備忘簿

日常の呟きを記録する。

コオニユリ「比べれば小さい」

2006年07月30日 06時49分31秒 | 野草
オニユリと比べればやや小振りなのが分かるが、単体で見れば小振りとも思われない。オニユリは往古中国から移入されたものだそうだが、コオニユリは自生のものだ。オニユリが初めにありそれに対して小さいのでコオニユリと名付けられたものだとすれば、オニユリが移入される前は何と言っていたのだろう。想像すれば、元々コオニユリがオニユリと呼ばれていたのではないだろうか。そこへ大きな鬼百合が移入されたので、それをオニユリと呼ぶようになり、今まで呼ばれていたものが小さいのでコオニユリになったのだろうか?想像は面白い。
さて、オニユリとコオニユリと見分けるのは簡単である。オニユリには葉腋にムカゴが付くが、コオニユリにはムカゴはない。
コオニユリは、やや湿地を好むようで、画像のコオニユリは、千葉県成東・東金食虫植物群落の周辺に咲いていたもの。
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