光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

日の出直前の空と、アンドロメダ小宇宙をかすめた流れ星

2013-10-28 13:58:07 | 星空・天体・宇宙
  朝はしばらくしてから、寒さがじわっと身に沁みてきた。


  今朝は全国的に晴れて放射冷却で、朝の気温が10℃を下回ったところが多いが、

  富山地方気象台のアメダス、12時までの最低気温を見ると、時間は朝の

  6時33分で、8.2℃とある。

  これだともちろん平地では霜にはならず、草に付いていたのは冷たい水滴、露。

  きょうなど霜が降りたら、本当に寒かっただろう。

  もっとも、立山連峰ははるかに前からかなり白く、中腹くらいでも

  4、5℃、あるいはもっと低いかも知れない。

  恐ろしい寒さだが、果たしてこの気温に慣れることが出来るのだろうか。


  着るものも多くなる。このジャンパーが重いと思ったのは、実際に重かったから

  というのもあるが、その程度のものを着たら重力が2倍に増したかのように感じた。

  今だと、普通になにか一枚着るものを増やしても、鉄の鎧でも着たような感じがする。


  フワフワの、いかにも軽くて薄い、しかし暖かそうな衣類の、重さなんか感じないという

  CMを見ることがあるが、どうかなと思ったりも。

  この感じ方は、しかし本当にここ2、3年で激しくなって、だから今年2、3月で冬が終わり

  春も終わって夏が来たとき、からだの軽さを感じた。

  しかし、さほど食べていないように思っていたが、それ以上に動いてなかったらしく

  溜まった脂肪や、炭水化物は結構増えたようで、それゆえ秋が来て、さらに晩秋のような

  今朝の天気になると、着るもので、身動きが取れないように感じる。いやその通りになる。

  参ったなー。

  ようやく室温が上がって、22℃もある。今電気ヒータをつけたが、やっぱりこれだけ暖かいと

  熱い、消した。当然かひどい眠気が襲う。


  ちょうどネコの鳴き声がしたのが、6時を過ぎていて、このとき戸を開けるとネコの顔も
  
  はっきり。月明かりより日の出前の明るさがあったと考えるべきだろう。

  で実際に日が出たのは、出るなーと思ってから時間がかかった。

  このときの様子はカメラにおさまって、しかし結局日の出そのときの画像は

  なかった。きっとPCを睨んでいたに違いない。

  ちょうど剱岳の右肩から、日が出そうになる。富山側で見ているが、もっとも剣岳は東側も

  富山だけど。富山平野側から見ているというのが正確か。


  きのうの夕日は見えずに、一番星の宵の明星が見えた。宵だとまだ東の窓から、窓からが

  肝心、一番上すれすれに、アンドロメダ小宇宙は見えている。もちろん外に出れば

  ほぼ一晩中見えていそうだが、そんなことは寒いし出来ない。

  午後6時を少し過ぎて、結構高度はある。もちろん画像として撮るには適当ではない。

  彗星などは、太陽に近付いて明るくなるので、必然的にそうゆう角度になる場合が

  多いだろうが。


  別段変わったことが起こるわけでもないが、一瞬空が明るく何かがさっと光るように輝いたのが

  わかった。あれは流れ星だ、と思ったときは最近1週間以内にもあるが、見える時間は

  0.1秒とか長くて0.3秒で、わずかである。

  瞬間に直線的に光が走るように見えるのが流れ星だ。

  で、そのアンドロメダ小宇宙の画像にその流れ星が写っているように思える。

  断定はむつかしい、でも飛行機ではないし、人工衛星の光跡でもないようで、

  結局考えられるのは流れ星。


  まずは日の出前の様子。もう十分に明るい。



  その一。晴れた空を見て、まだ寒さが身に沁みるほどではなかった。
  ムクドリは早くから飛んでいて、追いかけっこをしている。




  その二。




  その三。剱岳の右肩側から日が出そう。




  その四。これにも地平線と重なるようにヒヨドリが写っている。これも面白い。




  その五。はみ出る光の様子もわかる。そっちは低いので、その方向だともう日は
  出ている。




  その六。




  その七。まだかな、そろそろ寒くも感じる時間だ。




  その八。結局あとわずかというところで、止めた。

  

  アンドロメダ小宇宙と、それをかすめた流れ星。



  その九。これは、大星雲を大きめに出している。伴星雲であるM32は、はっきりとわかるが
  M110の存在もわかりそう。それとその下に直線的に鋭く伸びている流れ星。





  その十。もう少し、全体の様子を。流れ星と思われる光跡は、左側では終わっているが、
  ファイルではこれはもっと大きいが右端も切れてはいない。
  明るさが変わったり、流星痕が残れば確実だが、散在流星を何度か見ているが、大きなもの
  でも、そのあとに痕が残ることはなかなかないようだ。それに、このレンズのf値は結構暗い。


  朝の4時ころの、しし座と火星の様子もチラッと見たが、ここで時間を使うと後眠れなくなって

  しまうので、それ以上のことはやらなかった。 





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (スバル)
2013-10-28 19:04:35
こんばんは。

ほーー、素晴らしいですね。

私のカメラでは無理です。

肉眼も無理だし…

やはりここにお邪魔しないとね。

ありがとうございます。

寒くなってきました、お体気をつけてくださいね。
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こんにちは (Borrelly)
2013-10-29 13:29:29
SUBARUさん、いつもありがとうございます。

ときどきですが、SUBARUさんのブログへ、遊びにいっています。

おめでたいことがあるようで、それでなお

お忙しそうなので、そっとのぞいている状態です。

ドキドキする時間が続きそうですね。
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