光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

今日の明けの明星

2007-10-03 07:09:01 | 星空・天体・宇宙
 


  朝の天気、快晴。やけにお日様がまぶしい。風は弱く、涼しく、穏やか。室温20℃、ちょい冷え冷え。
  早起きでもないが、ふと西の空を見て、それから東の空を見ると、明けの明星、金星が明るく見えている。快晴に近い天気で、これはもしかしたら、使えるかもと思い、急いでカメラを用意してボタンを押した。
  なんでも手持ちで撮る。いい加減なものである。それで、金星が明るいと書くけれど、どれくらい明るいかというと、つまり手持ちの状態で一応点状に写り、それがモニタで見えるくらい、明るいと言うことである。今回は、大体40分の1秒の露光で撮った。でも、果たして、これで見えてるといえるかどうか、自信はないが。写真中央より上にあるのだが。

  月周回衛星「かぐや(SELENE)」が、地球を撮ったというので、きのう遅くそれをネットで見た。これは動画である。説明丸写し。それから、新聞でも見たが、それがあまりに小さいので少しがっくり。
  それより、驚いたのは、確かに色こそブルーで、そこに白がうまく水彩のように溶け込んではいるが、それがまるで”お月さん”のように見えた、思えたことだ。だって、地球は丸いはずなのに、その地球が欠けて見えているからである。やっぱり、かぐや(SELENE)は、月の衛星だったのである。
  スペースシャトルなどから、地球を見ることが出来るが、無論、宇宙飛行士でないと見ることは出来ないが、その画像を見ていると、あたかも自分が地球を見ている気持ちになれる、どうもその見えている範囲が狭く、さらに、地平を見てそれがまあるく見えて、初めて地球は丸いと実感するし、また宇宙から地球を見ている気になる。
  衛星でお世話になっているものはというと、まずはお天気である。それから、TVね、これはうちには関係がないが、ほかにGPS、これも、関係がない。これらの衛星は、あたかも止まっているように見えるが、実際は地球と同じ速度で動いている。でも、静止衛星という。(訂正です。GPSに使われる衛星は、静止衛星ではありません。お詫びして、訂正いたします)。この高度は、地表から、地球の中心からではなくて、約36000kmである。ずいぶんと高い、遠いところにある。そうゆうところから撮った画像の一部を例えば、お天気のサイトで見て、今日は雨か、自分で予想する。
  で、かぐや(SELENE)の撮った動画は、どのくらいの距離から撮ったかというと、実に”地球からの距離は約11万km”ということで、これまたかなり遠いが、それでも、まだ月より地球に近いところから撮っていることになる。私としては、この辺りで止まってもらって、この美しい、欠けている地球、月のような地球をずっと撮り続けて欲しい、そうゆう気持になぜかなってしまった。

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