今年もスタートした「一口馬主好配合馬ピックアップ(2023)」ですが、望田がノルマンディーオーナーズクラブ(4次募集)より1頭ピックしました(2022と2023の両方にアップしています。なお栗山のピックはありません)
ラフィアンとユニオンも締切までに、近いうちにアップしますのでよろしくお願いします
■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2022)』で望田潤が推奨したハバナビーチ(牝2歳)が水曜園田5Rの初出走戦(ダ820m)を勝ち上がりました。
★YGGオーナーズクラブ
父ホッコータルマエ
母ビーチパーティー(ゼンノロブロイ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2021107247/
牝 募集価格:880万円
母ビーチパーティーはJRA2勝(ダ1400~1700)。今のところJRAで勝ち上がった産駒は出ていませんが、ホッコータルマエとの配合はUnbridled≒マイニングのニアリークロス4×4など父母相似配合になるので、両親のダート適性が上手く伝わりやすい配合といえます。実馬もそんなイメージどおりで、牝馬ながら立派な体つきと力強い動きが目を引くので、園田のクラシックロードを賑わせる存在になるとみてピックします。(望田)
■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2022)』で栗山求が推奨したルージュスタニング(牝2歳)が日曜中京5Rの新馬戦(芝1600m)を勝ち上がりました。
★東京サラブレッドクラブ
父Into Mischief
母ボインビューティー(Giant's Causeway)
牝 募集価格:5000万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2021105775/
父Into Mischiefは3年連続北米リーディングサイアーの座にある大種牡馬。2022年の種付け料25万ドル(約3100万円)は2位以下を大きく引き離して全米ナンバーワン。母方にDistorted Humorを抱えた配合パターンは成功しており、Life Is Good(ペガサスWC、BCダートマイル)、Practical Joke(ホープフルS、シャンペンS)といった大物が誕生しています。母ボインビューティーはArrogate(BCクラシック、ドバイWCなどG1を4勝)の半妹にあたる良血で、Storm CatとMeadowlakeを併せ持つのでヘニーヒューズの血統構成と共通する部分があります。父Into Mischiefの半妹Beholderは米G1を11勝した女傑で、父はヘニーヒューズ。つまり本馬の配合は、Beholderの父母をひっくり返したような構成といってもいいでしょう。この点も面白味があります。ダート中距離がベストですが、距離の融通性があり、スピードレースにも対応できるでしょう。(栗山)
■土曜函館8R1勝クラス メジェド(POG・望田)
■日曜中京8R1勝クラス アドマイヤラヴィ(POG・望田)
エルトンバローズは母母父がSeattle Songなので、コントレイルやラウダシオンなどで大成功しているディープインパクト×Unbridled's Songのニックスと同じ根拠のニアリークロス、Sir Ivor≒Incantation6×4をもちます(ちなみにコントレイルの母ロードクロサイトはUnbridled's SongとSeattle Songを通じるIncantation4×5)
ディープインパクト×Seattle Songも母コンドコマンド(アルジャンナ&コマンドライン)、母ジェニサ(カイザーバローズ&グランスラムアスク)など高確率で走っていますが、Sir Ivor≒Incantationはディープインパクト孫世代でも有力で、このニアリークロスをもつディープブリランテ産駒は上のようにJRA出走8頭中6頭が勝ち馬