In RealityはWar Relic3×3で遺伝力が強い
たとえばルルパンブルーがジャンポケ産駒ながらスプリンターに出たのは、母ガトーショコラ(これもスプリンターだった)がフジキセキ×リアルシャダイでIn Reality4×4だからだろう
In Reality3×4のタイキメビウスはアイビスサマーダッシュで3着しドラゴンファングの母となったし、メビウスの全妹ハナコスマイルはナムラミーティアを産んだ
ちなみにIn Realityの父系からはKnown Factを通じてウォーニング、マークオブディスティンクション、ソーファクチュアルなどが出ている
アルティマトゥーレが弟や母よりも距離適性が短く出たのも、フジキセキとロイヤルスキーを通じてIntentのクロスになるからだと考えられる
クロフォードの母ストレイトフロムテキサスはナッソーS(米G2・芝8.5F)勝ち馬でなかなか凝った配合をしているが、フジキセキとの配合はIn Reality4×4になるので、良くも悪くもこの特徴が前面に出ることとなった
新馬勝ち後にも書いたが、伸びのない体型とやや硬い肉質は、フジキセキ産駒というよりウォーニング産駒のようだ
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007103220/
新潟2歳Sは外差し馬場のスローのヨーイドンで、1400m馬やスプリンターが差しに回れば好走できる質のレースだった。勝ち馬はともかく、フローライゼもクロフォードも本質は1400m>1600mだろう
中山芝は金曜現在で稍重発表で、土曜もけっこう降るようだ。In Reality的なパワー型だから道悪は巧いだろうが、時計のかかる決着になってマイルのスタミナが問われるレースになると、人気ほど信用できるかは疑わしいと思っている