栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

土曜のボツ予想~Round Tableの先行流れ込みが気になる

2016-05-21 09:47:05 | 血統予想

レッドディザイアは母グレイトサンライズがフサイチコンコルドと酷似した配合で(Caerleon×Sadler's Wells×Val de Loir×Charlottesville×Fair Trialまで共通)、だから1800mで機動力抜群のオースミハルカを2000~2400mに寄せたようなイメージの馬でした
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2006102929/

Nijinsky+ナスキロをまさに体現したブエナビスタが長い直線で末脚を炸裂させるのに対し、中距離馬としての格と性能と機動力でガップリ四つに渡りあって、そして内回りの秋華賞でついに打倒ブエナを果たしたという、このわかりやすく美しい三冠ドラマはいつまでも語り継がれていくことでしょう

最後の札幌記念も◎で、ゴール前で牡馬の強豪に競り負けてしまったけれど、四位が大外をグイグイ捲ったときは息を飲んだなあ…合掌

--------

メイSは◎レアリスタの相手に○ゼロスをとってみたい
母系にRound Tableが入ってストライドで走るキンカメ産駒、今なら1800でフワッと先行流込のが一番合っていそうで、ここは前が楽そうな組み合わせでもあります

オーストラリアは◎イイデフューチャー
Nijinsky4×3とRound Table5×5・5、アドマイヤジャパンの産駒らしく揉まれず先行すると穴を出す馬ですが、Round Tableが表現されているという意味ではゼロスと似たタイプともいえます
昨年のこのレースは4番手から流れ込んだだけの4着ですがこれが生涯ベストパフォといっても過言ではなく、つまりこの京都外1800がベストコースといっても過言ではなく、しかも今年はその気ならハナに行けそうなメンバー

早苗は◎アップウォーク、父ベーカバドが持つForeign Courier≒Mill Reef3×3にMiswakiを合わせ、ナスキロラトロとナスフリートのクロスにしているのがポイントで、ベーカバド産駒にしては外回り向きの斬れも兼備していて1800mで弱点が少なく相手ナリに走れるタイプ
○ダノンプレシャスはスズカマンボの甥ですがKingmamboのマイラーっぽさも出た体型で体質はナスキロ柔く、京都外1800mでデンコウアンジュと叩き合ったように直線長い1800mが最もパフォーマンスが上がる馬でこれが相手

他のレースはこれから考えますが、「No.1予想」ではメルボルンTを、「厳選予想 ウマい馬券」ではメルボルンTとカーネーションCを予想していますので、今週もよろしくお願いします

コメント (52)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする