大人の映画ですね、第一印象はそんな感じでした。
いい歳した男が、なんともグズグズしてるんです。彼はその昔、敏腕プロデューサーとして君臨した男。しかし、それがなんなのかは正確に描かれないけれど、何かで墓穴を掘り業界から干された男。
そして、その後女たちを連れて「ニュー・バーレスク」と呼ばれるショーをあちこちで開き、それなりに成功している男。
しかし、その景気に乗ってパリで凱旋公演をしようとして、やっぱり阻まれてしまいます。業界は彼を忘れていなかったのです。
それなりにお金もあるはずなのに、(当然)妻とは離婚している。子供と会う約束にも遅刻する。会って一緒に過ごしていても、なにかと問題行動を起こす。そもそも、いつもせかせかと動いていて、だからなんなのかよくわからない。
そんなグズグズな男と、決して若くはないバーレスクの女たち。彼女たちも若くはない上に、体型もぽっちゃり。お世辞にもスラッと美しくはない。でも、底抜けに明るく、また仲も良い。
ただぼーっと見ていると、結局なんだったのかよくわからないような映画だと思う。でも、その大人たちからにじみ出てる悲哀みたいなものに、人生長く生きて来た人間なら共感してしまうところも、あると思う。
なんだかはっきりしないんだけれど、「そんなことも、あるよな」と思ってしまうような。
よくわかんないけれど、「それでも、いいのかな。また、生きてゆけるのかな」・・・そんな、ちょっぴりの希望を感じたような気がしました。
あ、その男はマチュー・アマルリックです。
いい歳した男が、なんともグズグズしてるんです。彼はその昔、敏腕プロデューサーとして君臨した男。しかし、それがなんなのかは正確に描かれないけれど、何かで墓穴を掘り業界から干された男。
そして、その後女たちを連れて「ニュー・バーレスク」と呼ばれるショーをあちこちで開き、それなりに成功している男。
しかし、その景気に乗ってパリで凱旋公演をしようとして、やっぱり阻まれてしまいます。業界は彼を忘れていなかったのです。
それなりにお金もあるはずなのに、(当然)妻とは離婚している。子供と会う約束にも遅刻する。会って一緒に過ごしていても、なにかと問題行動を起こす。そもそも、いつもせかせかと動いていて、だからなんなのかよくわからない。
そんなグズグズな男と、決して若くはないバーレスクの女たち。彼女たちも若くはない上に、体型もぽっちゃり。お世辞にもスラッと美しくはない。でも、底抜けに明るく、また仲も良い。
ただぼーっと見ていると、結局なんだったのかよくわからないような映画だと思う。でも、その大人たちからにじみ出てる悲哀みたいなものに、人生長く生きて来た人間なら共感してしまうところも、あると思う。
なんだかはっきりしないんだけれど、「そんなことも、あるよな」と思ってしまうような。
よくわかんないけれど、「それでも、いいのかな。また、生きてゆけるのかな」・・・そんな、ちょっぴりの希望を感じたような気がしました。
あ、その男はマチュー・アマルリックです。
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