田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(Jack Reacher: Never Go Back)

2016年11月30日 07時45分31秒 | 日記

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 トム・クルーズ主演でリー・チャイルド原作の小説「ジャック・リーチャー」シリーズを実写映画化したサスペンスアクション「アウトロー」の続編。元アメリカ軍のエリート秘密捜査官ジャック・リーチャーは、現在はたったひとりで街から街へと放浪の旅を続けている。ある日、ケンカ騒ぎの末に保安官に連行されそうになったリーチャーは、この騒動が何者かによって仕組まれたものだと気づく。元同僚のターナー少佐に会うため軍を訪れると、ターナーはスパイ容疑をかけられ逮捕されていた。ターナーを救い出したリーチャーは、軍内部に不審な動きがあることを知り、真相を探り出そうとするが……。ターナー役に「アベンジャーズ」シリーズのマリア・ヒル役で知られるコビー・スマルダース。「ラスト サムライ」などの名匠エドワード・ズウィックが監督を務めた。(映画.comより)

 

 

 

 トム・クルーズ、がんばってますねぇ。しかしながら、前作「アウトロー」ではしびれるような強さとクールさでタブガイを演じてましたが、今回はほんの少し毛色が違いました。老けメイク?それとも地で老けた?ちょっと疲れたような感じを出しつつ、年相応か「96時間」みたいな仕上がりになってました。天下のトム・クルーズもこんなに枯れたか、って感じです。もちろん、いい味は出てますし、そういう役作りなんでしょうけれど、イメージ先行で言わせてもらうと、もっとマンガみたいなキレキレアクションが見たかったかなぁ。でも、改めて「うまいなぁ」と思いました。強いけれど口べたで不器用な中年、って感じをうまく出してましたねぇ、あんなハンサム顔で(笑)。

ストーリーはどぅってことありません。相変わらず軍内部に悪巧みをするやつがいて、過去に一緒に働いたことがある強くて美しい女性少佐と共に、罠にはめられつつも立ち向かってゆく、という正義感満載の映画です。今回は何が目新しいかと言うと、ジャック・リーチャーに「(自分の)娘かもしれない女の子」が現れることです。「自分に子供なんかいない」と信じてきた一匹狼が、しかし女と寝たことは確かにあるし・・・と、マジで面食らう様がケッサクです。それは「96時間」か「マッチスティック・メン」か。どちらにしても、テーンエイジャーの女の子に戸惑う中年男子の情けないこと、請け合いです。

「娘かもしれない」女の子も一筋縄ではいかないやんちゃ娘。なかなかにやり手です。それでもパシッと、決めるときは決めるのがトムちん。安心して見れる作りになってます。

トムちんにこの路線がアリだったのね。なんだか新鮮な感じがします。お話は難しくないし、少佐も美人だし、気軽に見るのにはおすすめです。

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