ねもばーばのはっぴーらいふ

バーバの山歩き、花めぐり

9月30日(火)秋の空

2014年09月30日 | ウオーキング

今日は峠を越えてボランティアに出向いた。

常念岳は雲の中。朝も午後も・・・

午後の浅間山はよく晴れていた。

<御嶽山のこと>

帰りのカーラジオでは、御嶽山の硫黄ガスが濃くて捜索はできなかったといっている・・・待つ家族の気持ちが思いやられる。

夕方は早めにウォーキングに出た。

 

                         

                         

田んぼの畦のタデも草紅葉に

秋の雲だ

今日の夕焼けは薄い茜色

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9月28日(日)狭間壮・いのちのコンサート

2014年09月28日 | 山の花

午後外出していて17時に帰宅し先ず、テレビを付けた。

御嶽山のその後は山頂付近で31名の心肺停止状態であることが判明・・・今日の捜索は14時で中止されたという。

 

気を取り直して午後のことを書くことにした・・

14時~16時 「第13回 狭間壮・いのちのコンサート」がハーモニーホールで行われた。

副題は「いのち・この愛しきもの~゛一本の鉛筆があれば」

今年は午年ということで、馬をテーマとした話や歌が用意されていた。そのひとつは木曽馬「松虫号」を軍馬として徴用されたことが書かれた庄野英二作「やさしい木曽馬」を朗読された。

夏には木曾馬の取材や松虫草の撮影には私も同行させてもらった。その馬の里である御嶽山で昨日から起きている惨事にはステージ上で歌う人はもちろん心が痛んでいるだろうが、頑張って歌ってくれた。

開田の里に゛マツムシソウ”が野原いっぱいに咲く頃に生まれた木曽馬は、松虫号と名づけられた。2歳になるころ、徴用された松虫号と飼い主の中村さんは中国の石家荘で偶然に再会した。中村さんは故郷に帰ることができたが、松虫号は帰ってこなかった・・・。

                         

                         

最後にムジカコンパスと会場の皆で歌ったのは「一人の手」「手のひらを太陽に」

 

美空ひばりが歌った反戦歌 「一本の鉛筆」

 待山善三 作詞  佐藤 勝 作曲

(一)あなたに 聞いてもらいたい

   あなたに 読んでもらいたい

   あなたに 歌ってもらいたい

   あなたに 信じてもらいたい

   一本の鉛筆があれば

   私は あなたへの愛を書く

   一本の鉛筆があれば

   戦争はいやだと 私は書く

 

(二)あなたに 愛をおくりたい

   あなたに 夢をおくりたい

   あなたに 春をおくりたい

   あなたに 世界をおくりたい

   一枚のザラ紙があれば

   私は 子どもがほしいと書く

   一枚のザラ紙があれば

   あなたを返してと 私は書く

 

   一本の鉛筆があれば

   八月六日の朝と書く

   一本の鉛筆があれば

   人間のいのちと 私は書く

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9月28日(日)御嶽山の噴火

2014年09月28日 | 日本百名山

 昨日の正午近くに御嶽山噴火の第一報がテレビから流れた。

その後、刻々と状況が悪くなり、今朝は残された登山者や小屋従業員の救出に多勢が向っているという。

信大病院からも昨日からDMAT(災害医療派遣チーム)が行っている。救急部では、できるだけベッドを開けて、既に何人かを受け入れているらしい。

朝からドクターヘリも忙しい様子。

左奥が信大病院の外来棟屋上の駐機場、それに向うドクターヘリ(右端に写っている)

そして、直ぐ飛び立つのを確かめた。

 

↓ これは21日に開田高原・木曽駒の里で撮った御嶽山。8月2日には友人と山頂の火口湖5つを巡った。

 

 火山灰の被害も予想されている。御嶽山の北東に当たる松本は8時の時点では、ほとんど降っていない。

ご近所でも洗濯物や布団を干している。

いつものウォーキング道に出て、木曾方面をみた。

城山の後ろに木曾と境する鉢盛山がある。その上の空に白い雲がも盛り上がって見えるが、それが噴煙だろうか?

 

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9月25日(木) 朝のウォーキング

2014年09月25日 | ウオーキング

 昨日の16号台風が温帯低気圧になって移動してきた。2週間ぶりの本格的な大雨を期待して待っていたが、ほんの少し庭や畑を濡らした程度でがっかりさせてくれた。」

 風が少し残っていたが、気持ちのよい晴れ間。朝ドラを見終わっていつものコンビで30分のインターバルウォーキング。

住宅地の中に残っている田んぼ

↑ 東の山には雲が残っている

↓ 西山のアルプスも雲の中。手前の稲ははざ掛けで日干し、美味しいお米になるでしょう。

 

 

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9月23日(火・祝)栗の季節

2014年09月23日 | 山の花

朝、栗をもいだ。

昨年、クリケムシがついて枝一本を残して、切り払われた。今年はその一本の枝に7個のイガがついて、最近、口が空いてきた。信州では゛えみてきた”というが

                         

7個のイガから9個の実が取れた。

直ぐに栗ご飯を炊いて、おにぎりを作った。

 

そして、若者ふたりと美ヶ原へドライブした。今日は気持ちのよい晴天だ。

思い出の丘のベンチで昼食

メニューは栗ご飯のおにぎり(栗が少ししかなかったので、枝豆も追加している)

その横はミョウガの漬物、キュウリの佃煮、キンピラ(人参と牛蒡)

3人とも北アルプスみながらおにぎりを頬張っている。

↓ お槍をズーム。その前は常念岳

 

↓ 東信の百名山、四阿山とその左に寄り添う根子岳

 

↑ 浅間山

向うの山には牛さんがたくさんいるなあ。間もなく山を下りるでしょう。

 

今日は美鈴湖の下から上田市、武石への県道62号を下りてもらった。

そうして、IKUKOさんが素敵な写真を撮っていたあの「竜ヶ沢ダム」に寄ってもらった。

竜ヶ沢ダムは周囲が樹林帯の山に囲まれ、風がなくてきれいな映りこみが撮れた。

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9月20日(日)彼岸参り、その後木曾へ

2014年09月21日 | 信州

今日も晴天。玄向寺から見る常念山脈。

北アルプスの稜線上の山小屋では氷が張り、紅葉が始っているという。

 

朝、彼岸参りに行った。

今日の荻須和尚の板書は「播隆上人の追慕登山」の報告だった。

 

 

 

墓参りを済ませ、家に戻らず木曾へ向った。

奈良井川沿いの道を行く。

いつものように本山あたりから穂高 連峰を確かめた。今日は西穂高が見えた。

今は稲刈りの盛り、家族総出の様子。

 

木曾の日義から見る駒ケ岳は今日はピーカン。

義姉を乗せ、木曾病院へ。次兄は先日高熱を出したというが、今は落ち着いていると。

私は開田高原を撮りにいった。そして・・・

たくさん撮って帰って、ベットに横たわっている兄にみせた。目をしっかり開けて見てくれた。

 

今日の御嶽山もこのとおり、気持ちよく晴れていた。

                       

                       

   

 

      

ナナカマドやウルシの紅葉がはじまっていた。

                      

 

                       

 

                       

ヒツジグサの花が残っていた

                       

バイカモの花

                       

 

                       

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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9月20日(土)庭の秋

2014年09月20日 | 庭の花

今日も晴天で暇に任せて布団干しをした。

もう10日も雨が来ていないので、畑はカチカチ。赤蕪の育ちが悪い。

< 庭の散策 >

↑ アメリカハナミヅキの実も赤くなり

↓ ヤマボウシの実(別名ヤマグワ)はどんどん熟している。↓

  このふたつの木だが、同じミズキ科なのに種の着き方がちがうのが不思議!

↓ 

                       

 

↑ 柿は梢の実から色付いてきている

↓ 栗のイガが割れてきたので、そろそろ栗ご飯を炊こうかな・・・

 

 

 

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9月18日(木)青木村;十観山トレッキングと大宝寺

2014年09月19日 | 山歩き

昨日は公民館の行事「自然に親しむ会」に参加し、18人の皆さんと隣の青木村に行ってきた。

青木村は小さいけれど、上田市に合併しないで自立をめざしている。

十観山(じつかんさん)は右の山

青木村道の駅からみた十観山1,284m、右の丸い山

青木村のトレッキングマップには①~④のマップが表示されていた。

①保福寺峠~二ツ石峰~入山~御鷹山~滝山~三ツ頭~十観山

②十観山 ③小檀嶺岳(こまゆみだけ) ④夫神岳(おがみだけ)

①のコースは数年前の11月、雪が着いたコースを山岳会で歩いた。白くなった北アルプスがきれいに見えた。

登り1時間、下り2時間の樹林帯の道をトレッキング

                        

頂上からは ↑ 下に青木村、遠方に浅間山が望めた。       ↓ 浅間山をズーム

松の根本にはジムカデ、ツルリンドウなど

これは初見の花で、シソ科ヤマハッカ属のアキチョウジか?

                       

   

↑ センブリの花

 

きのこ名人さんは゛10日間も雨がないので、少ないなあ・・・”と

これらは食べられるヨ

↑も ↓も、これらは食べられないきのこ   

                       

湯川沿いに下ると、そこは歴史のある田沢温泉

 

たまりや旅館・・ここは昔、職場でわいわいと泊まりにきた宿で、ぬるい温泉だったが、懐かしい・・・修那羅峠の石仏をたのしんで、ここへ下ってきたのだった。

        

    

島崎藤村が若いときに投宿したという。木造3階建ての雰囲気のある宿

 

 

次は 国宝「大宝寺」に向う

 

 

                       

 

表情豊かな羅漢さんが参道脇に並んでいる

    

                        このおふたりは何を囁いているのでしょう

                          

酒樽を抱いているのかな

                       

                         

 

 

                       

檜皮田葺きの屋根が美しい

   

 

 

 

      

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9月16日(火)今日の常念岳&浅間山

2014年09月16日 | ボランティア

三才山線山の神橋から、今朝8時半の常念岳はすっきりとしたいい天気

上田市丸子から、午後の浅間山は白い雲が山の上にたっぷり。しかし、その上は美しい青空だ。

 

 今日のボランティア先の長和町のY病院は、自治体病院らしい特徴ある運営がなされている。その一つに毎年住民対象に行っている「病院祭」が、今年も9月14日(日)にいろんな催しがあったという。私は都合で参加できなかったのだが、展示物・ポスターが残されていたので見せてもらった。

各職場毎にテーマを決めてポスターを作るのだが、住民の皆さんが興味を示してくれる内容になっていなければいけない。その中に今年もなかなかよくできた作品がいくつかあった。

お暇な方はちょっと読んで見ませんか(写真が上手く撮れていなくて申し訳けありません)

外来棟の廊下を使って展示されている。その一部を紹介しよう。

↑ 老人保健施設のポスター「在宅介護をする上で、家族が抱えている不安と希望」

訪問看護のチームのテーマは「おばあちゃんが家に帰るまで」↑ 

↓ につづく

 

↑ 薬剤科のポスターのテーマ「困っていませんか?」

↓ 急性期病棟の看護チームは

↓ 栄養科のテーマは「良く噛んで、肥満予防」

 

 ↑ 3階病棟のテーマは「認知症について学びましょう」

 

↓ 検査科「おしっこって、ナニ?」

などでした。全部にここお見せできないのは残念です。

毎年、行われているいますので、来年は是非参加してみませんか。

 

 

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9月15日(月・祝)今日も夕焼

2014年09月15日 | ウオーキング

今日は17時半から夕焼けを楽しみながら歩いた。

17時31分に常念岳よりひ左の大滝山あたりに陽が沈んだ。

↑常念岳の上は黒い雲

↓ 一番赤い山の端をズームすると、城山の博物館「山と自然の博物館」だった。

 

今日は7日に笠ヶ岳で、怪我をしたSさんが急性期病院から退院した。職場復帰までは3ヶ月はかかるだろう。

先日木曾で採って来た茸をいろいろに使って昼食・退院祝かな?をした。

ボウズタケの大根おろし和え

イクチの大根おろし和え

松茸入りのすき焼き

↑ 7本のうち3本        

↓ 松茸飯

 

 

 

 

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9月14日(日)秋日和

2014年09月14日 | ウオーキング

立秋から1ヶ月余り、日没が早くなった。

夕方のウオーキングを18時過ぎにはじめ、30分歩くとすっかり暗くなってしまう。

一緒に歩いている友が勤務が終わったら、できるだけ早く歩き始めようと決めた。

昨日の18時、手前は満開の蕎麦畑。南西の空は茜色、その下の丸い尾根は鉢盛山で、山の向うは木曾谷。

南東は奥は鉢伏山~高ボッチ。稲穂を垂れている田んぼ

 友はスマホで夕焼けを撮影中

                       

 

 

今日は日曜日。今朝は7時半に涼しい空気の中、各自朝食を済ませて合流、ご機嫌で歩き始めた。

いつものウオーキングロードはコスモスロード

                       

                        

 

鴨が稲穂をつついている。

                       

                       

                      

 

゛じゃあ、また明日ね” とそれぞれの家に帰った。

30分のウオーキング;歩数5726歩 速歩21分(3422歩)115㎉

 

 

 

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9月13日(土)木の実が色づいて

2014年09月13日 | 庭の花

 今回の3連休はいいお天気になっている。山歩きの皆さんのにこにこ顔が目に見えるよう。また夏中、悪天に悩まされた山小屋も大いに喜んでいることでしょう。

 

ミョウガ畑をのぞいてみると最盛期ほどではないが30個ほど取れ、ラッキョウ酢に漬けた。

                       

                              ↑ ウメモドキの実が赤くなり 

↓ムラサキシキブの緑色の実が紫色になって

 

ヤマボウシの実が赤く熟し甘い実になってきた

                       

 

↓ シュウメイギク(秋明菊)の花はどんどん花を開き

   

 

    

↑ 山野草が好きな友人から春にもらってきたアザミの仲間が咲きだした。しかし、正式な名前がわからない。庭に図鑑を持っていき、鑑定した。

キク科 トウヒレン属 ミヤマヒゴダイかヤハズヒゴダイと思われる。

 

彼岸を前にヒガンバナが咲きはじめた。

今年のコスモス畑はピンクと白だけで、赤い花は全く咲かない。間引きを失敗したらしい。

                      

 

 

ヤマボウシの実、果実酒を作ってみました。

焼酎だけだと強すぎると思い、清酒と半々にしました。

どのように出来上がるでしょうか。1ヶ月ほど待ってみましょう。

 

 

 

 

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9月12日(金)木曾の山で茸採り

2014年09月12日 | 山歩き

 先日から木曾の同級生ふたりが゛きのこ採りに来いよ”とお誘いいただいていた。

そこでお互いの都合が合った今日、こちらもSさん(山の事故で入院してしまった)の友人とふたりで出かけることになった。実はSさんも行くはずだったのだが、残念ながら・・・。

朝から上晴天で気持ちのよい日、木曾へ向った。

↑ 市内を抜ける時上高地線の踏み切りで、信号待ち

                      ↓ 向うは木曽谷、あちらも天気がよさそう

                       

日義の道の駅から木曾駒ケ岳

道瑞の花はフシグロセンノウ

                       

ツリフネソウ

昼食は、友人の蕎麦屋で用意してくれたざる蕎麦を美味しくご馳走になった。

蕎麦をすするのに夢中で、写真 を撮るのを忘れました・・・ゴメン

そのとき見せられた松茸・・・先日友人が採ったものという。

さあて、今日はどうかな・・・

あんまり欲張らないで、せめて雑きのこでいいからと・・・思っていた。

 

各自、ビクと熊よけの鈴を腰につけ、地元の友人は地下足袋、私たちは登山靴を履いて、

軽トラで山の中へ入って行く。

 

              持ち山に着くと、藪こぎして・・・急な斜面の山へ登る

                       

         この茸の名前はソバイクチとホンイクチというらしい 

                      

しばらくして ありましたよ 

どうですか

                      

 

                      

↓ 3時間で採れたのは・・・ハイ いかがでしょう

                      

現在、リハビリ訓練に頑張っているSさんは15日に退院の予定となった。

茸三昧の退院祝いにしましょうか。

〇松茸は松茸ご飯とホイル焼きで

〇イクチは大根おろしで三倍酢で、また味噌汁もいい

〇ボウズ茸は ゛きのこうどんやすき焼きがいいよ”と教えてもらった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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9月9日(火)ボランティアなどいろいろ

2014年09月10日 | ボランティア

今日は峠の向うの病院ボランティア

朝の常念岳は大方隠れている。

              今日の切花は

                     コスモス、ミズヒキ、ススキ

浅間山も朝は全く見えず、午後もやっぱりみえない

 

午後はA病院入院中のSさん、午前9時にOP室開始されている。帰室する様子をみて、半日の付き添い。A病院の看護の実態を垣間見た。

 

夕方からは、信大病院の水曜日のボランティア仲間の食事会、遅ればせながら゛暑気払い”

繩手横丁の近くの会場へ移動中にお腹が空いていたせいか、たい焼き3個買ってしまった。

これから食事会だというのに・・・明日の朝食にしよう。

 

  

きれいな夕焼も、高いビルがじゃましている・・・女鳥羽川に夕焼が映っている

食事会はこの蔵づくりの「尚古庵」 和食会席でゆっくり、ご馳走とおしゃべり。

天井の梁をみると・・・

 

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笠ヶ岳 2,895mに登る その2

2014年09月10日 | 山歩き

2日目・9月7日

夜中には雨だったが、朝にはやんだ。しかし濃霧でご来光は望めなかった。

5時朝食

6:00 寒いので上着を1枚増やして、下山開始した。昨日登った道を下るので気分は楽だった。

私は霧に濡れる花たちの撮影をたのしんだ。こんな日は一眼レフで撮りたいが・・今回もコンデジだけしかもってきていない。

スゲに咲く霧の花

               ウサギギク

ガンコウランもイチゲも残っている・・やっぱり今年は異常気象だった。

                       

今日もチングルマをとる

                       

これは食べられない茸?

 コガネギク

ここから杓子平に下る

 

↑ 向うの尾根が見え隠れしている

↓ 湧き水が流れる音がする・・・ふたりは゛汲みに行こうヨ!”と

 

私はその間に撮りましょう

            クロマメノキの露

                          セリの仲間やキクの仲間

                       

ハクサンイチゲが残っている

まだ、笠ヶ岳は雲の中、抜戸岳だけがみえる。

ここからは岩だらけの歩きにくい登山道を3時間くだることになる・・


<アクシデント発生> 

他の登山者の参考にしてもらうために、あえてここに書くことにした。

2200mの標識の下、2150m付近で、一番前を歩いていたSさんが突然私の視界から消えた!激しい悲鳴!

谷側に傾いた大きな石と木の枝の間に体ごと挟まれている。

Sさん”ボキッと音がした。左脚が折れたかもしれない・・・困った・・どうしよう”と 

(私の整形外科の経験から)確かに骨折時の痛みのようだ。とにかくこのままでダメだ。登山道の脇にマットを引いて移動し、ある材料をかき集め下腿の固定を試みた。

3人の装備の中からエアマット、三角巾、靴の紐、予備のロープを使いできるだけ動かないようしたが、それでも少しの震動で激痛がある。足首にタオルを縛り、踵方向に牽引すると痛みは軽くなる。

これからどうすればいいか・・・これでは背負って下りることはとても無理だし、危険だ。ヘリを頼むしかないと本人も納得した。本人が携帯電話で119番、高山市の消防署につながった。

間もなくヘリが飛んできてくれたが、私たちがいる標高より下で音がするが機体は霧の中。直ぐ旋回して去ってしまった。スマホで何回かのやりとり 消防隊の要求は” 下からは判らないから、現場から向うの尾根が見え、空が空けたら知らせてくれ・・”など。

根気よく待つしかない・・・本人は痛みに耐えながら、明日からの仕事の心配をしている。

2時間して霧がサアッと引けた ”今です!お願いします!”と。

今度はヘリが飛んできてくれた!うれしかった。私は牽引の手が離せないので、Y君が赤いザックカバーを必死で振った。ヘリは見つけてくれた。

この事故現場が視界が利く場所で本当によかった。

                      

                       

患者となったSさんを乗せた機体は雲の中に降りて行った。

結局、高山市消防隊のヘリにピックアップしたもらったのは事故から2時間後となった。

残された私たちは彼女のザックもかついで下りることになった。樹林帯を下りながら話したことは・・もしこの樹林帯で今回のような事故になったら、ピックアップしてもらうことはできなかった。そしたら・・・どうなっていたのかな・・・3人いてよかった。単独行はやっぱりダメだねと。3時間後、新穂高の駐車場に疲れきって下った。

本人が高山市の総合病院に搬入されことを確かめ、そこに向かった。しかし、高山市で、入院治療を受けることはいろいろ支障があるので、松本市内の病院に紹介してもらい、自家用車で引き返したのだった。

2日後の昨日、左下腿骨骨折に対して手術を受けた。

Sさんは患者を看護する側から患者自身となって、貴重な経験をすることになったということか。

 

 

 

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