「LOST」「クローバーフィールド HAKAISHA」の脚本で知られるドリュー・ゴダードが監督・脚本、「アベンジャーズ」のジョス・ウェドンが共同脚本・プロデュースを務めたスリラー。二転三転する展開が話題を呼び、全米でスマッシュヒットを記録した。女子大生のデイナは友人のジュールスに誘われ、仲間と5人で山奥にある別荘にやってくる。しかし、デイナたちの行動は謎の組織によりすべて監視されており、5人は事態のすべてをコントロールする組織が描いたシナリオどおりに動かされていた。そうとは知らないデイナらはさまざまな恐怖に襲われ、ひとりまたひとりと命を落としていくが……。(映画.comより)
あはは!アホくさ(笑)。「あなたの想像力なんて、たかが知れている」とか、「賭けてもいい。絶対に予想できない」とかって書いてあるけど、そりゃこんなつまらん結末、誰も予想せんわ(笑)。それとも、これこそが真のスプラッター・ホラームービーというものか。素晴らしいB級ムービー!(褒め言葉です)
日本の予告は親切だから、若者が定番通り、不気味な小屋で得体の知れないものに襲われる、とか、しかしそれは本部みたいなところですべて管理されている、とか、そんなことは周知されてるわけです。
その上でどういうことが起きるか、ということなんですが、大体定番通りに進みます。例の管理室で、ベテランっぽいおじさんたち(リチャード・ジェンキンスなど)が、若者たちを意のままに操るためあらゆる手段を使うのには閉口しますが、それでもまぁ普通に進みます。
今回のイケメンリーダー役はなんとクリス・ヘムズワース!こんなB級映画に出てるなんて、「ソウ」を撮る前だったのかしら。設定が大学生だし、私は最後までリアムだと思い込んで見てしまいました(笑)。もともとそっくりだし。
で、物語の定番通り、「処女」とされる美女だけを残して皆死ななきゃならない設定なのに、「愚者」がガンガン大麻を吸っていたために効かなきゃならないものが効かなくて、話に狂いが生じる。これは大変!管理室は慌てふためく・・・。そんなお話です。
で、狂いが生じたところでどうなるって?
<ネタバレです>
はい、人類は大魔神により、消滅させられます。思い通りの生贄を捧げることができなかったからです。
コントロール室含め、管理タワーは全壊。地面は揺れて割れ、そこから大きな大きな大魔神の手が・・・!が、ラストシーンです。そ、そんなアホな!
小ワザは効いてます。半魚人からゾンビまで、各種取り揃えだし、最後の種明かしのシーンは「宇宙人ポール」よろしく、かのシガニー・ウィバーが颯爽と出てきて収拾つけようとするし。ここで彼女、必要だったかなぁ。
ともかく、脱力しました。もっと期待してたなぁ。いや、きっとこうあるべき世界なのに、私が理解できないだけなんだろうけど。
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