俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

なんとも幸せ 『 鴨~ん鍋 』 @ 金沢 柿木畠 「 更科 藤井 」

2012年12月28日 18時29分44秒 | 時系列でご覧ください

今年中にどうしても食べたかったもののひとつが、昨年あたりからガレタッソ周辺でも人気となっている藤井さんの 「 鴨鍋 」 だった。
そして昨日、“ プチ忘年会 ” と称して東京生まれの江戸っ子な女子と二人でそんな鴨鍋を食べに行ってきた。



用意された食材は分厚く切られた鴨肉に、縮みホウレン草、下仁田ネギ、エノキ、シメジ、白菜、そして奥能登原木シイタケ 「 のとてまり 」 に、加賀春菊と盛りだくさん。



見ての通り思わず舌舐めずりしたくなるほど色鮮やかな鴨肉にうっとり



そしてある程度火を入れて最初から用意されている鍋がおごそかにコンロの上に運ばれて、幸せな時間の始まり始まり w



『 鴨ぬき 』 や 『 鴨南蛮せいろ 』 など、今シーズンもまたいろいろ食べさせてもらっている鴨肉なのですが、やっぱり鍋で食べると格別で旨さも倍増ですわ!



竹の容器に盛られ、少しづつ投入して楽しむミンチされた鴨肉に加賀丸芋と蕪が混ぜ込まれた 『 鴨つくね 』 もまた激しく旨し!



そして煮込んで行くうちにジワ~~ンと拡がる鴨の旨味、そしてそこにとろけそうな食感の甘い下仁田くんをはじめ、能登115 の高級バージョンシイタケなどいろんな野菜から出る出汁が加わり、なんともはや、旨いったらありゃしない!
うひゃひゃ、もうもう堪りませぬ。



そしてたっぷりの野菜と鴨ですっかり満足しつつ、やがて何とも名残惜しくなった時に現れるのが、冬の定番 『 せり蕎麦 』 @ 鴨鍋!



鍋に残った旨味たっぷりな汁の上にハラホレヘレと金沢せりをふりかけ、そこに蕎麦をじゅわんと付けて頂くと…、
ウワハハハ、当然のことながらやはりとてつもなく旨くなったりしますのじゃ。

というわけで、鴨の旨さを充分に堪能させてくれる極上のなべ料理だったのであります。
どうもご馳走様でした。



ところでこの日、実は人生ではじめての “ 二人鍋 ” ( 厳密に言うと目の前にジャガイモのおじちゃんがいたから3人かもしれないけど:苦笑 )だったのだけど、 〆張鶴をちびちび飲みながら誰にも邪魔されず気の向くまま自分のペースで食べることが出来、大人数では味わえない新たなる鍋の楽しみを知ってしまったのであります。
それが個人的に良いことかどうかはさておき、デートで二人鍋、
今更ながらではありますが、これは相当にオススメだったりするのであります。テヘッ





今日の1曲 “ ひとり芝居 ” : 石川セリ

せりと言えばやはり石川セリでしょということで作詞 松本 隆、作曲 荒井由実、編曲 松任谷正隆という70年代ゴールデントリオの手によるこの曲を…。
思えばこの曲が収録されている彼女の2枚目となるアルバム 『 ときどき私は... Seri 』 は昔々、もっきりやの平賀さんやペーパームーンのかおるさんと夜な夜なホンマによう聴いたものでした、
(と藤井くん向けの柿木畠よもやま話したりして…)









最新の画像もっと見る

コメントを投稿