先ほど「望田潤の3歳勝ち馬評価」先週ぶんを3頭更新しました
昨夜は北新地「くちばし」さんにて第8回「さっさん会」
いつものメンツ+新規加入のDeepcompactさんとゆーなさん、総勢7名で終電まで飲んできました、みなさまお疲れさまでした
いつ食っても美味い「紀州 うめ鳥」
さっさんについてもちょこっと偲んでおきましたが(^ ^;)、まあ「さっさん会」の名のもとに競馬好きのオッサンたちが集って、競馬の話をワイワイしながら飲むのが一番の供養やと思うのでね
なお今年はオークスデーから東京入りして、ダービー観てから札幌に戻るスケジュールにしました
◆Habitatの“下る力”
スマートオーディンは完ぺきに折り合ったとまでは言えなかったものの、こういう馬をなだめながら乗るのは戸崎は本当に達者
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013101522/
おまけにHabitat的柔らか前輪駆動で走るだけに京都外回りは最も末脚が斬れる舞台で、京都新聞杯が上がり11.8-10.8-11.9、毎日杯が11.3-10.6-11.4、このみんなが下りながら最速ラップを叩き出しているところを持ったままで交わし去ってしまうのはすさまじい
母系のHabitatが表現されているという意味でエピファネイアをマイルに寄せたような馬だと書いてきましたが、たしかに下りの加速力はエピファに匹敵するものがあり、京都外1800mで戸崎が乗れば3歳最強かも
Princely Giftも“下る力”に優れた血ですが、Habitatのほうがピッチが速く、キタサンブラックやタマモベストプレイの下り方はPrincely Gift的で、グランデッツァやケイアイエレガントの下り方はHabitat的ですね
◆Rivermanとヴィクトワールピサとフレンチの鉄人
アジュールローズはわりとNijinsky~Caerleonの影響が強い体型だし、母系のKaldounやRivermanのフレンチな斬れも感じさせる走りで、ダービーは大幅な相手強化になりますが、東京2400の適性でいうなら父よりも高いといえるのではないかと
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013105798/
ここまでオープンや500万下の芝レースで掲示板に載ったヴィクトワールピサ産駒は11頭いますが、うち7頭がナスフリート(Gold DiggerやRivermanやMill ReefなどNasrullah+Count Fleetの組み合わせ)のクロスを持っており、残りの4頭のうち3頭はMr.Prospectorそのもののクロスを持っており、つまりジュエラー以外はナスフリートを増幅した配合をしています(アジュールローズはGold Digger≒Rivermanを通じるナスフリートのクロス)
力馬っぽい体質が多いヴィクトワールピサ産駒に芝向きのしなやかさを補うにはナスフリートのクロスが有効のようで、だからたとえばMr.ProspectorとMill Reefを持つキングカメハメハとの配合も悪くないはずで、ヴィクトワールピサ×キングカメハメハは中央にはクラウンマグマ一頭しか出走例がないですが、ここまで[0-2-0-3](芝は[0-2-0-0])ともうすぐ勝てそう
Rivermanといえば、湘南のストーンウェア(母母父Irish River)はRivermanらしい斬れ味を存分に引き出したルメールの差し切りでしたが、このように母系にRivermanが入る馬にルメールが乗ったときの芝成績は[22-18-15-58]、勝率19.5%(騎乗数100以上の騎手の中で2位)、連対率35.4%(同1位)、複勝率48.7%(同1位)、単回値103複回値90、重賞勝ちはウオッカとリアファルとタッチングスピーチとサトノノブレス
ちなみにルメールの芝成績全体は勝率15.7%連対率28.6%で、「Rivermanのエエのが手に入ったから、何かチャチャッと美味いもんつくってくれ」こんなオーダーはフレンチの鉄人にとってはお手のものでしょうね