光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

問題

2006-05-03 07:38:34 | 散策
  朝の天気、曇り空、北風。室温12℃。
  電気に依存した生活をしているが、電気とは何かと言われると、ほんと困る。この方面の『本』を読んでいて、一番、何でそうゆう事になるのかわからない、という文がある。それは“古典電磁気学によれば、原子の中では、電子は加速度運動をしてるから、電子は電磁波を放出しながら原子核に向かって落ち込んでゆく”というものである。
  この文で重要と思われる言葉、その一、加速度運動。これは、電子は、回転運動を続けるから、特に問題ない。加速度の定義にある。第二、電磁波。これがねー、何のことでしょうという一番の不可思議なもの。で、これは、すでに書いた“文”そのものだが、いったいなぜ、電荷を持った粒子が加速度運動をするとき、電磁波を出すのか、という疑問が当然出る。なんで。
  よく似た感じのものに、減衰振動というものがある。バネに、速度に比例する摩擦力が働く場合が例としてあげられる。これによると、振動は、ある条件で、ゆっくりと弱くなって最後には止まってしまう。これと、古典電磁気学での電子の運動とは、どう違う。ここで、思考は停止する。