俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

「あなたに不利な証拠として」 ローリー・L・ドラモンド

2006年04月06日 03時28分15秒 | 時系列でご覧ください
「裁くのは俺だ」ミッキー・スピレイン、「黒衣の花嫁」ウールリッチ、「マルタの鷹」ハメット、「長いお別れ」チャンドラー、「あなたに似た人」ロアルド・ダール 、「警官嫌い」エド・マクベイン、「さむけ」ロス・マクドナルド、「もっとも危険なゲーム」ギャビン・ライアル、「転倒」ディック・フランシス 、「悪党パ-カ-」シリーズ リチャード・スタ-ク などなど、ハヤカワポケットミステリー(通称ポケミス)を滅多矢 . . . 本文を読む

「歓びを歌にのせて」  Sa som i himmelen

2006年04月04日 23時43分09秒 | 時系列でご覧ください
歌の持つチカラにももちろん感動したけれど、それよりもここに描かれる様々な登場人物の心の痛みに大いに心打たれた作品。 観ていて小さな村の人たちそれぞれが抱える様々な問題が描かれているあたり、同じ北欧であるデンマーク映画「幸せになるためのイタリア語講座」をふと思い出してしまった。 ただそちらは中年の男女が主人公の映画で、様々な人生を経てきたがゆえになかなか一歩前に踏み切れず躊躇していた彼らが、不 . . . 本文を読む

雑誌 『TITLE』 2006年5月号

2006年04月03日 01時04分15秒 | 時系列でご覧ください
多分定期的に発行される雑誌の中で「特集主義」を最初に実践したのはマガジンハウスの『ブルータス』だったような気がする。 最近でも「旅に持っていく本。」「The 'Truth' Goes to the Movies」「日本一の<手みやげ>はどれだ!? 」「フランス料理はなぜ、採点される宿命にあるのか? 」といった具合に、買う買わないは別としてつい手を伸ばしてしまう特集が組まれていて、相変わらず上手だと . . . 本文を読む

「リトルランナー」 Saint Ralph

2006年04月02日 02時19分30秒 | 時系列でご覧ください
実際に観る前は、とてもピュアでしみじみとした感動作なのではといったイメージがあったけれど、煙草は吸うわ、女子更衣室を覗くわ、とにかく下ネタ満載の14歳の主人公ラルフの悪ガキぶりで始まる序盤に、微笑ましさを通り越してしまい、いささか唖然。 父親は戦死し、母親も病気で入院していながら、一人明るく振舞って健気に頑張っているラルフ少年のシチュエーションを知るにつれ、ようやく多少なりとも感情移入出来るよう . . . 本文を読む