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この春、私の住んでいる岩国市と玖珂郡7町村が合併をして、新岩国市が誕生することになっている。
これに先立ち、岩国市の漢詩愛好家達が、8市町村の名所・旧跡を訪ねて「新・岩国8景」を選んだと、今朝の新聞に出ていた。
岩国市はもちろん錦帯橋。その他の町村も、地元の山・ダム湖・峡谷・川を選んでいた。私にとっては、ほとんどは行ったことのある所であった。
しかし、唯一、玖珂町が選んでいる名所「鞍懸山」だけは、見たことも登ったこともない。
正月以来、私を初め、妻もハートリーも運動不足を実感している。何かをしてそれを解消したいと思っていた。
外は春のような暖かさであった昼前、新聞で知った鞍懸山に早速登ってみることにした。ネットで調べてみると、標高240mで、整備された登りやすい山のようだ。
ロードスターに、いつもの3人が乗り込み、スーパーで弁当を買い込み、僅か15km離れた隣町、玖珂町に向かった。
国道2号線を車で走りながらでも、山の全景が良く見えた。新幹線のトンネルの真上にある山であった。その気になって眺めてみると直ぐに目に入る山だ。
戦国の世、山頂には鞍懸山城があった。厳島の合戦で敵を撃破した毛利が、山口の大内に矛先を向けた時、大内と内通があった鞍懸山城は、一瞬のうちに毛利によって落城とあいなった悲劇の山城だという。
南側からの登山口は、頬の赤い、通りがかりの女子中学生に教えてもらった。「頂上まで630m」という標識が出ている。登山口からの標高差は150mくらいだろうか。
軽いリュックを背負い、ストックを突いて登る。木止めした階段が多い。見晴らしの良い数ヶ所にはベンチが置いてあり、中高年にとっては有難い。
休み休みゆっくり登っても、30分はかからない。頂上からは、玖珂西盆地の景色が一望できる。僅かに霞んでいたが、展望台に立ち、殿様気分を満喫だ。
汗を流したあとの食事は、何を食べてもおいしい。ハートリーと交互に弁当の飯を口に入れた。
登ってみて、この山が名所に選ばれた理由がわかった。270度の大パノラマは雄大だ。田園風景豊かな日本の景色が広がっていた。
腹も満ちたり、小休止したあと、登りと反対側にある北側の道を下った。鞍懸山裾を2/3周し、総計3.5km・2時間の山歩きであった。
新聞のおかげで、いち早く「新・岩国8景」を、これですべて体験することが出来た。
岩国居住の皆さんも是非、登ってみては如何かと。満足出来るかどうかは、「当たるも8景、当たらぬも8景」ということで・・・おあとがよろしいようで。
(写真は、鞍懸山からみた「玖珂西盆地」と「登山道」)
かけくら山なだらかでいいですね。奈良みたいです。
西の嵯峨野もみせていただきました(^.^)いいですね~あの二枚交互はどうやるんですか?
初めてパソ\コンからコメントさせていただくのでごきげんに「はじめまして…」って書きはじめたらエンターキーで二回もコメントがっ。謝ろうとしたらおんぼろパソ\コンおちました(涙)私も落ちました↓
頂上から眺める景色は最高だったでしょう!
鞍懸山の名前だけは知っていました。
私も良く、コメントの2度打ちをやりますが、送ったものはもうかえって来ません。
コメントありがとうございました。
低い山を見つけては登っています。お弁当を大変おいしく食べることが出来ますね。小鳥沢さんも如何?