先ほど「望田潤の2歳勝ち馬評価」先週分を3頭更新しました~(チョイ甘ですがA評価が2頭)
土曜8Rで圧勝したピクシープリンセスは当ブログでは何度か取り上げてきた馬で、とにかく母オータムメロディーが世界的な名血で名配合で、日本の高速馬場ではちょっと軽いスピードが足りないけれど底力やスタミナに関しては世界トップレベルのものを伝える繁殖牝馬なのです
この馬もディープ牝駒らしからぬ力強さと鈍重さを感じさせる走りで(関西弁でいうと“ドンくさい”)、胴長の体型でドタドタ走るんですが、今日も道中13秒台なしのわりと緩みないペースを11.9-11.2-11.8-11.9のロングスパートで抜け出して、最後の11.9のところでは後続はみんな止まっていましたからこの馬の持続力だけが際立ちました
中一週でエリ女に登録がありますが、上がり11.5-11.5の競馬ならまるで勝負にならないでしょうが、ミルコはこの馬のスタミナに関しては自信を持って乗ってくるはずで、昨年のような持続力勝負になればあるいは…と思わせるぐらいの、血統的バックボーンに馬の成長が追いついてきた段階ではあるかなと
萩Sのトーセンパワフルはロジユニヴァースと比較すると「サンデー×ミスプロ」的な柔らかさがONになっていて、兄よりも柔らかく大きく走れるのですが兄ほど俊敏には動けず、だから外1800mでもソコソコ斬れるのですが内2000mをズキューンを捲る脚はない、という感じで、ようするに現状は突出した武器のない中距離馬という評価ですかね~
角居厩舎でこういう柔らかストライド型ですから、先々は立派なオープン馬に完成するのかもしれないですが…
勝ったインパラトールはディープ×Storm Catですが母母がマジックナイトでLyphard4×5でもあり、“俊敏なマグナーテン”という感じでこれは1800mの前受けでまだまだ上を狙えそう
スワンのアドマイヤセプターは東京と京都外の1400mがベストで、右回りは内にモタれるのでできれば直線はラチを頼りたかったところですが、ま~力は出し切ったかなと
グランプリボスはマイルも守備範囲ですが、どうやら血統的なベスト距離といえる1400mへ辿り着きつつあるようにもみえるし、とりあえず上位入線でマイルCSにつながるとなるとオリービンですかね~
ダイワメジャーにNureyevとVaguely Noble、これからHyperionらしさがますます発現してきそうな晩成粘着マイラー血統ですが、今日は粘着力が活きる流れでもなかったのでこんなもんでしょう
川田とは手が合うタイプやと思うし、このままコンビ続行で、この馬のHyperionらしさを理解して、もっと前受けへと意識が傾いてくれば…と思っとります
日曜3Rクラウディオスはネオユニにドクターデヴィアスにノーザンテーストですからそんなに速い動きはできないんですが、Halo≒Red God3×5なので脚さばきに無駄がないのがいいし、だから内回りでの機動力もソコソコあります
ヴィクトワールピサやロジユニヴァースを見ての通り、ネオユニヴァースはサンデー系のなかでもHaloのニアリークロスが成功しやすい種牡馬です
フェデラルホールの3/4弟ですが、オーバーザウォールはサンデー系種牡馬との配合ならだいたい似たような仔を出すんじゃないかと(^ ^;)
カシオペアは稍重が残って上がり11.5-11.8-12.2、ボツ予想でも書いたように、リルダヴァルは1800~2000mの上がり12秒戦では回りの左右大小関係なく④③②①⑥①(⑥は皐月賞)で、今日がベストパフォーマンスでしょう
こういうときこそハナに行ったらいいのにと思ってたゼロスは幸でも藤田には遠慮なのか陣営が控える競馬を教えたがってるという話か…。
レオアクティブもマイルCSでの巻き返しに期待したいですね~。秋天先行勢も出てきてスローにはならないと思えるので。