備忘簿

日常の呟きを記録する。

ネジバナ「捩摺(モジズリ)」

2006年07月03日 07時00分16秒 | 野草
ネジバナが咲いている。野原や芝生の緑一色の中にそこだけ明るさを漂わせる。花は大変細かいので、虫眼鏡で拡大せねばよく分からぬが、ラン科の花なのでよく見ると少し前に成東・東金食虫植物群落で見たトキソウの花によく似ている。和名では捩摺(モジズリ)と言うが、捩る(もじる)は、ねじると言うことで、摺るは、野草などを直接布にこすりつけて染色することなのだそうな。こすりつけた後が落書きしたように入り乱れているので「捩れて摺りこんだ」紋様となるらしい。その紋様にこの花の捩れている様が似ているので捩摺と言うらしい。難しいが、なぜか奥ゆかしさを感ずる。まさに日本だな~。
コメント
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