栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

5/25,26の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2024-05-30 13:43:52 | 共有クラブ

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2022)』で栗山求が推奨したアンジョルラス(牡3歳)が土曜京都5Rの未勝利戦(芝1800m)を勝ち上がりました。

★サラブレッドクラブライオン
父キズナ
母ラビルキン(Indygo Shiner)
牡 募集価格:2800万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2021106682/
キズナを父に持つ牡馬は、現時点で芝92勝、ダート95勝と、芝とダートの成績が拮抗しています。母ラビルキンは南米アルゼンチンで4つの短距離重賞(芝1勝、ダート3勝)を制覇し、シウダッドデブエノスアイレス大賞(亜G1・ダ1000m)ではクビ差2着と健闘しました。同国の名門ケブラダ牧場の生産馬で、同じ牧場で誕生した本邦輸入繁殖牝馬ラリズ(ヒシイグアスの母)と血統構成がよく似ています(ラビルキンとラリズの母がほぼ同血)。母ラビルキンはA.P.Indy系のIndygo Shinerを父に持ち、キズナを父に持つ牡馬はパワー型に出やすいので、本馬はダート向きに出る可能性が高いのではないかと思われます。重厚かつ野性味あふれる馬体からもダート路線で出世が期待できます。(栗山)

■日曜東京9Rむらさき賞 ジェイパームス(POG・望田)
■日曜京都12R渡月橋S サトノペルセウス(ディープ・栗山)

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今のところ芝で2勝しているレイデオロ産駒は以下の6頭で、1800で勝ったのはミナデオロの白百合が初やったんですが、これが前後半48.5-12.4-45.6というなかなかのスロー

以下のようにレイデオロ産駒の芝2勝目は、いずれも前半や中盤がかなりペースダウンしていて、ようするに道中かなりゆったりと追走できるレースばかりなのがわかりますが、これがレイデオロTTサイアー説の根拠の一つだということは何度か書いてきました

サンライズアース(すみれS=阪神芝内2200):12.6-10.6-11.3-12.7-13.0-13.3-12.0-11.5-11.2-11.8-12.0
ミナデオロ(白百合S=京都外1800):13.0-11.5-11.8-12.2-12.4-11.9-11.7-10.8-11.2
アドマイヤテラ(1勝C=東京芝内2000):12.9-11.3-12.6-12.9-13.1-12.8-12.7-11.7-11.3-11.5
トロヴァトーレ(葉牡丹賞=中山芝内2000):12.6-11.2-12.4-12.7-12.8-12.2-12.1-11.7-11.3-11.4
ダイシンアポロン(山吹賞=中山芝外2200):12.7-11.3-12.5-13.0-12.9-12.9-12.4-12.1-11.6-11.8-11.9
ペッレグリーニ(セントポーリア賞=東京芝1800):13.4-11.6-12.1-12.8-12.7-12.5-11.9-10.7-11.1

サンライズアースのダービーも前半は後方でゆったり追走、3~4角で外々を回って押し上げていって、あれでもバテずに4着に踏みとどまっているというね、こういう長い距離でゆったり追走で走りつづけられるスタミナというのが、日本ではステイヤーとカテゴライズされるものだろうと(ちなみにサンライズアースはダービーでもゴール後400mぐらいの地点では2着に上がっていました)

数年後には「ステイヤーズSはオルフェとレイデオロを買っとけ」みたいな格言が出来上がってるかもですな



ディープインパクトがTTなのは公表されていますが、仮にレイデオロやレガレイラもTTだとしたら、ウインドインハーヘアTT説が有力ではないか、とも思うわけです

コメント (1)
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