私の9月議会質問part5は地球温暖化防止。今回の報告で終了します。
京都市はこの9月議会に、2030年度までに二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量を、1990年度比で40%減らすことを目標とする地球温暖化対策条例改正案を提出しました。条例案では、今までの施策に加えて、市内に約150ある運送業やホテルなどの大規模事業者に対し、新車を購入する場合は一定の割合でエコカーとするよう義務付け、2000平方メートル以上の建物の新築や増築について、地元産木材の利用も義務付けます。
岡山市では、「岡山市環境基本計画及び地球温暖化対策地方公共団体実行計画(区域施策)」の策定作業に入りますが、岡山市環境基本計画において、2010年度に6%以上削減を掲げながら、残念ながら2006年では16%増加、2020年、2025年の将来値では、このままの施策でいくと、23%増加となります。
今までの延長線上に計画を立てるならば温暖化防止につながらないので、今回の実行計画策定にあたっては、これまでの対策が有効に進んでいない理由を明らかにすることから初めてほしいと質問をしました。
『環境自治体白書2009年版』(地球温暖化対策一覧/2008年8月調査)から抜粋した、政令市地球温暖化対策比較表をごらんください。岡山市がこれから何をしていくべきか、検討の材料になると思います。