栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

「3歳勝ち馬評価」2015-16シーズン終了&東京ダービー雑感

2016-06-08 22:56:17 | POG

さっき帰ってきて東京ダービーの結果を確認したところですが、バルダッサーレって中央から転入初戦やったんですね~
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013100291/

TARGETのメモを開くと「強力父母相似 Special的体質で掻き込む走り パワー捲り」と書いてありましたが、ネオユニヴァース~アンライバルドと受け継がれてきた中山の捲りを大井でさく裂させた、というところですか

しかし前にも書きましたが、トウショウドラフタ(Sadler's Wells≒Number3×3)をはじめ、アンライバルド産駒はSpecial絡みのニアリークロスがほんとによく走ります(JRAで勝ち上がった5頭のうち4頭がSpecial絡みのクロス持ち)

牝祖ゴールデンハインドはサンシャイン牧場の宝というべきソーダストリームの牝系で、Nasrullah3×4、Fair Trial4×4、Coronach≒Precipitation4×4、Buchan5×5

こういう父母相似配合はサンシャインのお家芸で、アローエクスプレスもファンタストも、ブロケードもイザベラ(プリモディーネの母母)もやってることはだいたい同じ

ここにサンデーサイレンス3×3とSadler's Wells≒Nureyev3×4を重ね、現代の最先端をいく父母相似配合にして東京ダービーをぶっこ抜いたというのは、さすがサンシャイン、さすが伊達親子というべきセンスやと思います

家を出るときバタバタしてて告知するのを忘れてましたが、今朝「望田潤の3歳勝ち馬評価」5/29ぶんまでをアップ済です

これで2015-2016シーズンは終了、一年間お付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m

6/4,5からは2014年生まれを対象とした「2016-2017クラシックロード 望田潤の2歳勝ち馬評価」が新たにスタートします

態勢が整ったら正式に案内させていただきますが、次シーズンからはピンポイントの適性や狙いどころを明示し、その馬のキャラをよりわかりやすく把握していただけるよう「ベストコース」という評価項目を新たに設けることにしました

下記のサンプル(スマートオーディン)を例にとると、昨年までの表記に加えて「ベストコース:京都外1800m」という評価が加わります

スマートオーディン(牡 栗東・松田国)
ダノンシャンティ×レディアップステージ(Alzao)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013101522/
タガノラルフの3/4弟で、母レディアップステージは愛プリティポリーS(愛G2・芝10F)勝ち馬。牝祖TroytopsはPin Prick≒Violetta3×3(Pinza×Nasrullah)で、自身はディープインパクトと同じサンデー系×Alzao牝馬でHalo≒Sir Ivor4・4×4。父よりマイラーっぽい体型や反応なのはHabitatの影響で、外1800mのスローの上がり11.1-11.1をしなやかに抜け出してくる姿は“マイラー体型のエピファネイア”という趣きがありました。Halo的機動力とナスキロ的斬れを兼備していて、俊敏鋭敏なマイラーで1800mのスローでの反応が鬼。2000mがギリでしょうが走る馬です。
A:芝ダ1600~2000m
ベストコース:京都外1800m

コメント (8)
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