俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

一人お疲れさん会 @ 金沢 中央味食街 「 きく家 」

2013年07月08日 15時30分46秒 | 時系列でご覧ください

連日真夏日が続き、例年にも増して暑い今年の金沢。
そんな中、先日朝からずっと昼ご飯も食べずに夕方まで外での作業に頑張った自分へのご褒美と言うことで、久しぶりにキクちゃんこと、佐々野くんのところへレッツラゴー!

そしてちょうど “ 底引き網漁 ” 期間が終わったばかりの時期ながら、食べ切れないほど種類の魚が用意され、冷たいビールとともに夏の寿司を大いに楽しんだのであります。

※ちなみに最初の刺身の5点盛りは、ほうぼう、金目、鯛の昆布〆、生だこ、トリガイです



定番ながら、絶妙な味加減が少しずつ変化している 「 中落ちマグロのユッケ 」



ただでさえ肉々しいのに、炙ることによってますます肉な感じの 「 マグロのホホ肉 」
翌日思わず近江町へと走った(笑) ビールにピッタリな贅沢なひと品でござんす。



そして握りのスターターは例によって包丁を入れ軽く炙ったアカイカから…。
実はこのイカの姿、開店以来握り過ぎて、握っている本人が飽きてきたそうで、近いうちに違う形で登場するらしいので、それはそれでお楽しみに。



下準備から非常に手間のかかるコハダも見た目通り、ええ仕事しています。



他でもやんないのかと言い続けながら一般化しない薄い昆布をまとった甘海老。
甘海老の旨さをおぼろ昆布が引き出してくれて、ホンマ旨いのになぁ



同じくこれまたキクちゃんオリジナル?である、「 煮蛤 」 ならぬ 「 煮帆立 」
ハマグリみたいに噛めば噛むほど旨さ拡がるわけではないけど、これはこれで面白いぞ。



赤身の旨さを堪能できる見た目にも美しい能登で獲れたというマグロであります。



ア~ジッジ、ア~ジッジ、食べる前から美味しさが伝わってくる鯵でごじゃる。



赤貝もまた、そのヌメッとした肉感と、コリコリした歯ざわりがちゃんと楽しめます。



いつも以上に皮目だけを軽く炙ったのど黒は、やはり天下無敵な旨さだっちゃw



実はこの日一番の驚きだったのがこの炙りの入ったカマスの握り。
焼き魚のイメージが強く、多分これまで食べたことがなかったけど相当に旨しです。



以前は金沢にも何軒もあった海苔専門店も今や2軒となり、キクちゃんが長年取引していたところも店じまいすることとなり、同じ海苔はもう手に入らないと教えられ、しみじみと食べたウニなのであります。



以前アメリカからの客人も大いに喜んでくれたシマアジもまた、相変わらずの味わい。



宮城からやって来たマグロのええ所とりのカマトロは当然ぶっちぎりな美味しさ。



きゅっと締まり、甘みを感じさせる独特の味わいを感じさせてくれる 「 なめら 」



そしてヒラメは先着順?で、エンガワ付きで握ってくれたりするのであります。エヘッ



やっぱりこれがなくっちゃね! お馴染みスペシャリテの穴子は、やっぱり堪りまへん~~



そろそろ〆かな? ということで出てきた手巻き鉄火。



そして吸い物には、そのまま握って欲しいくらい立派なハマグリが…



さらにすでに満腹ながら、涙巻きまで注文してしまったのでありました。

ホンマご馳走様でした。


思えば、金沢在住の人のみならず、他県、あるいはほかの国からのゲストたちにも連れてくるたびに喜んでもらい、多くの人たちがリピーターになってくれて、さらに最近では金沢へ行き鮨屋を廻るという個人的旅行の目的先に名だたる店とともにリストアップされたりと、ますます人気が高まっているようで、何とも嬉しい半面、さらに予約しずらくなりそうで、ちょっと困ったりもするのであります。

とにかく6席しか席数がないため、予約なしだと振られる可能性大ではありますが、そこを敢えてまずは予約なんぞせずにふらっと入り、旨い魚を美味しく食べて欲しい店として改めてオススメしてしまうのであります。
そして幸運を祈ります。





今日の1曲 “ Call It Stormy Monday ”  :   T-Bone Walker

決して嵐にはなりそうもないけれど、月曜日ということで、今週はこの曲からスタートなのであります。
それにしても、ウォーカー伯父さん、何度見ても格好ええわ~!



最新の画像もっと見る

コメントを投稿