栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」
隅田川はハンデは重くても中山マイル①②の◎ラインジェシカと③①⑨②の○モンテフジサンで
どちらもTom Fool的な無駄のない動き脚捌きで走るので機動力十分で、東京がダメなわけじゃないですが1600mなら中山がベター
モンテは6代目に、ラインは5代目にTom Foolが入るだけですが、GKさんの知り合いの業界では知る人ぞ知る某馬産家さんに言わせれば「Tom Foolは(クロスしなくても)入ってるだけでいい」、それぐらい遺伝力が強い血でもあるのですよ
春雷は難しいですが、ここ2走は開幕週のインベタ馬場で外枠に泣き続けている◎エーシンホワイティが、ま～穴人気になっててあんまり面白くはないですが森泰斗のお手並み拝見…ということで一票
山陽は○フルアクセルが人気ですが、母系のスタミナとナスキロ柔さがONになった胴長脚長の重厚ストライドで、外回りに拘るのはわかるんですがマイルは少し短いというのが私の考えで、1800mで成績が上がってないのは超スローと前詰まりと中山内回りとそれぞれ確たる敗因があるのに、マイルだとまたジワジワ追い込んで3着というイメージかなあ…
◎はノーブルディード
前走も◎で狙いましたが、母系にFlower BowlとHeight of Fashionの頑健重厚ハイインローが入る「バクシンオー黄金配合」で、体型は母似でBlushing Groomが強いのでスプリンターではなくマイラーに出ましたが、Flower BowlにHeight of Fashionを合わせてPrincely Gift的に柔らかくしたという、ブライアンズタイムからみてもサニーブライアン的な好配合で、これはまだまだ強くなるしオープンかその近くまでいく馬でしょう
大阪ハンブルクは前走◎の◎エーシンミラージュと○メイショウウズシオでもういっちょ
エーシンは大幅馬体増で復帰後は①②④①①で④は超インベタ京都での外回しですから実質ヒットザターゲットにしか負けておらず、それも猛烈に追い込んでのクビ差ですからあの時点で優に重賞級を証明しています
出てくるたびに同じことを書いていますがクロフネ×トニービンというだけでオープン馬の資格がある配合だし、胴長脚長のストライドは外回り向きだし、例の岩田アクションで追って追ってもってきそう
メイショウは配合的にみてもオペラハウス＋ビッグゴールドのイメージというかチョウカイキャロルのイメージというか、前走のゴール板を通過するときの脚色は一番で一番疲れていないのはこの馬で、ここを勝てば春天でビッグゴールド再びがありうるステイヤー
こういうオペラハウスは負けるまで乗っかりつづけでOKでしょう
△ユニバーサルバンクは血統はステイヤーといっても差し支えないほどですが、どうもフレンチな斬れだけで走っているというか好走例がスローの上がりの競馬ばかりというのが何かと信用できないところで、3番手は☆スマートロビンでここまでが上位…という結局無難な予想(^ ^;)
桜花賞は予想をみていただいた方はおわかりかと思いますが、あれこれ不安材料はあっても、「一番強いと思われる、一番素質があると思われる中距離馬に◎○」というシンプルな器予想に着陸しました
ま～競馬は器だけで決まるわけじゃないですが、桜花賞はこれでいいんです
印は絞りましたが、抜いたなかでは田辺のイチオクノホシが美味しいので、当日の気配次第ではソッと3着にマークするかも(^ ^;)
