栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

日曜のボツ予想~母父Silver Deputyの短距離娘

2012-04-01 09:29:56 | 血統予想

ドバイはあのアトラクションのところで寝ちゃいましたが(^ ^;)、日本馬たちは残念な結果でした
回顧的なことはまた週明けにでもやろうかと思っていますが、スマートファルコンはああなると、「抜かせないAureole魂」ではなく「抜こうとしないAureole魂」に転んでしまうのは仕方なし…
ま~去年みたいにすべてが上手くいくこともあれば、今年みたいにすべてが上手くいかないこともあるのが海外遠征で、いつもの予定調和とは違う緊張感のなかでレースを観ることができます(いや寝とるがな…)

--------

日曜の裏勝負レースは阪神7ですよ~
ライトレールは芝2000mで未勝利勝ちした馬ですが、母父にSilver Deputyを持つ牝馬はこれまで中央に31頭が出走し21勝をあげており、その内訳はというと1000mで6勝、1200mで7勝、1400mで4勝、1500mで1勝、1600mで2勝、2000mで1勝ですから、2000m以上で勝ったのはこの馬だけ
1600mで勝ったペニーホイッスルとアイアムマリリンも古馬になると1200~1400mに活躍の場をシフトさせていったことを思えば、中央で走った母父Silver Deputyの牝馬はほぼ全てが短距離向きに出ている…といっても過言ではないのです
◎も体型は明らかに短距離向きで、1600mのあずさ賞でも1500mあたりまでは踏ん張っていたことを思えばここらがベストの可能性は高く、しかも揉まれ弱くスンナリ行きたいだけに内枠と同型不在も願ったり叶ったり
鞍上はエーシンジーラインで逃げ切って重賞初制覇の川須くん、土曜の最終でやらかしちゃいましたが、ここは適距離なのですからガンガン行っておくんなまし…
相手は血統通りの急坂小回り向きパワー粘着型というところをみせた○ハンターワディと、血統や体型からスプリンターには見えず実際芝1400mは500万下でエアラフォンの3着、グラスワンダーにHyperionを重ねた配合はアーネストリー的でもありこれも阪神内1400mで変わり身がありそうな▲クレムリンシチー、ここを本線に流してみたいです

難波は◎リルダヴァル
この馬のベストパフォーマンスは、ルーラーシップ、ヒルノダムールと1/2、クビの叩き合いをした鳴尾3着だということに異論を挟む人は少ないでしょう
あのレースはシルポートが淀みのないペースで引っ張りレコードに迫る好時計で決着、上がりも11.3-12.1と少しかかっています
そしてこの鳴尾のようにゴール前の上がりが12秒台のときは、リルダヴァルはアンドロ②富士④大原①NHK③皐月⑥とほとんど凡走していません
ディープインパクトと父父と母母が同じですが、間にサンダーガルチのパワーが入ったのとアグネスレディーとBurghclereとハイハットが「HyperionとDonatelloとAloeとFair Trial」で脈絡することで、タキオンを少し力馬寄りで粘着ジリ脚にしたのがリルダヴァルという馬で、だから鳴尾記念以降の6戦のようにゴール前が11秒台の鋭さ勝負では詰めの甘さを出してしまう…と
阪神芝はこれから良まで乾いても高速馬場は望みづらいだけに上がり12秒と読めば、調教師が言うように脚をかばって走っているところがあるとしても、このメンバーで単勝500円つくなら私は買いたいです

マーガレットは▲レオアクティブが1人気ですが、破壊力は一番でも明らかに内1400mより外1600m向きのストライド
ならばこれと2歳時は勝ったり負けたりで、☆ビウイッチアスともカンナでは五分の内容、ここ3走は外を回るロスに落鉄と不本意な競馬続きで、おかげで今回は▲☆に1キロもらってるというのに4人気に甘んじている◎トウケイヘイローが、時計のかかる1400mという条件もベストだけにまずこれは買いでしょう
くるみで◎にしたときに書きましたが、Hyperion4・5×4の母母にミルジョージ、ゴールドヘイローと配してナスキロラトロのクロスですから、地味な累代ですがやることはちゃんとやった配合です
アンチュラスもあんな馬じゃないはずで阪神1400m向きのパワー型だけに変わり身に期待したいところですが、この大外だとまたガツンと引っかかってしまうかも…というのが唯一の不安材料

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする