とりあえず土曜の結果のみでいうと、芝で最高馬体重馬はオール着外で、高速馬場ではもうこの手は使えないのか、もうゴールドカルラの時代は終わったのか…
デイジーは○コウヨウマリアはRibot肩のダンス産駒でなかなか力強く掻き込みますが、今の高速馬場ならば◎ハツガツオの逃げ切りが狙えそう
とにかく揉まれ弱い馬で前走もゴール前で交わされるまでは先頭でしたが(そらそうや)、パラダイスクリーク×Nureyev×Halo、血統も走りもマイラーではなく1800m型のイメージで、1F延長と高速&インベタ化した馬場を味方に行ききれば
☆タイセイティグレスもHalo4・5×3にSadler's Wells4×3でアサクサデンエン的マイラーというよりはSingspiel的1800m型に見えるので、とりあえずここまで
隅田川は◎ダイワブレイディ
チチカス産駒にしてはBold Rulerクロスの影響か手先の軽いタイプで(キングズオブザサンもBold Rulerクロス)、好走例が揉まれず先行に集中しているのはAureole魂疑惑大
昨春500万下を勝ったときが番手抜け出しでミナレットを寄せつけない好内容で、ミナレットは中山マイルでは高値安定で常にチャーチクアイアと接戦できる実力馬ですから、中山マイルで揉まれず先行ならチャーチクアイア級なのだ…とみればここでも◎が打てます
汐留はインで揉まれてAureole魂逆噴射という負け方でしたが、高速化したイン伸び馬場と△コスモミレネールの番手が取れそうな展開が強調材料
○ショウナンラムジは母がBold Ruler5×5・5で短距離の逃げ馬、自身はNijinsky≒Storm BirdとRibotのクロスでRibot肩で頭の高い走り、「父スタミナ×母スピード」ですから先行力や機動力に富む脚質に出たのも順当で、この馬1600mを中心に使われているので直線長いコースばかり走ってますが、中山と内回りでは①④⑪で凡走は朝日杯だけ、昨秋の内1400mの瀬戸内海もよく粘っての4着、最近は外マイルでワンパンチ足りないレースがつづいてますが、これも中山マイルの高速馬場は待望ではないかと
大阪-ハンブルグは▲バンデは外2400mなら実績どおりの評価も、ここはサトノシュレンやミキノバンジョーがいるだけにちょっと展開微妙、まあ少々ペースが速くなっても自分の競馬さえできればスタミナで押し切ってしまいそうですが、そんな持続戦想定で狙ってみたいのが◎ラウンドワールド
ディープ×トニービン×ディクタス×ノーザンテースト、ステイゴールドにウインドインハーヘアとトニービンが入った配合ともいえ、いずれにしても3歳春で終わる血統ではないし、古馬になって順当に馬体も増えてきて、これで成績があがってこないのが摩訶不思議
ユニバーサルバンクを寄せつけなかったアンドロメダを思い起こしてみると、古馬になってよりHyperion的体質になってきて、今は上がりの競馬でビュンと斬れる脚はあまり使えず、むしろ上がり12秒の持続戦でこそ持ち味が活きるキャラになっているのではないか…と
阪神2400mのスタミナ勝負想定で、変わり身を狙ってみたいです
▲エーシンミラージュはクロフネの大型馬ですからステイヤーではないですが、母父トニービンで母母母父Slady CastleがHyperion4×4のクロペリオン配合、母エイシンワンシャンも旧阪神2500mの大阪-ハンブルグで3着した馬で、休養前の阪神2400mのオリオンではカルドブレッサとタニノエボレットを差し切り、ここはマイル→長距離と叩いてのベスト条件で、母仔3着ぐらいは期待してもよいのでは(・∀・)
福島民報はグラスワンダー(全妹)をミスプロ走法に改良した○レッドレイヴンとHalo≒Sir Ivor的に改良した▲ミエノワンダーは福島2000m向きの機動力があり、☆母父がLear Fan×Nureyevの☆アクションスターや母系にFair Trialが多い△アロマカフェも小回り2000mは適条件、△サムソンズプライドの先行や△ラブイズブーシェの器用な差しも捨てがたいところですが、◎はセイルラージでいってみようかと
関西圏の芝マイラーは京都と阪神と中京の芝1600mが主戦場になるのでちょっとロケーションが偏っていて、その偏った状況がガルボのような阪神内1400mマスターを生んだりもしているのですが、まあうまくしたもんで昨今はマイルでもチンタラスローが続出ですからむしろ機動力型のほうが外回りで好走したり、しかしさすがにオープンまでくるとそういうゴマカシはなかなか通用しない
セイルラージは1800mで勝ち上がったのになぜか早々とマイラーの烙印を押され、6戦目から前走までの22戦のうち20戦が芝マイル、うち19戦が外回りと中京で、競走生活のほとんどにおいて2ターンで直線が長い芝マイル戦を走り続けてきました
しかし母はナリタブライアンの全妹でそこにアグネスタキオン、体型は父似でトモのつくりは明らかにRobertoで、これだけみても外マイルより内1800mのほうが合ってそうな馬で、そして中山で初めて走った前々走ニューイヤーでは教科書的な好位抜け出しで2着
血統も体型も走りも外マイルがベストとは言いがたいのに、外マイルを3年間走りつづけてついにオープンまでのし上がってきた7歳馬、この馬もPacific Princessの一族でAlcide≒Fiji≒Flower Bowl5×5・5、血統屋の端くれとして、ここはセイルラージに◎を打ってあげたくなります
「No.1予想」では桜花賞を、「馬券総合倶楽部」では桜花賞と忘れな草賞を予想していますので、そちらもよろしくお願いします
デイジーは◎1○4▲10で
しかしバクシンオーが1人気になる忘れな草はもうないだろうな(^ ^;)
バンデ本線に流し