午前中、伊那谷の早期の雪形をを観た後、そのまま安曇野に移動した。
後立山~白馬連峰まで見えるいい天気の中、これらの山を左手にみながら北上する。
これから後安曇野インターを国道147号(糸魚川街道)に下りる。
大町を過ぎ、仁科三湖の青木湖まで来た。
ここからは白馬乗鞍岳に「鶏」が見える。
この雪形は「カモシカ」という説もあり、この時期はカモシカに見えるのだが、今日は雲がかかっていた。しばらく風が雲を飛ばしてくれるのを待って撮ってみた。脚の周辺の雪がなくなればカモシカに見える・・
「代掻き馬」は白馬岳に駆け上がるように見える雄大な馬
しかし、今は胴体と頭の間に雪があって、想像力を働かせないと馬に見えなかも・・
少し迫ってみたが、どうだろうか
白馬村に入った。ここはまだ田んぼに水が入っていなかった。
残雪の山を水鏡に映すのは5月を待たなければ・・
「武田菱」は見ごろを迎えていた・・というより、菱形の仕切りの雪が消えかかっているのに驚いた。
この雪形は五龍岳直下の岩壁の雪がつきづらい場所にできるので、消えるのが早いのだろう。
これは隣村の小谷村栂池に移動してから撮ったもの
この写真の左上に武田菱を入れたがここからは分かりにくいかな
栂池の風景;田んぼの雪は溶けているが、森の中には雪が残り、花の気配がなかった。カタクリやアズマイチゲなどはこれからだ。
田んぼの土手から福寿草を少しいただいてきた。
ここから見るのが小蓮華岳の「嫁岩・三人嫁御」と「仔馬」
やはり、それと分かるのはこれからだった。
姫川沿いに北小谷へ下った。このまま進むと、新潟県境になる
向かいに雪がたっぷりの金山~天狗頭山が見えている
昨年6月にはじめて登り、その花の多さに歓声をあげた・・
今年は所属山岳会で、8月初めに登ることになっってしまった山
白馬村では桜はまだ蕾だったが、小谷村では桜がこのとおり咲いていた。
ここは海に向かって標高が低くなっているからだろう。
「道の駅小谷」で山菜のコゴミ(新潟産と表示あり)を買い込み、白馬へ引き返した。
白馬村から山を見上げると、午後の陽に2900mの稜線が光っていた。
そこは雪面が硬く凍りついているのだろう。
16時、安曇野市に戻ってきた。
今日一日中、ハンドルを握ってくれたのはhiroさん、ありがとう!
本当にお疲れさまでした。