これまでの人気キャラクターが総結集。最終決戦に向けてアリスの壮絶なバトルが始まる・・・。
実際、この「バイオハザード」シリーズは、1~4まできちんと見て来ました。しかし、最初こそお話を理解できたものの、その長い年月の間に似たような映画がいくつも公開されたこととも重なり、だんだんだらだらと似たような場面が続いているだけの映画に思えて来てました。
ほとんど話は破綻しているんじゃないかと。
しかし、はっきり「6」で完結、とわかったからか、自信なく鑑賞し始めたこの「5」が、今までになくわかりやすい物語になっていると感じました。
そして、魅力的な登場人物がほぼ勢ぞろいするという、ゲームのファンに向けたサービスとも相まって、楽しめる映画になっていたと思います。
私個人的にはゲームをしないので、登場人物に対する入れ込みはなかったのですが、今回はシュミレーション上とはいえ、子供を登場させたこともわかりやすくなった一因だと思います。
冒頭には過去作の要点説明が、画像付きで入りますし、いきなり映画に入って生きやすい。
それにしても、前作でアリスは無能化(特殊能力を奪われるということね。人間化と言うべきか)されたのではなかったですか?違うかったかな。
ともかく、強いんです。それで、心強い仲間もいて、次々脅威を破って行くのです。
相変わらず、暴走する人工知能。逃げるアリスたち。人工知能に操られているかつての仲間。異様に強くなる血清。だって、それを打ったミシェル・ロドリゲスが、撃たれた弾を体内を移動させて指先から排出するんですもの。そ、そんなバカな!って感じでした。こんなものが本当に発明されたらすごいことでしょうね。
中島美嘉も、すごくがんばってました。前作ではほとんど印象に残らなかったのですが、今回は違います。目立ってます。
最後はモロ「つづく」です。当たり前と言えば当たり前なんですが、「おぉ、この辺か?」と思うところで「つづく」でした。
でも、次回作で完結するだろう、という終わり方でした。この戦い、ほんとのところ、どうなるのか。
次回作が楽しみです。