王星で、まだまだもめている記事が出てくる。いつ収まるのか?。”Perturbation”という言葉があるが、この観点からいうと、冥王星は今が一番惑星らしいと私は思う。
  雨なので、この辺りで何かないか探してみる。一昨日と同じパターン。一昨日にも見たが、今日も見かけた。雑草の間を小さな虫が移動している。これが、実にきびきびと動く。小さな花の前で、上下・左右・前後に自由に移動してそこでちゃんと停止している。動く、空中に停止する、の連続である。小さいので、チョウやガではないと思う。



  葉っぱに止まった。マクロモードで撮る。ハエかアブか、あるいはハチか。目の色が、ベンガラ(紅殻)色である。アズキ色といった方がわかりやすいかも。一昨日はここまであった。



  今日になってからの出来事。ようやく、雨が止んだ。十分に確かめる。ツユクサでも撮っておこう。そして、何かが確かに動いた。そのまわりに、ちょっと小さいが、一昨日と同じ虫がいた。翅は二枚か、すると双翅目のようである。アブかハエみたいだ。この虫は、やはり空中で停止してるところの姿が最高である。だが、この翅の薄さが写るかどうか。そんなことより、空中で停止している小さい虫にピントを合わせる事がまず無理である。これで十分です。  

瑠璃色:小さな小さな甲虫の巻

2006-09-11 18:56:36 | 虫、その他
  やはり、お天気の事から始まる。なんとも、妙な天気である。昨日は、おとなしくしていたが、天気の状態だけは、結構あちこちのチャンネルで、どの辺が暑いのか、どこが土砂降りなのか、アメダスを中心に見ていた。
  放送でのお天気だと、TVとかラジオではという事、どうしても関東がどうだったかが、耳に入る。リアルタイムで、中央線が不通だったが、*時**分に運転再開しました、と言う具合である。昨日に限れば、こちらは安定していたが、関東は激しい気候の変化があった、そうゆう事のようである。気象の変化は侮れない。
  午後になってしばらくして、雨は降ってなかった、雨は降ってなかったが、私は傘をさして歩いた。傘が乾いてなかったからである。話がそれるが、なぜか、上空を見上げたとき、ツバメの一群らしきものを見た。小さくてはっきりしないが、どう見てもツバメだ、ずいぶんと高いところを飛んでいる。すぐに見えなくなった。ムクドリが電線にたくさんいる。すぐにわかる。この鳥の落し物も怖い。傘をさすもう一つの理由である。コスモスやら、バラ?の花もある、その他色々見て来た。
  現実の問題が残った。ここに出すファイルもないし、どうするか。カメラを先に持ってきて、虫に食われている雑草をみる。草の量だけは、どこのお宅にも負けない、たぶん。じっと、葉っぱの表面を見る。雨が降りそうで怖い。それで、なぜか、米粒より小さい虫を見つけた。青いな。早くしないと。


  
  モニタで見て、甲虫であると判断する。これは、なんだかわからないと言ってる事と同じだ。さらに、全体が、ルリ(瑠璃)色のようである。ピンボケが多いが、2枚使えそうなものがあった。そのうちの一枚である。偶然、また、ルリ色、これは、今までで一番それに近いと思う、に出会えました。
  

カキ(柿)の実の青さ

2006-09-11 07:32:30 | 散策
  朝の天気、曇り。室温22.5℃、気温はさっきより下がってる。
  眠るとき、どうせ涼しくなると思って毛布をかける。しかし、暑い、それを取っ払って寝入る。冷気は、音も気配もなく侵入してくる。
  今年は、ナシ、果物の、の出来がよくないということで、高いし、品物も出ていない。ということだが、私はナシを買っている。ナシを育てるのは、お金がかかる。なんでもそうだ。高いから、食べないというわけにはいかない。手ごろな値段の物もある。
  さて、少し冷えたナシをしみじみと見る。なぜか、ジャガイモを思い出した。うまく切らないといけないが、そのでこぼこの正体は、虫が入った跡だった。袋の中のすべてのナシが、ジャガイモだった。よったわけである。ナシに入る虫か。そのときは、きっと薬がかかってなかったのだろう。たぶん、虫を食べてもお腹をこわさないと思うが、枝豆だとそのまま食べる、そこはどけた。
  それを、食べつつ、カキの木を見る。葉っぱがずいぶん減った。実を探す。いくつか残っている。まだ実は青い、と思っていた。大きい方の木の実は青いまま。が、こっちは一個だけ、半分赤くなっている。まだ、安心は出来ない、と思った。

雨になったが

2006-09-10 19:09:34 | 散策
  朝の天気、から始めないといけない。朝起きて、まー大丈夫かと思った。内心ほっとする。でも、何か書くとしても、都合の悪かった事しか頭にない。
  7時ころ、ここの画面をじっと眺めてしばらくして退き、他のページにいった。
  朝の天気、曇り。27.5℃。西から冷たい風はあるが、暑い。アメダスを見る。お隣の石川県では、かなりの雨が降っているようだ。これが、いつこちらに来るか。いつものとうり、掃除などしていたら汗が噴き出す。さらに、汗がポツポツ床に落ちる。これが気に喰わない。タオルに吸い込まれない。
  やがて、この辺りも、暗くなってくる。風が強くなって、空気が冷たくなって、すぐに強い雨に変わった。よしよし、てな感じである。
  PR誌を見ているので、どうしてもふとした拍子にその何かが思い出される事がある。文章だって、これは明らかに”だれだれ”さんの真似みたいな、そうゆうのはないな。そこまでいかない。今回は、PR誌に載ってる広告である。PR誌を出してる出版社の本の広告ではない。
  二つ購読してる、そのうちの一つに、群ようこさんの『ぬるい生活』が出ていた。サブタイトル?に、”そんなにがんばらなくても、いいと思う”とある。これって、まじめにがんばってる人の読む本だなー、そう思った。私が、このサブタイトルどうりやったら、どうなるかー、今でも、ぜんぜんがんばってないのに。それでも、不調のときは、あるがー。相変わらず、妙な調子で書いています。

  朝焼けを見た事を、確か9月の2日に書いた。そのときの様子。



  少し勢いをつけるあるいは、エネルギをもらう、そうゆう気分である。ちょっと、お化粧をした。何枚か撮ってるのではっきりしてるが、この30秒くらい後になると、この緋色はまったくなくなってしまう。たまたま、めぐり合ったのである。

枯れてゆく木々

2006-09-06 19:08:05 | 散策
  朝に私が見た温度計の値より、今のほうが低い。
  今も雨が降っている。大雨警報が出ている。レーダを見ると、まわりは降雨量が多い事を示す赤だらけである。かろうじて、そのポイントからはずれている。これは、ちょっと怖い気もするが、まわりにたくさんの植物が生えているから、たぶん大丈夫だろう。
  7月の後半はずっと雨だった。そのはずだが、記録を見て、あるいは記憶からそうだったはずと思うが、実際のところがどの程度だったか、これが思い出せない。弱ったもんだ。去年から今年にかけての大雪はどうか。これは大体思い出すことができる。形として随分残っているからだろう。
  雨は、降ってるときは、かなりのものがある。叩きつける音。雨漏りこそしないようだが、樋からあふれて落下する雨水の様子は、まるで滝である。私は、雨がそうひどくもないとき、いつものように歩いてきた。垂直に落下する状態なので、だから外に出たのだが、傘にあたる雨の音はひどかった。ちょっとした訓練、慣れる事。

  この雨で、少し植物も、むろん人間も、一息つけるのではないか。ここで、木が枯れて行く事を何度か書いているが、こうゆう枯れ方は、最近の出来事のように思える。



  道のそばの空き地の木々だが、何度もみているが、あっというまにこのような無残な姿になってしまう。また、緑が出てくる事も間違いないが、さすがにいい気分はしない。

なんとか予想

2006-09-06 07:28:47 | 散策
  朝の天気、晴れか曇り、風はなくどんよりしている。室温22℃。
  アメダスを見ていると、気温は19℃台でそれより下はない。もっと冷えるかと思ったが。22℃だと、ピリッとした感じになってもいいはずだが、ならない。グターッとしている。覇気がない。
  郵便屋さんが来た。障害物はなかった。何も起こらない。当たり前だ。何かいいものが来るかと期待するが、請求書と怪しい宣伝ハガキが来ただけ。
  PR誌が来た。来てかなり時間が経つ。普通の人だとあっという間に読み終えてしまう。私は、『国語』の本はぜんぜん読まなかったが、PR誌は、結構丹念に辞書を引いて、分からないところは読み返したりする。それでも分からないところがある。ただ、たまに難読漢字の読みが当たることがある。読める漢字に振り仮名があり、読めない漢字にそれがない。さてどうする。
  フェルマの予想というのがあった。これは、どうゆう事か読むと一応は分かる。さらに、これは99%正しい、いや100%正しいが、証明が出来ない、証明されていない、ということで、予想だった。今は、フェルマの大定理だ。
  ”ポアンカレ予想”というのは、これは何のことか、予想もつかない。

ネコジャラシ

2006-09-03 19:02:33 | 植物・花(夏)
  何故か、とってもいいお天気になった。剱、立山連峰方は、相変わらず雲がかかっているが、正反対の石川県境の山々や能登半島が、きのうよりはっきり見えている。
  海側に位置しているので、ほんの少し移動すれば、もうそこは海なのだが、このほんの少しが結構遠い。もちろん、海まで出かけて能登半島を見た事は何度もある。最近は行ってない。はたして、どこまで見えるのか。が、最後を見極めるのは難しく、海の青と半島の青が同じように薄れてゆく。
  空も、ずっと青かった。きのうはお昼から雲が出て、ある意味当然だが、天気予報は、やっぱり予報でしかないとも思った。いつもの事だ。青かった空について付け加えると、お昼少し前、ANAの Boeing 777 が少し鈍いエンジン音を響かせてこの辺りの上空を飛んでいった。空は青いし、視界はいいし、北風だけど、余裕のアプローチである。私は、後姿を見送った。もう一度チャンスはある。
  東京からの4便を待つ。それは、定刻にやってきた。双眼鏡で確かめる。少し高度が高い。いつ、右旋回に入るか。肉眼でB77の姿を探す。目の前に大きな木が沢山あって、どっちに行くかはっきりしない。そこにB77は来ていた。が、すでに右に旋回していて、私からいうと、機体は建物の影に入ってしまう。だめだー。逆光でいくらか撮ったが、私はもうB77を追うのを止めようかと思う。

  ”ネコジャラシ”がタイトルであった。エノコログサだと思う。見ようとしなければ、わからない草かもしれない。『大辞林』によると、狗尾草とある。えのこを漢字で表わすと”狗”で、子犬の尾に似た花穂をつけるとある。ネコジャラシなのにねー。