岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

9月10日 安全・安心ネットワーク活動支援と公民館の活用

2010-09-10 | 議会


 昨日の市民・文教委員会では、「安全・安心ネットワーク活動支援と公民館の活用について」も議題にあがりました。

 前回の委員会のときからこだわっていますが、ていねいな議論の積み上げが必要だと思っています。会派で討議をするなかで、「安全・安心ネットワークの活動」について条例がないことに気がつきました。安全・安心ネットワークの「住民主体のまちづくり」が、市民との合意のもとで、いったい何を目指して、どのように行われていくべきものなのか。全国的には、市民恊働条例や自治基本条例など、市民自治のあり方について示されたものが作られていますが、岡山市の場合にはありません。
 全国的には、住民自治、地方分権の流れのなかで、公民館のあり方が問われていますが、前者を押さえた上での討議が行われていますし、必要です。
 今のままでは、公民館と安全安心ネットワークが本当に目指す方向が一致しているのか。討議の大前提すらない状況だと私は思います。

 また、前回の委員会で、岡山市当局から、全国的にも誇れる岡山市の公民館について、積極的に評価をしながらも、「社会教育や教育行政のシバリを超える」という発言がありました。
 岡山市の公民館は2000年の「公民館検討委員会答申」(時代を拓く共生のまちづくりの拠点になる、地域づくりの多様なネットワークのかなめになる、新たな行政課題に対応する拠点として位置づけるetc)に沿って活動を続けてきており、文科省も、「各地域の課題やその解決支援に向けた取組について、情報を共有し社会的ネットワークの構築を図り、公民館活動を活性化していきます。…公民館を拠点とする〈新しい公共〉の実現をめざします」と述べています。
 岡山市当局の発言は誤解を招きますので質し、社会教育法に基づくものであると確認をしました。





 





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