光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

ぱっとしない

2006-05-13 19:15:02 | 星空・天体・宇宙
  朝から雨続きである。あまりいい気分はしない。
  ここのところ、毎日、拝見しているアストロアーツさんのギャラリーだが、午前中も、やはり見た。写真を見る作業は、結構疲れる。たぶん、撮られる方の怨念見たいなものがある。いや執念見たいなものが適切だ。
  いったん上がったが、午後もまた雨になった。私はまた、アストロアーツさんのページを見ていて、ここで何回か書いた、Comet 73P/Schwassmann-Wachmann 3 のうち、C核には注目していたが、B核については傍観していたことに気づいた。最新の写真の記事を見ていると、B核のほうが明るくなっているとあるではないか。それは知らなかったし、まったく頭の中になかった。
  それで、別に急ぐことはないが、私が、5月9日の夜にわずかではあるが、固定カメラで、彗星のある方向と思われる夜空を撮っていたことを思い出し、それを、眺めてみた。
  わりと、簡単に、C核ではないですよ、B核と思われる明るい点が、一般にはぼうっとしてると言う、が見つかった。時間の差がある。かつ、B核の位置予報については、星図にも書いていない。そもそもデータがない。それでも、アストロアーツさんの写真、雑誌、それ以外にウェブに出てる、B核の予想位置から、これだろうなと思う。
  彗星(B核)がちょうど”こと座”にあって、そのアルファ星であるベガのそばを移動している。こと座全体が写っている。C核は、写真の位置的にはずっと下、南側で、これは、人工の雑光の影響で、かぶるとか言う、はっきりしないし、かつB核より暗いという。これらのことを考えて・・・。



  どうも、ぱっとしない。たぶんこれが彗星のB核であろうという写真。矢印の交点の位置にある、ぼーっとした明かり。カメラを固定してるので日周運動で恒星は線を描きます、露出は30秒。こと座の明るい星に文字を入れてあります。
  予想しなかった出来事で、ばたばたした。この程度のものです。でも、さすがに、国立天文台のすばる望遠鏡は、このB核を撮っていましたね。疲れた。

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