ねもばーばのはっぴーらいふ

バーバの山歩き、花めぐり

8月1日;常念岳 その2 山の花

2020年08月01日 | 山の花

一の沢の渓流の沢音を聞き、花を撮りながら登って行った。

今回は常念乗越2450mから上には行かなかったので、高山の花はありません。

 

最初にクサボタン、このくるりと反り返った花弁がかわいらしい

キンポウゲ科センニンソウ属

 

針葉樹林の中、日の当たった場所にイチヤクソウ

  

      

 

ズダヤクシュ;喘息薬種、ユキノシタ科

この植物が喘息に効くということから名付けられた

種のついた花弁を逆さにみると、その中に観音さまがおわします・・と花の先輩に習った

 

オオヤマレンゲの終盤の姿

一の沢ではここしかない花だ。

7月20日ころ登ってくると真っ白な美しい花に会えます

(木曽・上松町の町花になってます。

         いま、大相撲でがんばっているあの御嶽海)

 

おっ!「タガソデソウ」かなと思って撮りました。

誰袖草;ナデシコ科 このあたり本州中部地方にしかない花という。

葉をきちんと撮らなかったので自信がありませんが・・登山道の中腹に草に交じってさいてました。

最初に見つけたのは美ヶ原の林道わきでした。

和名は古今集の歌「色よりも香こそあわれおもほゆれ誰が袖ふれし宿の梅ぞも」

ともいわれるという説、と人知れず暗い所に咲くからとも

 

クルマユリ

トモエシオガマ;ゴマノハクサ科シオガマ属

笠原沢から登山道は川になっている

百曲がりの手前の斜面から流れ落ちる小滝

そこにはキクの仲間オタカラコウやメタカラコウなど、

ニッコウキスゲがにぎやかに咲いて、一番多いのはこのミゾホウズキ

オオバミゾホウズキ;ゴマノハクサ科ミゾホウズキ属

 

百曲がりではナデシコの仲間、センジュガンビがいっぱい

    

 

 

シモツケソウの仲間そろってくる

ヤマブキショウマ;バラ科 シモツケソウ属

いつもはこの下の雪渓の残雪の白を背景に撮ります

今年は長引いた梅雨と大雨でその雪渓はすべて溶けてしまっていました

オミナエシ科 コキンレイカ

 

最終水場に、アカバナ↑

↓クロクモソウ(ユキノシタ科)

エゾシオガマ

 

ゴゼンタチバナ

 

 ハクサンフウロ

ウサギギクは葉っぱを撮らなくっちゃね。

       葉の着き方が兎の耳の様だから・・

    

    タカネニガナ;キク科ニガナ属

 

稜線近くなると、ミヤマママコナがでてくる。

 

ーーー昨日のつづきですーーー

ミヤマコゴメナ

  

 

コマクサが少ないが残っていた

小屋の2代目の親父、恒さんが残したときいている

  

    

イタドリ・オンタデ;タデ科

秋の山で紅葉したオンタデを前景に槍穂高を撮るのが好き

落葉松、ここから横通岳、標高の高い場所に自生するカラマツは珍しいという。

そのカラマツが穂高側からの強い風に這うようにして生きている

    

 

下山道でちゃちゃっと撮り残した花たちを撮った

アキノキリンソウはそこかしこに

 モミジカラマツ;キンポウゲ科カラマツソウ属

    

 ミヤマカラマツ 

     

 

 ヤマガラシ;アブラナ科

 最終水場の下、激しいながれの傍で 

    

シモツケソウやオミナエシ(コキンバイ)

    

 

アザミと蜂

  

     

 

ソバナ;キキョウ科ツリガネニンジン属

登山道の入口にはヤマアジサイ

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8月1日(土)常念岳は霧の中 その1

2020年08月01日 | 山歩き

今日は関東甲信越も梅雨明け宣言があった

天気予報は日曜日のほうがいいが、今日も悪くない。

同行者の都合も併せて久し振りの常念岳詣でとなった。

5時 松本出発

↑ 常念小屋関係の駐車場

一般登山者の指定の駐車場は満杯、あふれた車が路肩に止められている

一の沢登山案内所からみる常念乗越は雲がついてない

センサー式の体温計を持った方が2名、「額を出してください、ハイ36度で、OKです」

傍の休憩所は閉じられている。これもコロナの影響をだ。

毎年、夏山診療所から下ってくると、いつものオジさまがいてお疲れさんだったねとお茶を用意してくれたり、冷えたキュウリやトマトをご馳走してくれた。

6:10 歩き始めた。乗越までのコースタイムは5時間 

栃の大樹の下、山ノ神で安全登山をお願いした

 

ワサビ沢は乗越との中間地点、小休止

 

一の沢の清流、威勢よく流れ下っていく。

胸突き八丁の近くの崩落現場

ここはお花畑でもあるのだが・・

(その2でお花を出します)

最後の水場 

大勢が休んでいる。

私たちは第1ベンチと第3ベンチで小休止

昔はここに第4ベンチもあったが、今はもうない

はあい、乗越しに到着。コースタイムより40分ほど短縮・・

残念ながらここからの大展望は・・槍ヶ岳は霧の中でした。

35年以上続けていた「信州大学医学部夏山診療所」の看板が外されている。

多くの山小屋と同様にコロナで休止となっている。

宿泊者以外は小屋に入れないようだ。

ここでも宿泊者の皆さんは用意してきたマスク着け、アルコールを噴きかけます。

支配人の山崎氏から今年の小屋の運営の大変さをうかがった。

玄関の外に大きなテントが設けられていた。外来者用だろう。

お湯を持ってきてくれたので、ここで昼食にした。気温14℃

今日のこの濃霧の中では山頂も横通岳の花も諦めてゆっくり・・

そうめんと味噌にぎり飯、ササゲの胡麻和えなど

乗越の様子を30分ほど散策した。

2つのテント場はにぎわっている。ここでも”蜜”を避けてのことだろう

小屋周囲は濃い霧の中、樹林帯のその向こうは真っ白・・

足元のカラマツの這松やコマクサを少しだけ撮り 

11:15 下山開始

最終水場の上の崩落

 

百曲がりの下の水場で美味しい水をグビグビ~ 水筒に水を補給

 

この時間帯はまだ多く登山者が登ってくる

ヒョウタンボクの実みっつけ!

 

 

 

 

 

ヨツバヒヨドリに蝶々が飛び交う・・でもみんなピンボケ~

 

 

はい、2時間半で下山口到着・・Ozakiさんの新車も映しましょう。

ここから見える常念乗越はやはり雲の中でした

 

今日の歩数;28,830歩 速歩108分 消費㌍936㎉

 

その2へつづきます 8月の常念岳一の沢コースの花を出しましょう

コメント (4)
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