俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

至福の 「煮干しラーメン」 @ 金沢 寺町 「 自然派ラーメン 神楽 」

2015年09月08日 20時54分31秒 | 時系列でご覧ください

かつて、その独特の食感と味わいに唯一無二と言われた自家製麺と、これまた他では決して味わうことのできない紀州備長炭で燻されたスモーキーなチャーシューによって、絶対的な旨さを楽しむことが出来た神楽のラーメン。

ただ、残念ながら健康上の理由から仕込みが大きな負担となっていた「炭焼きチャーシュー」がなくなり、さらに追い打ちをかけるように、これまた体調不良から自家製麺を諦め、製麺所に依頼せざるを得なくなったりと、昔を知る者にとっては、いささか寂しい流れになっていた。

ただ、自戒を含めてだけど、自家製麺じゃないとねとか、あのチャーシューがねと、ある意味ないものねだりをするのはお客の勝手で、実際商売している側にとっては日々は続いて行くわけだし、そうした中でどんなことが出来るのかがずっと問われていくのだと思う。



そうした中、先日はじめて食べた期間限定メニュー? である 「 煮干しラーメン 」 の美味しさ、特にスープの旨さは本当にお見事で、ちょっと感動してしまった。

巷で 「 煮干しラーメン 」 と名乗っているラーメンを何度か食べたことがあるけれど、煮干しのエグミを強く感じることが多く、魚粉なんてもってのほかだと思っていて、そんな者にとって、この穏やかに香るスープは、薄口醤油の使いこなしをも含めて、「 煮干しラーメン 」 とカテゴライズされるのは勿体ないと思うほど、思わずうっとりさせられたのであります。



いろいろと言われていた? 「窯焼きチャーシュー」もここに来て、より美味しくなり、麺に対する違和感も徐々に薄れ、これはこれでやはり素晴らしいラーメンだなと強く思う次第。




というわけで、しばらく足が遠のいているかつての神楽ファン、そして煮干しはちょっとという人にも強くオススメしたいひと品なので、機会があれば是非! なのであります。



今日の1曲 “ God Only Knows ”  :  The Beach Boys

ある意味、店名に近い旨さになって来たかなと思いつつ、神様つながりでこの曲を…






最新の画像もっと見る

コメントを投稿