一の沢の渓流の沢音を聞き、花を撮りながら登って行った。
今回は常念乗越2450mから上には行かなかったので、高山の花はありません。
最初にクサボタン、このくるりと反り返った花弁がかわいらしい
キンポウゲ科センニンソウ属
針葉樹林の中、日の当たった場所にイチヤクソウ
ズダヤクシュ;喘息薬種、ユキノシタ科
この植物が喘息に効くということから名付けられた
種のついた花弁を逆さにみると、その中に観音さまがおわします・・と花の先輩に習った
オオヤマレンゲの終盤の姿
一の沢ではここしかない花だ。
7月20日ころ登ってくると真っ白な美しい花に会えます
(木曽・上松町の町花になってます。
いま、大相撲でがんばっているあの御嶽海)
おっ!「タガソデソウ」かなと思って撮りました。
誰袖草;ナデシコ科 このあたり本州中部地方にしかない花という。
葉をきちんと撮らなかったので自信がありませんが・・登山道の中腹に草に交じってさいてました。
最初に見つけたのは美ヶ原の林道わきでした。
和名は古今集の歌「色よりも香こそあわれおもほゆれ誰が袖ふれし宿の梅ぞも」
ともいわれるという説、と人知れず暗い所に咲くからとも
クルマユリ
トモエシオガマ;ゴマノハクサ科シオガマ属
笠原沢から登山道は川になっている
百曲がりの手前の斜面から流れ落ちる小滝
そこにはキクの仲間オタカラコウやメタカラコウなど、
ニッコウキスゲがにぎやかに咲いて、一番多いのはこのミゾホウズキ
オオバミゾホウズキ;ゴマノハクサ科ミゾホウズキ属
百曲がりではナデシコの仲間、センジュガンビがいっぱい
シモツケソウの仲間そろってくる
ヤマブキショウマ;バラ科 シモツケソウ属
いつもはこの下の雪渓の残雪の白を背景に撮ります
今年は長引いた梅雨と大雨でその雪渓はすべて溶けてしまっていました
オミナエシ科 コキンレイカ
最終水場に、アカバナ↑
↓クロクモソウ(ユキノシタ科)
エゾシオガマ
ゴゼンタチバナ
ハクサンフウロ
ウサギギクは葉っぱを撮らなくっちゃね。
葉の着き方が兎の耳の様だから・・
タカネニガナ;キク科ニガナ属
稜線近くなると、ミヤマママコナがでてくる。
ーーー昨日のつづきですーーー
ミヤマコゴメナ
コマクサが少ないが残っていた
小屋の2代目の親父、恒さんが残したときいている
イタドリ・オンタデ;タデ科
秋の山で紅葉したオンタデを前景に槍穂高を撮るのが好き
落葉松、ここから横通岳、標高の高い場所に自生するカラマツは珍しいという。
そのカラマツが穂高側からの強い風に這うようにして生きている
下山道でちゃちゃっと撮り残した花たちを撮った
アキノキリンソウはそこかしこに
モミジカラマツ;キンポウゲ科カラマツソウ属
ミヤマカラマツ
ヤマガラシ;アブラナ科
最終水場の下、激しいながれの傍で
シモツケソウやオミナエシ(コキンバイ)
アザミと蜂
ソバナ;キキョウ科ツリガネニンジン属
登山道の入口にはヤマアジサイ