ようやく「火火」 2005年02月14日 23時58分36秒 | 時系列でご覧ください とにかく田中裕子に尽きる。 この映画で田中裕子演じる主人公のなんと逞しいことか。そのすこぶるポジティヴな生き方はまさに日本の『おかあちゃん』であり、その存在感に圧倒される。 例え亭主が若い女とトンズラしようと、職人がいなくなろうとも信楽自然釉復活への執念を燃やし、組合から理不尽な申し入れがあれば、四の五の言わずに突き放し、極貧の中にあろうと言い寄ってきた男にはまず同じ土俵に立つことを求めて清貧を . . . 本文を読む