ねもばーばのはっぴーらいふ

バーバの山歩き、花めぐり

インカ道歩き;オリャンタイタンボOllantaytambo

2013年04月30日 | 街道歩き

4日目の最終目的地は、オリャンタイタンボOllantaytambo。古くから人々が居住する定着の場所であった。インカ時代には様々な役割を担った多くの人々が居住する場所であり、行政管理上の中心であった。

*タンボtamboとは宿駅のこと。宿泊施設や物資の貯蔵場所、さらには家畜の飼育場の付設されていたという。

私たちの今夜のホテルもこの村の中にあった。

ここへ来るまでにいくつかの遺跡を見て皆さん少し疲れ気味だが、ここも重要な場所ということで、急な石段を頑張って登ります。

向かいの山には太陽の神殿、倉庫群などがある。

下は大きな岩の壁の一部を撮ったもの。未完成のままの「太陽の神殿」という。

岩にいくつかの凸起があるが、祭祀のときにいろいろ奉げ物や飾りに使ったという説明だった。

大きな石にジグザグの模様があるが、太陽の神殿にある階段上の標章(パタ・パタPata・pata) アンデス文明では頻繁に見られる標章。3段、5段、7段またはそれ以上もある。

 

インカ時代の遺跡には、いろいろな水路施設がある。

農業試験場であったのと同時に、おそらくは水の神に奉げられた聖地だったのか・・・卓越した水路工学が目をひいている。

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インカ道歩き;昼食にはペルー音楽をどうぞ

2013年04月30日 | 街道歩き

移動中の昼食は、レストランに入った。そこにはにぎやかなペルー音楽。

私たちが入っていくと、前川清の長崎はあめ~だあ~ったがはじまった

ペルーのミュージシャンの皆さん、日本への出稼ぎも多いらしいよと・・どなたかが。

いろんな笛があるんだなあ

バイキング料理の一部

私はスープが美味しくてお変わり、ケーキまではお腹に入らなかった・・でも今みると、美味しそうに写ってるね。

庭のお花も珍しい花たち

お馴染みの花も

 

 

 

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インカ道歩き;モライMoray遺跡

2013年04月28日 | 街道歩き

自然の窪地を利用して造られた円形の段々畑。テラス状の耕作地で動物の家畜化や気候への適応、異種交配といった試験農園的な耕作地。隣接して、同じような窪地が2つあり、一番深い窪地の底までの深さは、50m以上70m位ありそうでした。

ガイド氏の説明では、世界遺産に指定されるまでは、実際に耕作されていたとことです。使っていたほうが、崩壊しなくていいと思うのですが、何か縛りがあるのでしょうか・・。

 

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インカ道歩き;ピサックの日曜市場

2013年04月28日 | 街道歩き

沢山の野菜の他に、観光客向けの民芸品も並べられていた。かわいい民芸品は手ごろな値段になっており、同行者の皆さんはついつい手が出ていましたよ。

この市場の近くマラスmarasの塩田でつくられたこの塩が美味しくて私は一袋、戴きました。↑ そしてこの下の毛織のタペストリーも2枚、グループホームのお土産にしました。↓

 

 

↑ この白っぽい豆がルピナスの豆らしい。

 

 

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インカ道歩き;ジャガイモの収穫風景

2013年04月28日 | 街道歩き

この日は4月14日日曜日。家族総出でジャガイモの収穫をしていた。現地ガイド氏が交渉してくれ撮影できた。

牛に鋤を引かせる風景は、私も子供の頃に体験したので懐かしかった。しかし、鋤の形も違うし、牛も1頭だった。

近くの畑は麦のようだが、家畜用のエンバクかな。そしてその下はルピナスの畑。

 土は赤く、その土を固めて 造った日干し煉瓦の家。地震がきたら一溜りもないでしょうね。

 

 

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インカ道歩き;標高3,800mからみる白い山

2013年04月28日 | 街道歩き

4日目;クスコから次の宿泊地ウルバンバへ車で移動した。その道で一番高い峠が3800m?の駐車場だった。そこから雪をかぶった山並みを眺めた。5000~6000m以上ある山系が2つ見えるという。名前を書き取ったが、そのメモが見つからない・・・・

*ペルーには3044の氷河を有する18の山系がある。最も高い山は(ここからはみえないが)ワスカラン6768m、熱帯に位置する山としては世界で最も高い山。

この峠のように、高地でも沢山の畑があり、紫色見えるのはルピナス畑で豆を収穫するという。ジャガイモやそら豆、トウモロコシなどいろんな野菜が栽培されていた。

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インカ道歩き;インカの聖なる谷

2013年04月28日 | 街道歩き

ピサックPisaqの遺跡

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4月27日(土)雨上がりに

2013年04月27日 | 庭の花

ハナカイドウは今が盛り ↑

朝7時、気温4℃、一晩中降った雨が止んでいた。高い山は雪。

オオデマリの花房が少しづつ大きくなってきた。はじめは緑の塊り

 

モミジのアオシダレに花がついている

ナツツバキの新緑

去年の種が残っている

スオウ・蘇芳の眩しい赤

万葉の赤はこれで染めたという。

 

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インカ道・ちょっと一休み 4月27日(土)眼底の血管造影初体験記

2013年04月27日 | 庭の花

   雨上がりの今朝のイカリソウ(赤花) 

昨日、眼底の血管造影を経験した。結果は“心配なし” だったので報告する。

数年前から、視野の中に黒い小さな斑点が動く症状「飛蚊症」が出ていた。最初は左眼に一匹だったのが2つになり、去年から右眼にも1つ、2つと増えた。パソコンの画面やお天気のいい日の運転時にじゃまになる。半年前、隣町に開業医でレーザーで治したという噂が耳に入った。もしやと少し期待して、ボランティア先のY病院の眼科に受診した。結果は「飛蚊症は年を取ると顔に皺やしみが増えるように、髪が白髪になるように生理的なものですから・・放置しても大丈夫です」と “先刻承知の助”の説明

でも、念のため3ヶ月に一回、眼底検査をしておきましょうと。2回、瞳を開く薬を点眼して検査をしていた。その結果は、眼底の血管が炎症を起こした形跡がある。何でもないことが多いので、様子をみていいでしょうと。

今月はじめ定期検査。大学から派遣される医師が交代していた。予定どおり、眼底検査施行。

結果、飛蚊症のことは何にも触れず、「前の医師には眼底造影のこときいてますか」「内科的な病気はありませんか」という。

私「いいえ、造影という話は伺っておりませんが・」「内科的というのは糖尿病などですか・・何の病気もありませんが・・」

医師「変ですね。ここに血管造影のこと話したと書いてありますが・・」

私「そうですか・・・」「どんな病気のとき、こんな症状ががあるのでしょうか」

医師「サルコイドージスなどです」

私「ギョ!・・・」

医師「私は金曜日に大学(病院)で診療しますから、その日にやりましょう」と、紹介状を渡された。

それが昨日、4月26日(金)10:00だった。

9:00 紹介状を持って受診の手続き➞眼科の窓口で問診表の記載(そこに特別に記入したことは抗生剤ニューキノロン系に過敏症があること、30年前に子宮造影の際、その造影剤で発疹が出たこと)

9:30血圧測定、視力測定など眼科の一般検査➞瞳を開ける薬の点眼して、眼圧測定、網膜の厚さを測る検査➞造影剤の皮内反応→結果はマイナス・陰性だったので、ちょっとほっと

10:00 生食(生理的食塩水)100mlのボトルをつるし、血管確保して、医師を待つ。そうしているうちに喉が渇いたので、お茶を買いに行く。

10:30 担当医師(ご自分宛に紹介状を書かれた)が手招きしてくださり、造影室へ誘導された。眼科の血管造影室は診察室の一室になっていた。

医師「今日はお一人で来られてんですか。キーパーソンというかご家族は?」

私「はい。家族は遠方に居ますので・・・やはりまずかったんですか。」

医師「遠方とは?」と、(なかなかしつっこいぞ、当たり前だが・・・)

私「長男は東京で、次男は北海道です」(と、しぶしぶ応える)

医師「それではこの検査で起こりうることについて、再度、お話します。過去にアレルギー症状があったひとは出易いので・・・嘔吐、下痢、発疹、激しいショック症状など・・」

私「そのショック状態はどの位の確率ですか」

医師「そうですね。全国で1年に一人くらいかな」

私「それなら、やります。皮内反応もマイナスでしたし・・。念のため長男と次男の携帯の番号はこれですのでお願いします」と医師にひかえてもらう。

医師「それではここへ今日の日付と署名を書いてください。今、説明した事が書いてあります」

私「瞳が開いていますから、ぼーっとして読めませんが・・。大きな字ではみ出すかもしれません」

医師「いいですよ」「はい、それでは始めましょう」検査台に。「ここへ顎を乗せて・・・頭を固定します」

それからが長かった・・眼球を医師が指示する方向へ動かさなければならない。その方向に向かすと、ピカッと明るい光りが放たれる。まず右目から「ハイ正面ピカッ、ハイ右斜め上!ピカッ、右ピカッ!、右下ピカッ!、眞下ピカッ、左下ピカッ、左ピカッ、左上ピカッ、真上ピカッ」

結局眼球を8分割して撮影している。それを左目にも同様に繰り返す。

そして、いよいよ赤い色をした造影剤が10㏄位の注射器に用意されていて、それを点滴ルートから注入した。先ほどと同じことを右目、左目と繰り返す。だんだん画面が赤く見える。パソコンの画面も視野に入り、それも赤くなって見える。

医師「なんともありませんか?気分は?」

私「ハイ、大丈夫な気がしますウ・・・・」ピカッ!ピカッ!という激しい光の連続で、気分が悪いが・・・早く終ってほしくて、そう応える

11:30頃 検査の時間は30分くらいだったろうか・・・やっと、終った。

結果について、医師の説明;左眼網膜の隅に血管の硬化像があるが、古いものと思われるので、とりあえず心配ない。この結果はY病院に返しますから、1ヶ月後に、そこで診ましょうと。

「点滴をもう100cc追加してそれが終ったら帰っていいです・・お疲れさまでした」 私は「本当に疲れました~ありがとうございました!」 

“案の定、大丈夫だったじゃない・・・”と、ひと安心?したのでした。

本当に疲れた~この検査もっと高齢になったら我慢できないかもしれないなあ・・というのが、今日の『眼底血管造影初体験』の感想でした。

造影剤が体から抜けるのに1日かかった。毎回、濃い黄色の尿が出て、その色が正常になるのに一日を要したということ。

 

会計(保険適用額13,100円、3割負担で3,930円也)を終らして、まだ、瞳は開いているので、明るい光りは眩し過ぎて運転はできない。13時からグループホームのミーティングに参加しなければいけない。車の中においてあるサングラスをして帰りを急いだ。ミーティングに10分ほど遅れた。

私のサングラス姿に皆さんギョッ!  私「大丈夫デ~スよ “その道に”入ったんではないですよ”と 笑いをとろうと下手なギャグを言ってみた ミーティングは90分で終わったので、直ぐ帰り、横になった。夕方まで眠り、夕飯はお茶漬けで済ませ、また夜中までテレビを付けっ放しにして、うたた寝してしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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インカ道歩き;クスコを出発・遺跡サクサイワマン

2013年04月26日 | 街道歩き

3日目はマイクロバスに乗って、ウルバンバという遺跡の村まで移動です。(皆さんが期待してくださっているマチュピチュは、5日目~6日目ですから、もっと先になります)

 

まず、行ったところは今朝、ひとり散歩で途中まで登った丘でした。サクサイワマンSAQSAYWAMANという大きな遺跡がありました。そこは標高3555m。

このサクサイワマンとは、ケチュア語(インカの言葉)で“満ち足りたタカ” あるいは“ピューマの縞模様の頭”という意味で、クスコの町を模っているピューマの頭部に合致いることから・・・と。

第9代インカ皇帝パチャクテックが計画を開始し、孫に当たるワイナカパックが完成させた。約70年以上の歳月をかけた・・・(西暦1400年代)  

*インカ王朝継承の歴史は、第8代までは「伝説的時期」で神話の世界という。日本にも卑弥呼や○○天皇が実在したかどうかというような・・

 

使用されている最も巨大な石材の重さは、100トン以上も・・ほんとうにどうやって積み上げたのでしょう!!!皆さん“ほう!ほう!”と感嘆詞の連続でした。

この下の石垣はギザギザしたカーブ?となっていた。高いところから離れて撮らないと分かりにくいですね。

この石の窪みに意味があるということを、後で知った。また遺跡の上部は崩れていた。

この花は日本のシャガに似ていた小型のアイリス。“ミチ・ミチmichi michi”というそうな。マチュピチュには黄色い花のmichi michiもそこかしこに見かけた。

  

ルピナスと黄色い花はキクの仲間かな

大聖堂があるアルマス広場を中心に広がるクスコの町を見下ろして・・・あのアルマス広場のいくつかの聖堂は、ここ「サクサイワマンとキスカルカンチャというインカ帝国の神殿から石を運んでつくった・・・」と書いてある

クスコとは“へその緒”とか“世界の中心”という意味という。

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インカ道歩き;朝のウオーキングに

2013年04月25日 | 街道歩き

3日目;今日は高度順応を兼ねて遺跡ハイクの一日。

朝食前の時間、ホテルの裏の丘へゆっくり上がってみた。塾大メイトをつけて30分のウオーキングに。

ー道端の花たちー

これはルピナス・・・ペルーは野菜として畑に植えられ、花から豆を収穫して使っていた。

この黄色い花もマメ科の花のよう

こちらの空から紅くなってきた・・・

奥に見える高峰はサルカンタイ? それとも “アウサンガテ山はビルカノ山系の最高峰であり、クスコの市内からも眺望できる”と書いてあるからそれかな?

 

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インカ道歩き;クスコの夕食

2013年04月25日 | 街道歩き

夕食はホテルの外へ、広場に面したレストランへ

CUSCOの夕食は日本人にあった野菜いっぱいでやさしい味。

まず、スープから、じゃがいもや豆、かぼちゃなど

デザート

 

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インカ歩き;HOTEL RUMI PUNKU

2013年04月25日 | 街道歩き

2日目、3日目、7日目と3泊したホテル・RUMI PUNKU

まず、コカ茶で“いらしゃい!” やさしい味~

食堂

馴染んだ客室205号室

・・帰りも2階の同じ部屋になったのでした。夜はスチーム暖房でその上に洗濯物を干して・・・

室温は18℃~22度で快適

 

 

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インカ道歩き;クスコ・CUSCOへ

2013年04月25日 | 街道歩き

2日目の午後に空路で、国内線約1時間でインカ帝国の首都クスコへ。ここは標高3,360m。

このモニュメントは

パチャクテックPACHAKUTEQインカ帝国第9代皇帝;アンデス世界における最も偉大な指導者

大聖堂がある中央広場

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インカ道歩き;リマの博物館で予習

2013年04月24日 | 街道歩き

 これから歩くインカトレイルを実りあるものにするためには、まずアンデスの歴史を知らなければならなかった。インカの時代、そしてペルーについてだ。

その手段としてリマの中心地にある大きな博物館で、日本語の話せる現地ガイド氏によるガイダンスをうけた。しかし、なんとも難しい・・写真に撮って後で勉強しようと思っても、博物館の中は大方、撮影禁止となっていた。

ガイド氏の話で印象に残ったのは、インカ時代の素晴らしさと1532年にスペイン人に侵入され、それまでの文化が壊されことへの怨み節・・だった。現地人は武器といえば木の棒だけ、そこへ鉄砲を持ち込んだスペイン人に、約300年間統治された。“スペインが去っていく時、金や銀など金目のものだけを持ち去った。そのためこの博物館には大量の土器などが残っているのです・・・”と

スペインから独立できたのは1821年7月28日

 

 クスコで日本語に訳された本「ペルーとマチュピチユへの誘い」を購入できたのでそれを見てみよう。今夜は少し暇ができたし・・・自分の復習のためにも・・・

アンデスの歴史に関する大まかな年代区分

Ⅰ プレ・セラミック(土器)期(紀元前15000年頃ー2000~1800年)アンデス地域への入植

Ⅱ 初期セラミック期     (紀元前2000~1800年~1000年頃)セラミック(土器)の出現

Ⅲ 前期ホライゾン期    (紀元前1000年ー200年)広域な文化的な広がり,チャビン文化崇拝の浸透

Ⅳ 前期中間期        (紀元前200年ー紀元前500年)地域分散化と発展

Ⅴ 中期ホライゾン期    (紀元前500年ー紀元前900年)広域な文化的な広がり、2度目の文化的統合

Ⅵ 後期中間期        (紀元前900年ー紀元前1438年)地域分散化と発展

Ⅶ 後期ホライゾン期    (紀元前1438年ー1532年)広域的な広がり;インカ帝国の時代

 

 

 

 

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