今年、広島カープは4日に横浜に敗れてCS進出を逃し、4位が確定した。これで1998年から11年連続のBクラスだという。
中国新聞のスポーツ欄にある「球炎」というコラムに、小西晶さんが「壮絶な散り方だった」「チームの成長を実感した」「投手力、打力、ベンチワークを含めた総合力の差だ。近くに見えた3位は決して近くない」と書いている。
今年の終盤、私も市民球場に応援に行った。あふれんばかりの満員の観客で、これまで見たことのないような盛り上がりであった。
カープは金本や新井という歴代の4番バッターを抜かれた上に、今年はエースの黒田まで出て行ってしまった。
抜け殻のような陣容で、ここまで本当によくやったことに敬意を表したい。しかし、プロ野球界は今のままでいいのだろうかとの疑問が湧く。
野球であれ他のスポーツであれ、競技場内のルールはきちんと決まっているが、肝心な選手の待遇の仕方までは決まっていない。
球団が選手に支払う報酬額に差があれば、カープのようにいい選手はすぐに金持ち球団に引き抜かれてしまう。
これでは同一条件でのスポーツとは言い難い。特別なことがない限り、大金を積み、いい選手を集めた巨人や阪神が優勝することは開幕前から自明である。
ペナントレースなんぞ、まどろっこしい試合などはせずに、開幕日に各球団は全資金をグラウンドに並べて、1番多い球団が優勝と決める方が手っ取り早いような気がする。
この1年、判官贔屓でカープを応援してきたが、こんなに不公平でおもしろくないプロ野球がこれからますます発展していくとは思えない。
新聞も「会社の資金力の差」とか「この戦力でよく健闘した」なんて書かないで、この辺りの問題点をどしどし指摘し、その改善へ向けて世論を盛り上げてほしいものだ。
今の世の中、政治の体たらくで国民の間には大きな格差が生まれている。その憂さを晴らすために、フェアーなスポーツでも見ようと球場に通えば、これまた球団間のこの格差だ。
お客様あってのプロ野球。巨人と阪神だけではペナントレースにはならない。みんなが納得できるルール作りを、まじめに検討してほしい。
今日のオジサンは、少し機嫌が斜めである。
(写真は、9月7日延長戦で負けた日の「カープ」)
中国新聞のスポーツ欄にある「球炎」というコラムに、小西晶さんが「壮絶な散り方だった」「チームの成長を実感した」「投手力、打力、ベンチワークを含めた総合力の差だ。近くに見えた3位は決して近くない」と書いている。
今年の終盤、私も市民球場に応援に行った。あふれんばかりの満員の観客で、これまで見たことのないような盛り上がりであった。
カープは金本や新井という歴代の4番バッターを抜かれた上に、今年はエースの黒田まで出て行ってしまった。
抜け殻のような陣容で、ここまで本当によくやったことに敬意を表したい。しかし、プロ野球界は今のままでいいのだろうかとの疑問が湧く。
野球であれ他のスポーツであれ、競技場内のルールはきちんと決まっているが、肝心な選手の待遇の仕方までは決まっていない。
球団が選手に支払う報酬額に差があれば、カープのようにいい選手はすぐに金持ち球団に引き抜かれてしまう。
これでは同一条件でのスポーツとは言い難い。特別なことがない限り、大金を積み、いい選手を集めた巨人や阪神が優勝することは開幕前から自明である。
ペナントレースなんぞ、まどろっこしい試合などはせずに、開幕日に各球団は全資金をグラウンドに並べて、1番多い球団が優勝と決める方が手っ取り早いような気がする。
この1年、判官贔屓でカープを応援してきたが、こんなに不公平でおもしろくないプロ野球がこれからますます発展していくとは思えない。
新聞も「会社の資金力の差」とか「この戦力でよく健闘した」なんて書かないで、この辺りの問題点をどしどし指摘し、その改善へ向けて世論を盛り上げてほしいものだ。
今の世の中、政治の体たらくで国民の間には大きな格差が生まれている。その憂さを晴らすために、フェアーなスポーツでも見ようと球場に通えば、これまた球団間のこの格差だ。
お客様あってのプロ野球。巨人と阪神だけではペナントレースにはならない。みんなが納得できるルール作りを、まじめに検討してほしい。
今日のオジサンは、少し機嫌が斜めである。
(写真は、9月7日延長戦で負けた日の「カープ」)
子供達のスポーツ感の多様化に早く気が付くべきです。
大いに机を叩きましょう。扇子をお貸ししましょうか、それとも中国新聞スポーツ面で派手な音を立てて机や床を鳴らしましょう。お手伝いしますよ。
参加することから、勝つことに意義を見出した現代スポーツの代表が野球でしょうか?
広島で育って価値高くなると去る、引き抜きには超高額な見返りをとるべきだ。
貴方は如何でした・・。
去るものは追わず・・・。彼らをカープ出身選手として暖かく応援しましょう。