シンボリクリスエスはSeattle Slew譲りの長手の体型で少し緩慢なストライドで走った馬で、産駒もナスキロ血脈をもってくるとアリゼオやアプレザンレーヴやモンテクリスエスのようなストライド走の中距離馬が出るのですが、ミスプロ系牝馬との配合だとBramalea≒Gold Diggerのニアリークロスになるので、シンボリクリスエスの代ではあまりONになっていなかったRoberto的な要素、小回りを捲るような資質も伝わることが多い…というようなことは以前にも書きました
シンボリクリスエス×ミスプロ
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/0015cece2c6ce92c7a478ab83b0061b1
付け加えると、Seattle Slewの父Bold ReasoningもNasrullah≒Royal Charger、Sir Gallahad、Blue Larkspurをクロスする相似配合なので、このBramalea≒Gold Diggerのニアリークロスに絡んでくるということですね~
サンカルロやストロングリターンやラドラーダなどは母系のミスプロ的な資質が主にONになっているので短距離やマイルに対応できるし小回りでも器用に差してくるのですが、母父Crafty Prospectorのサンカルロはともかく、ストロングリターンとラドラーダは格下の相手だと1400mあたりでも勝ち負けになりますが、今は1800mぐらいがベストじゃないかと私は思っています
キングカメハメハもMiesque譲りのハイインロー的持続力を主に伝えるので産駒は長い直線でジワジワ加速する脚質に出やすいのですが、Roberto持ち牝馬との配合だとフィフスペトルやカウアイレーンのように俊敏で小回りのきくマイラーを出すんですよね~
望田さんのナスキロ理論が好きで、いつも楽しく拝見させていただいております。
私は趣味で一口馬主をやっているのですが、
東京サラブレッドで面白い馬を見つけました。
その馬は、望田さんの理論に合致しそうな配合です。
その馬は、ディクシージャズ2009です。
兄にレッドディヴィスが居るというだけでなく
血統構成が非常に面白いですね。
シンボリクリスエス × デイクシージャズ
ナスキロのクロスを持っているは常識ですが、他のクロスも掲載いたします。
プリンスキロ 8.01%
ナスルーラ 5.03%
ゲインズボロー 5.86%
ハイペリオン 8.20%
5代前までアウトブリードです。
サンカルロ
ストロングリターン
アリゼオ
アプレザンレーヴ
モンテクリスエス
上記活躍馬も、ナスキロのクロスが有りますが 全て
東京の芝重賞を勝っています。
が、G1でワンパンチ足りない感じはしますが、
東京の大きな舞台で活躍するパターンだと感じております。
お手数でなければで構いませんので、
是非意見を頂ければと思っております。
いえることは、この馬のようにシンボリクリスエスにHyperionの強い牝馬をもってくるというパターンは、たとえばミスプロをもってくるパターンよりは確率は高くないかもしれませんが、方向性としてはアリだと思いますよ~
立場的に詳しく言及出来ないのに、貴重な意見を返信頂き
ありがとうございます。
ミスプロを持って来るのであれば、
本馬が繁殖入りした際には
キングカメハメハは面白いかもしれませんね(^-^)
わざわざありがとうございます。
また、機会が有ればお邪魔させて頂きます(^-^)