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ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

壊れていく自由民主党 - 4 ( 「ネットの世界」の人物 ) 

2025-02-19 16:04:04 | 徒然の記

 14、15、16日とブログを3日間休み、その間、新聞とネットとテレビのコマーシャルを見ていましたと、シリーズの一回目で言いました。

 「楽観論」の材料を「ネットの世界」で見つけ、今も驚かされているのは、ネットの世界の広さです。

 何度も同じ言葉を繰り返したくなるほど、3日間の休みは大きな意味がありました。ブログを始めて15年になり、学徒の気持で「温故知新」の読書をし、メディアの報道とネットの情報に目を通してきました。

 結構色々なことを知ったつもりになっていましたが、3日間の休みが教えてくれたのは意外な事実でした。

 ・15年いろいろ学んだつもりでも、この世の情報の一部にしか接していなかった。

 訪問されている方々から見れば、何を今更という話になるのだと思います。

 前回「壊れていく自由民主党」を支えるには、4つ分野で本物の保守政治家、保守学者、保守評論家、保守マスコミを探せば良いと提案いたしました。

  1.  自由民主党を再生しようとしている、本物の保守政治家

  2. 自由民主党を再生しようとしている、本物の保守学者

  3. 自由民主党を再生しようとしている、本物の保守評論家 

  4. 自由民主党を再生しようとしている、本物の保守マスコミ

 人材豊富な日本なのに満足な答えが出せませんでしたが、希望を失くさなかった理由がここにありました。

  ・「戦後昭和史の大河」を侮ったのが間違いだった。

 結論を急がず、流れに浮かぶ物を観察し、恨みと憎しみの感情を交えず検討すること・・何ということはありません。2ヶ月ほど前に自分で言った言葉です。つまり、賀屋興宣氏の姿勢を見習うこと。

 知っているつもりでも、「ねこ庭」の得た情報はほんの一部に過ぎなかった。一部の情報で日本の未来を予測し、悲観論を述べるのは時期尚早だった。もちろんその逆も言え、「楽観論」で断定するのも時期尚早です。

 訪問された方々には首をかしげる説明と思いますが、「ねこ庭」はこの事実で希望を抱きました。 

 一つの例をあげますと、今回初めて知った3人の人物がいます。評論家というのか、言論人というのか、3氏は親兄弟のようなつきあいをする仲で、亡くなった安倍首相と親交を持っていました。

 「安倍さんはいい人だったけれど、人を見る目がなかったね。」

 稲田朋美氏を引き立てた安倍氏を語っていました。

 「しかし安倍さんが亡くなってみると、大きさも分かった。安倍さんが亡くなると、一気に自民党がダメになった。」

 「あの人が、一人で自民党のダメなところを隠していたんだね。」

 3氏は高級レストランで安倍氏を囲んで食事をし、話を聞いたり意見を述べたりした仲でした。

 青山繁晴氏や西田昌司氏だけでなく、故安倍首相は多くの人と親しくしていたことを知りました。3氏の意見を聞いていますと、知らなかった政界図が見えてきました。

 意外と思われる方が多いと思いますが、3氏の名前は 見城徹 ( けんじょう  とおる  )、 井川意高 ( いかわ  もとたか  ) 、佐藤尊徳 ( さとう  たかのり  ) 氏です。故安倍首相が親しくしていた人物を知るというのは、安倍氏の別の面を知ることになります。

 次回は、3氏の略歴をウィキペディアの情報から紹介します。見城氏の経歴についてウィキペディアは次のような「注書き」をしていますので、併せて紹介しておきます。

 「この存命人物の記事には検証可能出典が不足しています 信頼できる情報源の提供に協力をお願いします。存命人物に関する出典の無い、もしくは不完全な情報に基づいた論争の材料、特に潜在的に中傷・誹謗・名誉毀損あるいは有害となるものはすぐに除去する必要があります。」

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壊れていく自由民主党 - 3 ( 「ねこ庭」の参考意見 ) 

2025-02-19 10:15:13 | 徒然の記

  次回は、「壊れていく自由民主党」を支えるにはどうすれば良いのか」、国民の一人として検討します。

 今日のテーマはこれですが、祭りの屋台で大風呂敷を広げる物売りと同じです。こんな難題に答えが出せるくらいなら、「ねこ庭」はとっくの昔に日本の総理大臣になっています。

 大上段に振りかぶったのは、国を売る「変節漢」たちをびっくりさせたかったからです。「ねこ庭」が息子たちと訪問された方々に言えるのは、次の答えです。

  「壊れていく自由民主党」を支えるには、

  1.  自由民主党を再生しようとしている、本物の保守政治家を支えるしかない。

  2. 自由民主党を再生しようとしている、本物の保守学者を支えるしかない。

  3. 自由民主党を再生しようとしている、本物の保守評論家を支えるしかない。 

  4. 自由民主党を再生しようとしている、本物の保守マスコミを支えるしかない。

 反日左翼勢力と自称保守の入り混じった日本では、誰が本物の保守政治家、保守学者、保守評論家、保守マスコミなのか、見極めがつかなくなくなっています。

 有難いことに日本ではどこかの国のように「言論弾圧」がありませんので、本物も偽物も自由な意見が許されています。主権者である国民が正しい判断をするのは本人任せで、誰も物理的に強制しません。

 水と安全がタダである日本で暮らしていますと、こんなことは当たり前と思ってしまいますが、本物と偽物が自由気ままに意見の言える国は、決して当たり前のことではありません。これだけでも日本は素晴らしい国なのだと、内心では誇りに思っています。

 おかげで「ねこ庭」も、自分の信じるところが自由にブログで発信できます。あとは91人の読者の方が、他の情報と比較検討して判断されれば良いのです。「ねこ庭」は「学びの庭」ですから、最後の判断をするのは本人です。

 しかし、責任放棄をしているのではありません。「ねこ庭」で調べた材料を、押しつけにならないよう注意しながら読者の方々に紹介しています。

 回りくどい説明をしましたが、中身の薄い、具体的な「ねこ庭」の意見を順番に披露させていただきます。

  1.  自由民主党を再生しようとしている、本物の保守政治家は誰なのか。

 現時点で、そうでないだろうかと「ねこ庭」が考える政治家は次の8氏です。

  青山繁晴、西田昌司、麻生太郎、高市早苗、中山恭子、有村治子、杉田水脈、小野田紀美

  2. 自由民主党を再生しようとしている、本物の保守学者は誰なのか

 学徒を自称しながら不勉強者なのか、保守学者がマスコミで発言の場が無いせいなのか、ほとんど名前を上げることができず次の4氏にとどまります。

  小堀圭一郎、田中英道、八木秀次、長谷川三千子 

  3. 自由民主党を再生しようとしている、本物の保守評論家は誰なのか。

 上記と同じ理由で、保守評論家の名前を上げることができません。ウィキペディアに西部邁氏と福田和也氏の名前がありましたが、「ねこ庭」では疑問符がつきます。亡くなった西尾幹二氏については、判断の材料を持っていません。

  4. 自由民主党を再生しようとしている、本物の保守マスコミはどれなのか

 NHK、共同通信社、朝日新聞を筆頭に大手マスコミは事実を国民に伝えず、「省略した報道」をしている。この事実が、「日米首脳会談」の報道で明らかになりました。GHQの「プレスコード」から脱却せず、「優等生」の方が利益になると、「金儲け主義」で横一線に並んでいるように見えますので、該当なしです。

 実を言いますと、5番目に保守の経済人を加えたかったのですが、現在の経団連のメンバーを見ますと、金儲け主義の「グローバリスト」が幅を利かせています。石破氏や野田氏同様、顔を見るだけで不快になる人物が多いので省略しました。

 こんなことで、「ねこ庭」の楽観論はどこから出てくるのかと疑問が出るのかもしれません。

 毎日書いていたブログを14、15、16日と3日間休み、その間、新聞とネットとテレビのコマーシャルを見ていましたと、シリーズの一回目で言いました。つまり「楽観論」を、「ネットの世界」で見つけました。今更ながら驚かされるのは、ネットの世界の広さです。

 本物なのか錯覚か、次回はこの点について検討作業と・ご報告をしたいと思います。悲観論の好きな方は、時間の無駄になりますのでスルーしてください。

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壊れていく自由民主党 - 2 ( 奢れる者は久しからず ) 

2025-02-18 16:22:43 | 徒然の記

 「壊れていく自由民主党」・・こんな悲観的なタイトルにしなくても、「再生する自由民主党」でも良かったのかもしれません。

 栄枯盛衰はこの世の常で、「驕れる者は久しからずただ春の夜の夢の如し」です。権力を驕り私欲に溺れた者に終わりが来ると言うのは、昔からの決まりです。

 乱れた世を改めたいと最初は義憤で立ち上がっても、頂点に立つ者はやがて媚び諂う者に取り巻かれ、私欲と権勢欲の塊になって滅びると言うのが権力者の定めです。今はちょうどその過渡期にあるのではないかと、「ねこ庭」は考えます。

 自由民主党も戦後79年を経て、権力と驕りの頂点に来ていると言えるのではないでしょうか。しかし反日左翼の人々と「ねこ庭」の認識が同じでないのは、次の点にあります。

 ・驕り高ぶった「自由民主党」に、やっと終わりの時が来た。

 反日の人々は喜んでいますが、事実はそうでありません。

 ・驕り高ぶった「自由民主党」と戦後利得者だった反日左翼勢力に、やっと終わりの時が来た。

 これが正しい事実認識です。自由民主党をここまで驕り昂らせたのは、反日左翼勢力が仲間だったからです。反対し攻撃する姿勢を見せながら、彼らは自由民主党の利権政治のおこぼれでうるおっていたのです。

 日本の反日左翼勢力について「ねこ庭」は何度も述べてきましたが、息子たちのためにもう一度説明しましょう。

 日本の反日左翼勢力は、次のように分類できます

  1.  米国の反日左翼勢力に魂を売った日本人たち

  2.  ソ連・中国・北朝鮮の反日左翼勢力に魂を売った日本人たち

 息子たちが混乱させられるのは、政治家と学者と言論人とマスコミが、きちんと二つに分かれていないという日本固有の戦後事情があるためです。

 簡単な例を2つ挙げます。

 1つ目の例は、軍人と保守系の人間たちです。

 第二次世界大戦を戦った保守には、上記1.2.に区分される者がいないと普通は考えます。ところが復讐裁判と言われた「東京裁判」の様子を見て、変節した軍の将官や学者や評論家が何人もいました。

 彼らは自己保身と私欲のため、信念を捨てた「変節漢」です。「ねこ庭」の過去記事で実名をあげていますので、今回は省略します。面倒というより、名前を思い出すだけで不愉快になるからです。

 2つ目の例は、日本共産党と反日左翼系の学者・評論家たちです。彼らはもともと日本を愛する心がないのですから、2. の分類に入れる必要がなく、売る魂のない日本人です。

 むしろ注目すべきなのは、彼らが米国の反日左翼勢力に魂を売ったと言う事実の方にあります。非合法政党だった日本共産党を合法化し、日常活動を許したのはGHQでした。GHQは共産党の反日活動を黙認し、共産党は以後本気の米国批判を止めました。

 彼らに好都合だったのは、自由民主党の中で反日左翼勢力に協力する政治家や学者・評論家たちとのパイプができたことでした。

 「右と左はケンカしているように見えているが、実はトップ同士では繋がっている。」

 全学連の活動家が得意そうに話していたのは、こうこ言う事実です。色々な事情がありますが、単純化して言いますとこれが戦後の日本です。だから「ねこ庭」は、先ほど紹介したように言うのです。

 ・驕り高ぶった「自由民主党」と戦後利得者だった反日左翼勢力に、やっと終わりの時が来た。

 終わりの時が来ているのは、日本国内の自由民主党と反日左翼勢力だけでなく、世界の主要国が似た状況あるという偶然の一致があります。

 右と左の「変節者」が混じり合っている日本の特殊性を除外すれば、左翼グローバリストと保守自国主義国者が世界の各地で激しく対立しています。一番目立つ姿を世界に見せたのが、トランプ氏とバイデン氏のアメリカではなかったのでしょうか。

 変化に目ざといトランプ氏が、「アメリカファースト」と拳を挙げていますが、左翼グローバリストと保守自国主義者のせめぎ合いそのものは、世界的な流れではないかと「ねこ庭」は観察しています。

 国際政治の「大河」が激しい流れとなっているのか、まだ濁流の段階なのか分かりませんが、日本の「戦後史の大河」が無縁であるはずがありません。飛鳥、奈良、平安、鎌倉と日本の歴史を振り返りますと、「ねこ庭」は現在のマスコミの報道をそのまま受け止める気になりません。

 彼らは「壊れていく自由民主党」を盛んに報道していますが、自分たちが同時に「壊れていること」を自覚していません。そして日本には、過激な右と左を見つめている「中庸の国民」が多数いることも理解していません。「物言わぬ多数の国民」、別名「サイレントマジョリティー」です。

 「ねこ庭」は盛んに「独り言」を述べていますので、誰もそう思っていないのでしょうが、実は「ねこ庭」は「物言わぬ多数の国民」、「サイレントマジョリティー」なのです。

 歴史を振り返れば分かることですが、日本を支えてきたのは「物言わぬ庶民」です。庶民がまとまって意思表示をした時、時代が大きく動いています。世の指導者たちが世界で引き起こす戦争を止める力はありませんが、戦争が終わった後の国の再建には力を発揮しました。

 庶民は過去から現在に至るまで、何度も国難を経験し、何度も国を再建してきました。父祖の国を大切にし、大切な親や子や孫のため、恨みや憎しみを言わず日本を元通りにしました。

 これが、ご先祖様から受け継いできた私たちのDNAです。外国かぶれの反日左翼学者たちが冷笑しますが、家族愛と郷土愛が一つになった「国への愛」、つまり「愛国心」が私たちには無意識のうちにあるのです。

 フランス革命を経て個人が目覚め、個人の権利意識が生まれた。明確な個人意識のない日本、自我に目覚めた個人の存在しない日本に「愛国心」は存在しない。

 こんなことを喋る者が、日本の一流学者と呼ばれる人々の中にいます。日本には日本の個人主義があり、愛国心のあることが、外国かぶれの彼らには見えないのです。こういう学者たちを相手にしていますと、ついつい話が横道へ入ってしまいます。

 次回は、「壊れていく自由民主党」を支えるにはどうすれば良いのか、国民の一人として検討します。

 テーマはこれだったのに、森の横道で時間を取ってしまいました。心に余裕のある方と日本を好きな方だけ、次回の「ねこ庭」へ足をお運びください。

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壊れていく自由民主党

2025-02-17 20:40:49 | 徒然の記

 毎日書いていたブログを14、15、16日と3日間休みました。その間、新聞とネットとテレビのコマーシャルを見ていました。

 生命保険、住宅販売、就職情報、菓子、スナック、インスタント食品、生理用品、おむつ、健康食品など、消費者の目を惹くため、明るく、楽しく、快適で爽やかなメロディーと共に俳優たちが、非日常的な別世界の暮らしを見せてくれました。

 「自分はちっとも幸せでないのに、私は毎日幸せなコマーシャルを作る。」

 「自分の心は沈んでいるのに、私は明るい広告世界を演出する。」

 昔そんな言葉を残して、自殺したCMプランナーがいました。新聞・テレビ、ネットの情報で日本と世界の政治を目にしていると、亡くなった氏の言葉が浮かんできます。どこかに本当の姿があるのでしょうが、私が日々目にしているのは、CMプランナーの提供する世界に似ている気がしてなりません。

 新聞もテレビもネットの情報も国民の前に、「彼らが作った世界」を見せています。コマーシャルとの違いがあるとすれば、彼らは明るく楽しい話題を提供せず、それぞれの立場からの悲観論を、まるで事実であるかのように報道するところでしょう。

 自分の国を愛せない人間がこの世に存在するのは構わないとしても、若気の至りの一時的な感情を別にして、こう言う者は世界のどの国にいても「人間のクズ」として扱われます。

 ブログを休んだ3日間で、心に残った一つが反日左翼人の意見でした。

  ・憲法改正とか、女性宮家反対とか、そんな現実的に不可能なことを言う人間は極右です。

 極右 ?  玉石混交のネット界ですが、ここまで石ころが混じっていたとは驚きでした。石ころの動画を集中して見ますと、一つの特徴がありました。

 語っている男も女も、おかしな日本語を喋り、字幕の文字が間違いだらけの当て字だと言うところです。今年の一月に「皇室関係」の誹謗中傷の動画の氾濫に驚き、過去記事に取り上げた時と同じ状況が、「政治関係」のユーチューブに存在していたと言うことです。

 いつもは見ないネット界の石ころ動画ですが、まとめてみると勉強になります。

 日本を崩壊させている代表的人物なので、石破氏と野田氏の顔を見ると、一日が不愉快になるのは今も同じですが、3日間石ころ動画やユーチューブで勉強した結果として再確認した事実がありました。

 そしてこれが、今日の「ねこ庭」のテーマになります。

 共産党の親派諸君は、「ねこ庭」が〈 ネット界の石ころ動画 〉と言いますと、左翼系批判と誤解して反対してきます。「ねこ庭」は反日左翼だけでなく、保守を標榜する「石ころ動画」も含めているのが分かっていないようです。

 ・自分の国を愛せない人間がこの世に存在するのは構わないとしても、若気の至りの一時的な感情を別にして、こう言う者は世界のどの国にいても「人間のクズ」として扱われます。

 「ねこ庭」の羅針盤はここにあるので、外れた人は右でも左でも同じ扱いになります。保守政治家と言われ党内で人望があっても、LGBT法を推進した新藤義孝氏や古屋圭司氏、萩生田光一氏も同じ分類になります。

 「貧しい人を救え」「弱者のための政治を」

 「戦争のない世界を」「平和の尊さを守れ」

 誰もが賛成する美しい言葉を叫んでも、彼や彼女らの立っている場所が自分の国を愛せない壇上なら、同じ分類になります。

  ・国を愛するとか、愛国心とか、そんなレトロな昭和を引きずっている人間は時代遅れです。

 これも同じく「石ころ動画」で見つけた意見ですが、勉強になりました。息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に言います。

 つまりこれが本日のテーマ、「壊れていく自由民主党」です。

 保守合同以来、政権党となった自由民主党には右と左が同居してバランスを保っていました。岸田氏と菅氏が外国勢力の脅しに負け、反日リベラルの石破氏を総理にしてからと言うもの、一気に自由民主党が左に傾いてしまいました。

 何度も言いますが、石破氏が首相になったのは石破氏の責任ではありません。自由民主党内の反日リベラル議員たちが、保守派を排除して作った結果です。しかもこの時排除された保守派の議員たちが、利権と金にまみれ、国民のための政治を二の次にしていたことが明るみに出ました。

 この現象を眺めて、「ねこ庭」は、「壊れていく自由民主党」を見たと述べています。

 悪いことは重なるもので、日本の首根っこを押さえているアメリカが、民主・共和党の国内戦争で分裂していますから、とばっちりを受けた自由民主党と経済界が二つに分かれています。「壊れていく自由民主党」がどうなっていくのか、いっそう先が見えなくなっています。

 自由民主党が壊れていくと言うことは、日本が壊れていくことにつながります。右も左も何らかの形で外国勢力と結びついていますから、日本が壊れますと外国勢力が起こした騒動が、やがて内乱になります。

 南北に分断された大韓民国の姿が、対岸の火事でなくなる可能性が出てきます。 

 「ねこ庭」も危機感を煽る「石ころユーチューブ」の仲間でないか、と言われそうですが、訪問される方々には分かって頂けると思います。

 「ねこ庭」の立っている場所 ( 愛国心 ) が、彼らと違います。

 次回は、「壊れていく自由民主党」を支えるにはどうすれば良いのか、国民の一人として検討します。どうかご参加ください。

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ヘグセス国防長官談話 - 2 ( NHKの情報操作 )

2025-02-13 16:19:44 | 徒然の記

 「ヘグセス国防長官談話」の肝心な部分を、NHKがカットしました。残念ながらメモがありませんので、記憶に頼る以外ありません。

 正確さに欠けますが、どうせ千葉の片隅でつぶやく「ねこ庭」の独り言です。多少不正確でも、大した影響はありません。ネットの住民が黙っていないはずですから、2、3日すれば、自然と正確な発言内容が分かると思います。

 〈 カットされたヘグセス国防長官談話 〉

  ・アメリカは、これ以上ウクライナとロシアの無益な戦争に力を注ぐ気はない。

  ・中国がアジアで、武力を使ってやりたい放題をしている。

  ・世界平和のためには、ロシアより中国の方が危険だ。

  ・アメリカは、これから中国を敵として戦う。

 これはへグセス長官の意見というより、トランプ大統領の主張です。大統領はロシアとは妥協しても中国とは戦うと明言しています。

 ゼレンスキー大統領はショックかもしれませんが、それ以上の衝撃が石破氏にも届いたはずです。媚中派の岩屋外相を中国へ行かせて中国を喜ばせ、自らもアメリカより中国を優先していた石破氏に、トランプ氏がノーを突きつけたことになります。

 「米中会談は、成功だった。」「自民党内の反石破勢力は、歯軋りをしている。」

 こんな見当違いの記事を書いていたマスコミは、二重の意味で醜態を示すことになります。反日左翼のマスコミや迎合する人々と、勝った負けたの試合をしているのでありませんから、これ以上の批判はしません。

 「アメリカの属国」である日本が、トランプ大統領の発言によってこれから右往左往する様子が見えるのを、苦々しく思うだけです。石破下ろしが始まり、高市氏を担ぐ保守派が勢いを増すのではないでしょうか。

 「トランプ大統領は素晴らしい。」

 「トランプ氏の決断力が、日本の政治家にはない。」

 「やはり彼は、世界のリーダーだ。」

 こう言うコメントが早速現れていますが、反日左翼の「お花畑」の人々と同じ軽薄な人々でないかと思います。

 かっての覇権超大国でなくなったとしても、やはりまだアメリカは大国です。トランプ氏にここまで世界を驚かす発言を許している背景は、二つです。

   1.  世界一の軍事力     2.  世界一の経済力

 この現実を見ている「ねこ庭」は、日本を取り戻すために2つのものを主張しますが、世界の平和を願い、戦争を否定する人々には受けいれられません。

   1.  国民と国土を守るための軍の再建・・憲法改正

   2.  国の歴史と伝統を守るための「皇室護持」・・「女性宮家反対」「選択的夫婦別姓反対」

 「ねこ庭」に、次のような反対意見が届きます。

  ・日本がいくら軍事力を持っても、無用な軍拡競争で国民を苦しめるだけだ

  ・むしろ世界に類のない「平和憲法」を守り、外交の力で国を守るべき

  ・戦前のように軍が幅を利かせ、国民を弾圧した国に戻してはならない。

 どの意見にも反対を許さないだけの根拠がありますし、「平和外交」は日本共産党の意見ですが、もしそれが現実で通用するのであれば「ねこ庭」は反対しません。しかし国際社会を眺めると、軍事力が背後にない国の外交は相手にされません。

 一番良い例が、核使用の脅しでウクライナ戦争を拡大したロシアです。身勝手で横暴な主張と分かっていても、軍事大国のロシアに国連の加盟国は、外交力で何のブーレーキ役も果たせませんでした。

 軍事力を背景に中国がアジアの海を勝手に埋め立て、軍港化しても、日本を含む軍事弱小国は阻止できませんでした。世界の大国に匹敵する武力を持つ必要があるのでなく、敵対国の侵略を初期段階で阻止する軍事力が外交力と共に要るのです。

 もしも外交で世界平和が作れるのなら、共産党は国会で自由民主党を論戦で打ち負かし、国民にも訴えたら政権与党になれます。この党が支持率1%台で、万年野党なのは「具体策がない」からです。

 「理想を掲げること」と「現実の政策」が違うことを、「ねこ庭」は日本共産党の親派の人たちに言いたいと思います。

 この議論をすると終わりが無くなりますので、ここでやめますが、今回は大事な事実をカットして伝えるNHKの姿を紹介することに主眼がありましたので、目的は達したと思っています。

 

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アメリカ・ヘグセス国防長官談話 ( NHKの情報操作 )

2025-02-13 16:18:14 | 徒然の記

 青山繁晴氏の会社 ( 株式会社  独立総合研究所 ) を紹介し、氏の「ナシナシ公言」の背景にある事実を検討・推察しましたので、今日から中断している「自由民主党への疑問」を再開する予定でした。

 企業・団体からの献金なし、個人からの寄付金なし、政党の支援金なし、議員の国内視察、海外出張はすべて自費で行っていると言うのが氏の説明でした。著作の収入を当てているのかと思っていましたが、「独立総合研究所」からの受注業務の収入があり、個人の懐は痛んでいないのでなかろうかと推察致しました。

 氏の支援者の方々には申し訳ないと思いますが、事実は事実として知ることが大事です。「ナシナシ公言」の通りに氏が政治活動をしている方が、不思議であり不自然です。事実が世間に広まり、氏が必要以上の自慢話をしなくなる方が、日本のためになる気がます。

 「ナシナシ公言」をしてきたが、実はそれだけの収入があったと明らかになればその方が常識的な話です。仲間の議員諸氏も氏が事実を公にすれば、政治家としての意見は正論でなので、本気で集まってくるのではないでしょうか。

 超人のように清廉潔白な政治家はいないのですから、これでやっと氏が他の議員諸氏と同じ普通の政治家になります。「ねこ庭」が、「是々非々」で氏を支援していくことに変わりはありません。

 突然話を変えますが「ねこ庭」が予定を変更する原因は、今朝の10時、NHKの「キャッチ  世界のニュース」にあります。

 青山氏の「ナシナシ公言」の話とは比べ物にならない、大きなニュースでした。メモをとっていないので正確な報告をするため、ネットでニュースを探しました。「NHK NEWS NET」が見つかりましたので、記事を紹介します。

  ・NATO・北大西洋条約機構の国防相会合に参加するため、ベルギーを訪れているアメリカのヘグセス国防長官は、ウクライナ侵攻の早期終結の必要性を強調した上で、現時点ではウクライナが求めているNATO加盟は、現実的ではないという認識を示しました。

 私が見たのはヘグセス国防長官の会見動画でしたから、「NHK NEWS NET」の記事とは臨場感が違います。臆せずに語る氏の強い姿勢が、活字では伝わりません

  ・アメリカのヘグセス国防長官は、12日、この会合を前に、ウクライナへの軍事支援について話し合う会議に出席しました。

  ・この中で長官は「私たちのメッセージは明確で、流血を止め、戦争を終わらせることだ」と述べ、ウクライナ侵攻の早期終結の必要性を強調しました。

  ・その上で「アメリカは、ウクライナのNATO加盟は交渉による解決の現実的な結末とは考えていない」と述べ、現時点ではウクライナが求めているNATO加盟は現実的ではないという認識を示しました。

  ・さらに、ウクライナがロシアによる一方的なクリミア併合などが行われた、2014年よりも前の状態に領土を回復しようとすることは

  ・「非現実的な目標だと認識する必要がある。幻想的な目標を追求することは戦争を長引かせるだけだ」と述べ、否定的な考えを示しました。

 ヘグセス長官の意見は、バイデン前大統領の政策の明確な否定で、政権が交代するとここまでアメリカが変わるのかと驚かされました。

  ・一方、ヨーロッパの加盟国の一部が停戦が実現した場合、ウクライナに平和維持部隊を派遣する案を検討していることを踏まえ、「NATOの任務として行われるべきではない」と述べました。

  ・さらに、NATO加盟国のGDPに占める国防費の割合を、アメリカの軍事力に頼らず、目標としてきた2%ではなく5%に引き上げるべきだというトランプ大統領の見解を示し、国防費のさらなる増額を求めました。

 アメリカはウクライナとロシアの問題について、今後は軍事的関与をしないので、ヨーロッパがウクライナを支援すると言うのなら、各国が軍事費を自ら増やして対応すべきという考え方です。

 アメリカが参加しないのだから、NATOとしてでなくヨーロッパ諸国の軍事行動になるという理屈になります。バイデン大統領の曖昧な支援策をやめ、ロシア寄りの姿勢を明確にしています。

 ではなぜトランプ大統領は、ここまで大胆な政策変更をしたのか。

 ヘグセス国防長官の意見を聞き、そう言うことだったのかと「ねこ庭」は理解したのに、「NHK NEWS NET」に失望しました。

 なぜなら、「NHK NEWS NET」の記事がここで終わっていたからです一番肝心な長官の意見、日本に関係がある最も重要な部分がカットされています。石破氏とトランプ大統領の記者会見報道で、非礼なトランプ大統領の態度を報道しなかったと同じ「報道しない自由」を、ここでもNHKが使っていました。

 しかし「ねこ庭」は、怒りに任せNHKを批判することはしません。息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々にNHKの不誠実さを、紹介するだけです。NHKの公共放送としての裏切行為に比べれば、青山氏が収入源を語らなかったことなど取るに足りない些事だと言うことが分かります。

 青山氏に悪意があり、本気で国民を騙すつもりなら、会社PRのホームページに事業内容を克明に公表しません。「頭隠して尻隠さず」の青山氏は、むしろ愛すべき一面を持つ政治家ではないのでしょうか。

 ということで、次回はNHKがカットしたヘグセス国防長官の意見を紹介します。それは同時に公共放送としてのNHKが、使命放棄した姿を明確にすることにつながります。

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自由民主党への疑問 - 28 ( 「ねこ庭」の推測 )

2025-02-11 22:16:13 | 徒然の記

  「ねこ庭」が判断の根拠にしたのは、次の3つの情報です。

 〈 情報 1. 〉

   ・社員数は11人前後で推移している、男女比では女性の方が多い。

   ・青山の個人事務所として見られることもあるが、青山自身はこれを否定

 〈 情報 2. 〉

  【主な事業内容】
  • 人文社会科学分野の政策立案、受託調査、受託研究、総合コンサルタントおよび講演・講義(国家安全保障、テロ対策、国民保護、企業危機管理、経済・金融、政治、外交・国際関係論、文化交流)
  • 自然科学分野の政策立案、受託調査(環境影響評価など)、受託研究、研究指導、総合コンサルタントおよび講演・講義(メタンハイドレートなど海洋資源調査・開発、安全保障技術、海洋環境工学、海洋音響学、海洋物理学、海洋シミュレーションモデル、船舶運用学、航海学、海事法規)
  • 人文社会科学・自然科学両分野について出版、テレビ・ラジオなどの企画・執筆・編集・参画・制作
  • 完全会員制レポート「東京コンフィデンシャル・レポート」(TCR)の配信
  • 会員制クラブ「インディペンデント・クラブ」(IDC)の運営
 〈 情報 3. 〉

  ・平成28年6月30日、代表取締役だった青山繁晴が第24回参議院議員選挙出馬に伴い退任

  ・長男である青山大樹が代表取締役社長に就任。但し、青山繁晴に対し業務委託にて危機管理、政策研究及び情報発信事業の発注をしている。

 わずか11人前後の社員でこれだけ多様な仕事をこなしているということは、男女ともに専門知識とスキルを持ったタフな人間の集まりだろうという推測ができます。会社が青山氏の個人事務所と見られることもあるというのですから、小ぢんまりとした社屋 ( しゃおく  ) が想像されます。

 警察庁、防衛省、総務省からの受講生の受け入れをどのようにしているのか分かりませんが、講習会場に相応しい会議室が一つあり、有効活用しているのかもしれません。

 同社が売り物にしているのは、社員たちの専門知識ですから、説明する場所があれば良いので、社員が働きやすい環境には投資しても、余計な設備に金をかけていないのではないかと考えます。宿泊施設の必要な受講生でなく、講習時間に集合する受講生たちなのかもしれません。

 メインは社員が得意先に出かけて行う講義や研究で、事務所のデスクは社員たちの作業場所でないかと思います。社員一人一人が、得意先から仕事を請け負い、得意先からの支払いが会社の売り上げとなり、ここから給与が支払われているのだと思われます。

  ⚫︎ 人文社会科学・自然科学両分野について出版、テレビ・ラジオなどの企画・執筆・編集・参画・制作

 これが事業として上げられているところを見ますと、青山氏の著作の売り上げも、会社の収入に計上されているのではないでしょうか。【ぼくらの国会】の広告収入は全額チャンネル桜に渡していると説明していますが、動画自体は青山氏が会社から受注した仕事で、月々の給与の中で対価が支払われている気がします。

 つまり青山氏の活動はどれをとっても無料のものがなく、動画・テレビへの出演、各種講演会などはすべて会社から受注した仕事で、一旦会社の収入となり、そこから対価が支払われているのではないでしょうか。

 それを裏付けているのが、〈 情報 3. 〉の説明です。

   ・長男である青山大樹が代表取締役社長に就任。但し、青山繁晴に対し業務委託にて危機管理、政策研究及び情報発信事業の発注をしている。

 青山氏が社長を退任し国会議員となったため、わざわざ書いたのだと思いますが、同社の社員は全員が「請負方式」で仕事をしているのでないかと「ねこ庭」は考えています。

 簡単に言いますと、会社が100円で受注した仕事を、社員が80円で請け負い、差額の20円が会社の利益となります。仕事を探すのは会社で、社員は仕事をもらう立場です。世間的に見て割の良い対価が得られるのなら、専門社員も不平や不満は言いません。

 どうやらこの会社の社員は、会社の役員も兼ねているようですから、強い連帯意識と愛社精神があるようです。青山氏が、役員名簿と株主名簿を非公開にしている理由がここにあるのでないかと想像するのは、勘ぐり過ぎでしょうか。

 こうしたややこしい仕組みにすることが、税金の支払い上で何か便宜があるのか、数字に弱いだけでなく、会社経営もしたことがありませんのでよく分かりません。

 分かることは青山氏が有能な国会議員であるだけでなく、やり手の会社経営者だということです。

 氏の講演会に行った人の中に、入場料が高いのでないかと疑問を抱く人がいました。普通なら2、3千円なのに、氏の講演会は5、8千円だそうです。会場の入り口では氏の著作も売っていますが、おそらくこれらはすべて一旦会社の売上になるのでしょう。

 講演会も著作の販売も会社の事業だとすれば、割高になっても不思議はありません。氏の講演会へ行く人たちは熱烈な支援者が多いので、お金のことは何とも思っていないのだと思います。

 自由民主党を立て直すために、青山繁晴という人物が必要であるという考えは今も変わりませんが、故安倍首相に接した時と同じく、これからも「是々非々」の立場で支援したいと思います。

 「総裁選」に出馬した氏を推薦する議員が20名集まらなかった原因は、もしかするとこんなところにあったのでしょうか。80名以上いる「護る会」の議員が、なぜ推薦人として手を上げなかったのか。

 誰もわざわざ話をしませんが、「ねこ庭」は馬鹿正直に話をいたしました。

 シリーズの目的は「自由民主党への疑問」であり、青山氏への批判ではありませんので、予定していた検討作業はまだ残っています。「自前資源の開発」は依然として日本の重要課題ですから、こんなことで尻すぼみになってはおれません。

 反日リベラルの石破氏が、今国会で「選択的夫婦別姓」を法律化しようとしています。日本の戸籍制度を破壊する亡国の石破氏を自由民主党から追い出すためにも、保守議員の青山氏は大切な政治家です。

 感情に走らず、しばらく休憩して情報を集め、また再開します。

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自由民主党への疑問 - 27 ( 同社の沿革 )

2025-02-11 15:42:15 | 徒然の記

  本日は、気乗りのしない検討作業になります。株式会社・独立総合研究所のホームページから、「沿革」の部分を紹介します。

 年月の後に内閣名を入れたのは「ねこ庭」ですが、それ以外は同社の説明です。

 2002 ( 平成14 ) 年4月1日  ・・(  小泉内閣 )

  ・三菱総合研究所から円満に独立し、有限会社・独立総合研究所として創立、本社を東京・竹芝に置いた。

  ・政府機関、また民間企業から委託を受けての調査・研究を直ちに、開始。

 2002 ( 平成14 )年10月  ・・(  小泉内閣 )

  ・経済産業省の関連機関、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した新エネルギーに関する調査・研究に当選。創立半年でNEDO公募に当選したのは史上最短記録とみられる。

 2002 ( 平成14 )年12月  ・・(  小泉内閣 )

  ・警察庁警備局の警部を研修生として受け入れ。警察がその本分の職務に関して民間へ研修生を派遣するのは、日本の近代警察史上で初めてとみられる。

 2003 ( 平成15 ) 年7月  ・・(  小泉内閣 )

  ・業務の拡大に伴い、本社を東京・汐留に移転

 2004 ( 平成16 ) 年5月  ・・(  小泉内閣 )

  ・業務の拡大に伴い、本社を東京・新橋に再移転

 2004 ( 平成16 ) 年5月  ・・(  小泉内閣 )

  ・国民保護法制の運用実務をめぐる調査・研究で、自治体(ある県)の指名競争入札に応札し落札。

  ・すなわち、従来の政府機関、民間企業に加えて自治体からの受託を開始した

 2004 ( 平成16 ) 年6月   ・・(  小泉内閣 )

  ・有限会社を株式会社とした

 2004 ( 平成16 ) 年11月   ・・(  小泉内閣 )

  ・危機管理への貢献によって、東京消防庁の山元和美丸の内消防署長(当時)から、青山繁晴社長が感謝状を受領。

 2005 ( 平成17 ) 年1月   ・・(  小泉内閣 )

  ・防衛庁(当時)部員(文官の課長補佐相当)を研修生として受け入れ。

 2005 ( 平成17 ) 年4月   ・・(  小泉内閣 )

  ・2004年10月特許申請した「海底資源探査システム及び探査方法」が特許庁より特許を認められた。

 2005 ( 平成17 ) 年8月   ・・(  小泉内閣 )

  ・防衛庁(当時)部員(文官の課長補佐相当)を研修生として受け入れ(第2次)。

 2005 ( 平成17 ) 年9月   ・・(  小泉内閣 )

  ・沖縄電力会社営業部職員を研修生として受け入れ。

 2006 ( 平成18 ) 年4月   ・・(  小泉内閣 )

  ・総務省消防庁職員を研修生として受け入れ。

 2006 ( 平成18 ) 年5月  ・・(  小泉内閣 )

  ・陸上自衛隊幹部学校高級課程研修生を2名受け入れ(第1次) ※以来、2015年の現在に至るまで、毎年、同じ2名づつを10次、10年にわたり受け入れ中。

  ・これにより、2013年11月、陸上自衛隊幹部学校長の海沼敏明陸将(当時)から、青山繁晴社長が感謝状を授与された。

 2006 ( 平成18 ) 年9月   ・・(  小泉内閣 )

  ・民間企業の職員を研修生として受け入れ。

 2006 ( 平成18 ) 年9月  ・・(  小泉内閣 )

  ・洞爺湖サミット(2008年)の警備準備への貢献によって警察庁の西村泰彦警備局長(当時)から、青山繁晴社長が感謝状を授与された。

 2010 ( 平成22 ) 年6月  ・・(  鳩山内閣 )

  ・業務の拡大に伴い、本社を東京・お台場地区に再移転。

 2013 ( 平成25 ) 年11月  ・・( 安倍内閣 )

  ・自衛隊の高級幹部育成への貢献によって前述のように陸上自衛隊幹部学校の海沼敏明学校長(陸将)から、青山繁晴社長が感謝状を授与された。

 2016 ( 平成28 ) 年7月   ・・( 安倍内閣 )

  ・代表取締役社長 青山繁晴が退任し、青山大樹が代表取締役に就任。

 2021 ( 令和3 ) 年4月    ・・( 菅内閣 )

  ・代表取締役社長 青山大樹は取締役となり、青山千春が代表取締役社長に就任。

 沿革を読むまで、青山氏を支援していたのは故安倍首相とばかり思っていましたが、氏の会社を大きく育てたのは小泉首相だったことが分かりました。

 故安倍氏と青山氏とのつながりが生まれたのは、平成17年10月に小泉首相が安倍氏を官房長官に抜擢した以降ではないのでしょうか。

 今回の「沿革」と前回の「株式会社 独立総合研究所」の情報を読んだ方の中には、青山氏の国会活動がどのようなものであるかを理解された人がいるのではないでしょうか。

 ここでシリーズを終えても良いのかもしれませんが、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々にはちゃんと説明をする責任がある気がします。情報の受け取り方は様々あると思いますから、飽くまでも「ねこ庭」の推測ということで次回に説明をいたします。

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自由民主党への疑問 - 26 ( 株式会社 独立総合研究所 )

2025-02-10 21:13:29 | 徒然の記

 石破氏とトランプ大統領の共同記者会見の動画を見て、トランプ氏の非礼さと石破氏の醜態に驚き、「ねこ庭」のシリーズが中断しました。

 大手メディアが会見の不都合部分をカットしても、トランプ氏の振る舞いはネットの世界を駆け回っています。「ねこ庭」の意見はすでに述べましたので、本日から元のテーマに戻ります。

 青山氏が社長をしていた「株式会社 独立総合研究所」についての、検討作業です。(  情報源は特に書かない限り、ウィキペディアです。)

 〈 株式会社 独立総合研究所 〉

 社 是

  ・われら独立総合研究所・独研は、いかなる組織や団体からも独立し、いかなる補助金の類も受けず、完全なる公平・客観の立場から、企業、社会、祖国、世界に寄与する調査研究を行う

 民間会社にとってはお客様が第一ですから、「いかなる組織や団体からも独立し」と言い切って良いものか。こういう「なしなしの公言」は不要な気がしますが、青山氏の会社らしい社是です。以下説明が続きます。

   ・平成16年6月、有限会社から株式会社へと組織変更。

  ・社員数は11人前後で推移している、男女比では女性の方が多い。

  ・青山の個人事務所として見られることもあるが、青山自身はこれを否定

  ・平成28年6月30日、代表取締役だった青山繁晴が第24回参議院議員選挙出馬に伴い退任

  ・長男である青山大樹が代表取締役社長に就任。但し、青山繁晴に対し業務委託にて危機管理、政策研究及び情報発信事業の発注をしている。

  ・令和3年4月1日、社長であった青山大樹が取締役へ就き、取締役である青山千春が代表取締役社長に就任

 ここまできて、作業が止まりました。肝心の情報がありません。

 ・本社所在地・・東京竹芝 ( 詳細は、セキュリティー上から非公開  )

 本社所在地は良いとしても、株主、役員情報が非公開です。何でも国民に伝えると氏は【僕らの国会】で述べていますが、自分の会社情報は別のようです。いかがわしい会社が情報を隠すのは知っていますが、氏が似たことをするとは意外でした。

 酷いコメントが多数寄せられると言っていますので、安全上から非公開にしているのかもしれません。一番知りたい事業内容は、詳しく書かれていますが整理されていないので理解を妨げます。

 組織図を見ますと、事業主体は「研究本部」と「情報発信部」に分かれ、「研究本部」がさらに、「社会科学部」「自然科学部」「政府事業の受注」「危機管理顧問」「研修生受け入れ」と細分化されます。

 同じように「情報発信部」は、「東京コンフィデンシャル・レポート( 略称:TCR )」と「インディペンデント・クラブ( 略称:IDC )」「独立講演会」「テレビ・ラジオ講演」に分かれています。

 事業内容については、もしかするとウィキペディアより、株式会社 独立総合研究所のホームページの方が分かりやすいのかもしれません。次のように列挙されています。
 
【主な事業内容】
  • 人文社会科学分野の政策立案、受託調査、受託研究、総合コンサルタントおよび講演・講義(国家安全保障、テロ対策、国民保護、企業危機管理、経済・金融、政治、外交・国際関係論、文化交流)
  • 自然科学分野の政策立案、受託調査(環境影響評価など)、受託研究、研究指導、総合コンサルタントおよび講演・講義(メタンハイドレートなど海洋資源調査・開発、安全保障技術、海洋環境工学、海洋音響学、海洋物理学、海洋シミュレーションモデル、船舶運用学、航海学、海事法規)
  • 人文社会科学・自然科学両分野について出版、テレビ・ラジオなどの企画・執筆・編集・参画・制作
  • 完全会員制レポート「東京コンフィデンシャル・レポート」(TCR)の配信
  • 会員制クラブ「インディペンデント・クラブ」(IDC)の運営
 検討作業を「氏の経歴」で止めておくべきだったのではないか・・・という疑問が生じ、作業の手を休ませそうになります。何でも検討して、明らかにすれば良いというものではない、のではないかとそんな気がしてきました。
 
 ちょうどスペースが無くなりましたので、続きは次回としますが、もしかすると青山氏の熱烈な支持者の方は、スルーされるのが良いような気がいたします。
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石破氏とトランプ大統領の共同記者会見

2025-02-08 22:34:08 | 徒然の記

 石破氏とトランプ大統領の会談と共同記者会見が、昨日2月7日に行われました。

 日本時間では今日の未明になるとのことで、新聞もテレビもまだ報道をしていません。明日のニュースになるのだと思いますが、ネットの情報の早さを実感した今です。パソコンに向かい「自由民主党への疑問 」のシリーズを続けていますので、画面を切り替える時、どうしても無関係な動画の紹介画面が出てきます。

 気になるニュースがあると、ブログを中断して見てしまう時もありますが、今日がちょうどその時でした。

 「石破・トランプ会談終了 驚きのトランプ対応 !」

 見出しの文字に引かされ、動画を見て驚きました。前に述べたとおり、石破氏の顔を見ると一日中不愉快になるので、ニュースを見ないようにしていますが、さすがに日米会談となるとそうはいきません。

 日中会談の時は取ってつけような笑顔を見なくて済んだのに、トランプ氏との会談ではわざとらしい笑顔を振り撒き、お世辞を述べる石破氏でした。

 問題は、対談が終わった後の共同記者会見の場でした。

 日本はアメリカの市場に100兆円の投資をすると石破氏が約束し、日米の絆の重要性を記者たちに説明していました。トランプ氏は先ほどの会談後に写した二人の写真に、サインを入れたカバーをつけてプレゼントしていました。

 「いい男の石破に比べると、自分の方が見劣りするのが残念だ。」

 軽口のジョークを言っていましたが、間には皮肉な冗談もありました。

 「シンゾウ ( 晋三 ) から、イシバは素晴らしい人物だといつも聞いていた。」

 これに対し、石破氏もお世辞を返していました。

 「トランプ大統領は恐ろしい人だと思っていましたが、実際に会ってみると、アメリカの大統領に相応しい誠実で頼もしい方でした。」

 正確な言葉は忘れましたが、だいたいこんな言葉をやり取りしていました。

 「もしアメリカが今後日本に対して、高関税をかけるとしたら、日本はどうするつもりか。」

 記者席から質問があり、

 「そういう仮定の質問には、お答えしかねます・・というのが日本の国会での定番の回答になっています。」

 石破氏がこれに答えた時から、トランプ氏の態度が変わりました。

 「素晴らしい、石破の答えは素晴らしい。」

 そう言いながらトランプ氏は耳につけたイヤホーンを外し、石破氏に目を向けず、記者席に向かって喋り続けました。

 「彼は自分が何を言っているのかを、ちゃんと理解している。素晴らしい回答だ。」

 これ以上は聞く必要も話す必要もないという態度で、テーブルの書類を片付けて小脇に抱え、壇上を降りました。

 握手もせず、振り返りもせず、石破氏を壇上に残しトランプ氏は姿を消しました。訳がわからないまま石破氏も書類とサイン入りの写真を小脇に抱え、壇上を降りようとします。

 主役の大統領がいなくなったのて、記者たちは慌ただしく会場を出ています。時々立ち止まって会場を見渡していますが、誰も石破氏に注目する者はいません。

 「ねこ庭」は石破氏を日本の首相と思っていませんので、今でも氏を語る時は「石破氏」と言います。彼を首相にしたのは、裏切り者の岸田元首相と菅元首相と、自民党の風見鶏の議員たちですから、一日でも早く退陣して欲しいと願っています。

 しかしさすがに、この動画には心が傷つきました。

 ここまで無礼な仕打ちをするトランプ氏に対する怒りと、石破氏を首相にした自民党の議員諸氏の見識のなさと腑抜けぶりにです。

 ついでなので他のネット動画の報道を確認し、もう一度怒りを覚えました。

 9社の動画のうち、トランプ氏の無礼な最後のシーンを報道していたのは2社で、残りの7社は問題の場面をカットしていました。それどころか、こんな解説をしている社もありました。

 「こうして石破首相とトランプ大統領の会談は、和やかな雰囲気の中で終わりました。」

 なるほどこれがマスコミによる情報操作かと、生きた勉強をしました。問題の場面をカットせず報道したのは、いわば弱小の登録者数もわずかな動画です。貴重なデータになりますので、息子たちと「ねこ庭」訪問される方々に動画名を紹介します。

 〈 記者会見場の全画面を報道した会社 〉

   ・侍タイムズ   ・・登録者数  1.55万人

   ・2ch  時事特報 ・・登録者数  1.02万人

 〈 記者会見場の最後のシーンをカットした会社 〉

   ・FNNプライムオンライン   ・・登録者数      214万人

   ・ANN newsCH    ・・登録者数  443万人

   ・産経ニュース   ・・登録者数      59万人

   ・JAPAN  日本の凄いニュース   ・・登録者数  28.8万人

   ・SAMEJIMA TIMES   ・・登録者数  13.59万人

   ・日テレNEWs   ・・登録者数  1.9万人

   ・日本を保守するNEWS   ・・登録者数  8,110人

 〈 補足追加 〉

 階下に降りると9時のニュースで、NHKが記者会見の様子を伝えていました。思った通り、NHKは国民に事実を知らせない公共放送であることを確認しました。

 NHKは、〈記者会見場の最後のシーンをカットした会社〉の仲間でした。国民に事実を伝える報道機関の役目を果たしていません。支払っている受信料を半分にする国民運動は、どうすれば実行できるのかと本気で考えたくなります。

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