嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

カンビオコルサな週末(爆)第3話 カンビオとDSG

2010-03-26 19:03:30 | オンロードでの出来事

Dsc00646_2 さて、空前絶後と思えるカンビオコルサ体験でございますからして、ここはいっちょなじみのワインディングへと繰り出します(爆)。

乗り心地は想像通り、オトナのそれ(一部意味不明)。しっかりロールもするし、サスペンション・ストロークもしっかりある。アクセルオンとオフで果汁移動も非常にわかりやすく行われるようで、クォークォー、グボォ~ッと盛り上がるエンジンからの音を聴きながらの旋回はまあ無上の物でしょう。といいたいところながら、FFベースのオンデマンド4wd、電制てんこもりで、甘やかされっぱなしの怠慢ドライバー(わたしですがなにか)にとりましては冷や汗もんの連続(爆)。ミリ単位でアクセルを操って後輪にトルクを与えてゆく、この愉しみ・・・嗚呼、楽しきかな人生!!

名物の、ステアリングコラムと一緒に回転しない固定式のシフトパドルはかなり大きめで、扱いやすいですが、DSGのそれがパソコンのクリックに似たカチカチ感でもって2,3mm程度のアクションで決まるのに対して、こちらはアナログチック。ストロークが1cm程度はあるせいであいまいな感じがありますが、これもすぐに慣れる。大切なのは実は右足。

DSGではシフトアップの瞬間に電制スロットルがきっちり次のギヤにあわせてアクセルを戻して回転合わせを巧妙に行っているのに対して、こちらにはそんなコワザはない。つまりはシフト・ダウンでもアップでもスピードとエンジン回転をあわせてやる、あのMTのタノシミが残されているのですた~・・・1でオイシイところまで回してそのままDSG流に2に放り込みますとガックン、という感じで首が前に放り出されてしまい、乗員全員が不快になるのはもちろん、クラッチにも負担がかかる構造となっております。ダウンでも良く使う3→2なんてえときにはヒールアンドトゥよろしく、しっかりアクセルを開けて回転をあわせてやる必要がある!こいつを愉しめるのはマサーニMTを上手に操ろうと意識してヘタこきながら(爆)訓練したドライバーでございます(わたしですがなにか)。ちなみにカンビオコルサでは左足ブレーキングがマストですね。DSGではどちらでもよいが、カンビオの場合にはきっちり右足、左足分けて使ったほうがシフトはキレイに決まります。フロントで吠えまくっているのはまさにあのV8なわけで、こいつが7000rpmをはるかに超えて回りたがるさまはまさにゼッピン!!MTでもきっと楽しいでしょうが、このクルマにはシーケンシャルがお似合いってもんです。

Dsc00651 DSGはイッキにこれら一連のタノシミをドライバーからとりあげて、完成形としてしまった2ペダルATなのに対して、カンビオはあくまで2ペダルMTである、といえるでしょう。どちらが楽しいかといわれればマチガイなくカンビオでしょうが、ただ~し、ドライビング時に履く靴にはご用心。レーシングシューズが望ましいが、それに準ずるソールが薄く、硬いやつがオススメでしょう。ウエストンのローファーなんかもってこいでしょうね(爆)。

それにしても雪で濡れた路面で2にシフトダウンののち、あのサウンドを聴きつつ、スキッドコントロールのランプを眺めながらの旋回だなどなんとゼータクな週末だったことか、と(とほひめ)!!チョーキモチイェ~(C:キタジマ)、と叫びたいのをこらえつつ、気がつけば100kmオーバーのロングドライブと相成っておりますた。Y田さま、誠にありがとうございました!こんどトクイチにご一緒しましょうね(爆)。


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