写真エッセイ&工房「木馬」

日々の身近な出来事や想いを短いエッセイにのせて、 瀬戸内の岩国から…… 
  茅野 友

岩国検定新聞発表

2014年08月25日 | 岩国検定

 8月21日の午後1時半、報道各社にあらかじめ連絡しておいた通り、市役所の記者クラブで、第3回岩国検定の実施と、テキストCD版の発行に関して2人の仲間と共に記者会見を行った。

 2年前の第2回目の時と同じように、大手の全国紙を初め、地方紙やケーブルテレビなど各社が集まってくれるものと期待して出向いたが期待は大きく外れ、わずかに3社が来てくれたにとどまった。理由を尋ねてみるとやむ終えない事情があることが分かった。岩国在勤の記者は、前日に発生した広島の土砂災害の応援に出かけたため誰もいないという。

 これでは致し方ない。災害の報道が一段落したころに個別に新聞社を訪ねて、岩国検定の報道をお願いしたいと考えている。そんな淋しい記者会見であったが、読売新聞社が23日、良い記事を掲載してくれた。「実行委員会代表は『受験者を増やし、岩国のPRや観光振興につなげていきたい』と話した」と、まるで岩国の観光振興の責任者が言っているように書いてあるが、まあよかろう。

 この記事を読んで、多くの岩国市民がCDを買い求め、力試しのつもりで11月30日に実施する検定試験を受験していただけることを大いに期待しているが、果たしてどんなことになるのか楽しみである。

  「岩国検定」テキストCD 来月販売、11月に試験(8月23日 読売新聞掲載) 

 岩国市の歴史や文化、自然などの知識を問う「岩国検定」が11月30日に2年ぶりに行われるのを前に、同検定の実行委員会は、テキストブック「いわくに通になろう」(A5判、120㌻)のCD版を作成した。9月1日から発売する。  
 岩国検定は、郷土の魅力をもっと知ってもらおうと、市民有志でつくる実行委が2010年11月に第1回を実施。四者択一式の全50問(100点満点)で、60点以上の合格者には金(80点以上)、銀(70~79点)、銅(60~69点)の認定証が発行される。第1回は市内外の94人、12年12月の第2回は71人が受験した。
 テキスドプックは第2回検定を前に作成され、岩国の歴史や自然、文化、著名な人物などを7分野に分けて解説している。400部を自費出版したが、費用負担が大きいため、作成費用がより少なくて済むCD版を出すことにした。
 CDにはテキストブックの内容をそのまま収録し、これまで2回の試験問題と解答も載せた。内容を印刷して使うこともできる。
 21日に市役所で記者会見した代表は「受験者を増やし、岩国のPRや観光振興につなげていきたい」と話した。 価格は1000円(郵送料を含む)。郵便為替で申し込む。問い合わせは岩国検定実行委事務局(0827-21-8032)へ。