栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

7/25,26の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2015-07-27 10:15:07 | 共有クラブ

■『ディープインパクト好配合馬リスト(2015)』で栗山求が推奨したワントゥワン(牝2歳)が土曜中京5R新馬戦(芝1400m)を勝ちました。

○ワントゥワン(牝、母ワンカラット)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013105748/
母ワンカラットはフィリーズレビューなど短距離重賞を4勝した名牝で、函館スプリントSではコースレコードを樹立した。ハープスターと同じ「ディープ×ファルブラヴ」の組み合わせ。ファルブラヴを持たない4分の3同血のベアトリッツは3勝を挙げている。その比較から配合的に上のこちらには重賞級の期待がかけられる。(栗山)

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2013)』で栗山求が取り上げたミカエルシチー(牡3歳)が土曜中京7R3歳未勝利戦(ダ1200m)を勝ち上がりました。

★友駿ホースクラブ
父エンパイアメーカー
母テンシノキセキ(フジキセキ)
牡 募集価格:2800万円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2012105305/
父エンパイアメーカーは、米リーディングサイアーを争う超一流種牡馬が導入された、という点で画期的であり、外国産馬や持込馬として先行して走った産駒の成績から考えて、成功は間違いないところです。母テンシノキセキはフェアリーS(G3)とセントウルS(G3)の勝ち馬。旧中京芝1200mで1分06秒9のレコードを樹立したスピード馬でした。繁殖牝馬としてはカレンナホホエミ(フェニックス賞)を産んでいます。産駒は非力なタイプが目立つので、父エンパイアメーカーの馬力を取り込むことができればおもしろいと思います。Gana Facil≒ミルレーサー3×3、Image of Reality≒Marston's Mill3×4、というダブルの組み合わせクロスは鮮やか。Unbridledとフジキセキを併せ持つ産駒は、過去JRAで走った8頭からアカンサス、ロードクルセイダー、トーホウアマポーラが出ています。基本的にはダート向きだと思いますが、母の素軽さが前面に出れば芝でも楽しみがあります。(栗山)

■『望田潤のPOG好配合馬リスト(2014)ダイワメジャー編』で望田潤が推奨したエスジープログレス(牡3歳)が日曜中京2R3歳未勝利戦(芝1400m)を勝ちました。

◎エスジープログレス
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2012102028/
兄姉ではハートシューター2勝がいる程度だが、母バズマイハートはKダービー馬Grindstoneと3/4同血で、その父Unbridledはカレンブラックヒルの母父父でもある。母母は Secretariat≒Sir Gaylord1×3。Droneも入るだけにダイワメジャーとは合うはず。

■『ディープインパクト別好配合馬リスト(2014)』で望田潤が推奨したサトノシャルマン(牝3歳)が日曜中京3R3歳未勝利戦(ダ1800m)を勝ちました。

○サトノシャルマン
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2012104222/
エバーブロッサムの全妹で、エイジアンウインズの3/4妹で、キュートエンブレムの半妹。サクラサクはNorthern DancerとRibotとハイインローをクロスする相似配合で自己主張が強く、出走産駒6頭は全て勝ち上がっている。エバーブロッサムの走る中距離馬だが、もう少しデインヒルのパワーがONになれば桜花賞でも楽しめそうな配合。

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2013)』で栗山求が取り上げたレッドサバス(牡3歳)が日曜函館4R3歳未勝利戦(芝2600m)を勝ち上がりました。

★東京サラブレッドクラブ
父キングカメハメハ
母アイシーサイレンス(サンデーサイレンス)牡 募集価格:3000万円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2012104104/
アペリティフ(準OP)、ノーリプライ(準OP)、アイソトープ(準OP)の半弟。「キングカメハメハ×サンデーサイレンス+ロイヤルスキー」といえばゴールデンチケット(兵庫チャンピオンシップ、毎日杯-2着、ジャパンダートダービー-3着、ジャパンCダート-3着)を思い出します。本馬の2代母アイシーゴーグルとゴールデンチケットの3代母Ski Goggleは、いずれも「ロイヤルスキー+Delta Judge」という構成なので、血統表の奥までよく似ています。キングカメハメハはNorthern Dancer と Secretariatの組み合わせから成る血と相性がよく、たとえばロードカナロアは Storm Cat を、ローズキングダムはローザネイを、ベルシャザールはセクレトを持っています。本馬の2代母アイシーゴーグルは「ロイヤルスキー×ノーザンテースト」で、ロイヤルスキーはSecretariatと同じBold Ruler系、ノーザンテーストはNorthern Dancer系なので、成功パターンをうっすら踏襲しています。大物感を感じさせる配合構成で、芝でもダートでも行けるので確実に稼いでくれそうです。(栗山)

■土曜函館11R函館日刊スポーツ杯 オメガヴェンデッタ(POG・望田)

ワントゥワンは私も馬券は獲らせてもらいましたが、骨格は母譲り、体質は父譲りで、母はファルブラヴ牝駒らしい急坂小回り洋芝道悪向きパワー型でしたが、こちらは京都外や東京で斬れるタイプでしょうね~

エスジープログレスはカレンブラックヒルと似た血脈構成で母系にDroneとLe Fabuleuxが入る「ダイワメジャー黄金配合」ですが、チャールストンハーバー自身が名配合すぎますから、母同士の比較でやや見劣るのは仕方ないところ

コメント
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