中区神下にミニボートピア設置計画が持ち上がっています。8月2日に、センインターナショナルから岡山市に地元同意を得たと計画の報告があり、27日には、「神下町内会の教育環境を守る母の会」から167世帯中108世帯の反対署名が提出されました。民意は反対ということです。
ミニボートピアがどういうものなのか、兵庫県加東市にある〈ミニボートピア滝野〉に行ってきました。場所は中国自動車道/滝野社インターチェンジをおりてすぐです。すぐ側には、ラブホテル3つとパチンコ店。一方、神下は、住宅地・商業地のなかにあります。
座席数は258席、駐車場は248台分。日曜日の最も人が多い時間帯に行きましたから、満席状態でした。来場者はほとんどが中高年の男性で、女性は少ないです。ただ、小さな子ども連れで来ていた家族がいて、びっくり。
入場にあたっての年齢制限はなく、バチンコとは違います。未成年は舟券を買ったり、譲り受けたりはできませんが、ここはレジャー施設ではありません。成長期に、ギャンブルに興じる大人たちのなかで育まれることは問題だと思います。
ICの近くということで、遠方から来られている人も多いようです。ただ、ギャンブルに集中しているので、集客による地元経済活性化には結びつきそうにはありません。来場者が多いときは入場に車が連なることもあるそうで、ただでさえ混んでいる神下近隣の交通渋滞はいっそうひどくなることが予想されます。