田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

ラ・メゾン 小説家と娼婦(La maison)

2024年01月23日 17時33分19秒 | 日記

La maison 映画 動画配信 ネット 視聴

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 身分を隠して、2年間、娼婦として 活動した気鋭の女性作家エマ・ベッケルの自伝小説『La Maison』。大胆すぎる取材方法にフェミニストから激しく批判も浴びるが、同時にアンダーグラウンドで生きる女性たちのリアルな姿が大きな共感を呼び、世界 16ヵ国で大ベストセラーに。完全映画化に向けて、主人公に抜擢されたのは小栗康平監督作『FOUJITA』(15) のユキ役や、セドリック・クラピッシュ監督『パリのどこかで、あなたと』(19)等で日本でも知られ、ファッションモデ ルとしても人気急上昇中のアナ・ジラルド。パリの老舗キャバレー「クレイジーホース」で2ヶ月間トレーニングを行い 本作に体当たりで挑んた。監督には原作者からの強い希望で『ワンダーボーイ』(19)で熱い注目を浴びる気鋭の女性監督 アニッサ・ボンヌフォンが起用され、圧倒的なリアリティを持って衝撃の実話を映画化することに成功した。

 フランスからベルリンに移り住んだ27才の小説家エマは、作家としての好奇心と野心から娼婦たちの裏側に惹かれてゆく。そして、大胆にも彼女たちの実情を理解するために、有名な高級娼館“ラ・メゾン”に娼婦として潜入する。危険と隣り合わせの女性たちの日常、そして孤独や恋愛の尽きない悩み…。そこでの日々は、エマにとって新たな発見に溢れていた。そして2週間のつもりが、いつしか2年もの月日が流れてゆく。
果たして、エマがその先に見るものとはー。(映画公式ウェブサイトより)

 

 

<2024年1月7日 劇場鑑賞>

 親の敷いたレールに乗ってお堅い仕事をしている私は、実はこういう世界に早くから興味がありました。若い頃はチビデブ(今でもチビだが)だったのと、常に親に批判されて育っていたこともあり自分にまったく自信がなかったことで、行動に移す勇気が持てなかったのですが、自分が生きてる”虚偽の世界”よりも、ずっと女性たちが魅力的で、きっと人間的に深い人ばかりなんだろうな、とか考えていました。映画を見るようになってからは、それが確信に変わるほど、映画では常に女性たちが魅力的でした。いろいろな事情でその業界にいる女性たちは、人のことを詮索せず、しかし互助精神に満ちていて、前向きで、思いやりに溢れているのでした。私はすっかりおばあになりましたが、実はまだちょっと憧れています。需要はないでしょうが(笑)。

 で、この映画です。映画ですから、娼館に潜入した女性作家は若くて色っぽい美人です。これだけの女性、人生なんだってできるでしょうね。きれいだから男性もいいなり(?)というか警戒しないだろうし。娼館は予想に漏れず、同僚の女性たちは味のあるいい人ばかりで、昔人気があっただろうけれど今は引退している中年女性が、お料理など皆の世話をしていました。年輩女性もいて、彼女はぶしつけな客に帰るよう強く言ったりしてました。衣類にアイロンかけたりしていたかな。彼女がオーナーかもしれません。作家先生が、2週間のつもりが2年になった、というのもわかる気がしました。全然違う世界ですものね。

 女性客もいました。なるほど、そうですよね。私もチャレンジできるかな、と思いました。でも、高価なんでしょうね(当たり前だ)。主人公は、フランス女性だったので、余計に重宝されたみたいです。日本だけじゃなくてヨーロッパでも、フランス人って箔が付くのですね。

 やっぱり、きれいな女性が出て来る映画って、見ていて楽しいです。神秘的だし、大人だし。ちょっとリラックスしたい人にお勧めです。

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